移行化石の発見 (文春文庫 S 16-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902391

感想・レビュー・書評

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  • 日本と異なり、リベラルな環境下にあっても進化論をタブー視するアメリカの存在に改めて気づかされた良書。

  • 移行化石というのは、種が進化するとき、移行段階の特徴を示す化石のことだ。例えば、クジラの祖先は陸上で生活していたという仮説があったとしても、陸上から水中への移行段階を示すような化石がなければ、仮説は立証されたとは云えないわけだ。
    今どき進化論を知らない人はいないだろうけれど、こうした進化論を立証する化石が発見されたのは結構最近なのだそうだ。21世紀になって発見され、それまでの定説が覆された例も多々あるというのが興味深い。

  • ダーウィンが探していた進化論の証拠、移行化石。ある形から次の形へ変化する途中の姿の実在を証す化石が今では様々なところで発見されているのです。しかしニュースにすらならない…STAP細胞であんなに盛り上がったのに…。そんな研究の現場の最新の情報までを盛り込んでいます。
    しかし、進化論を今でも受け入れない人って全世界で見ると相当な割合なんですね…人類にがっかり。

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