夢に見た娑婆 縮尻鏡三郎 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 20
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902421

作品紹介・あらすじ

しくじり御家人・鏡三郎が今日も行く。好評第7弾!鏡三郎が行きつけの店で楽しむ鳥肉料理。だが鳥問屋をめぐっておかしな動きが……。鏡三郎は飼鳥屋の新三郎のために一肌脱ぐことに。

感想・レビュー・書評

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  •  シリーズ何作目だったかな。何度も書いているようにこの著者の時代小説シリーズは複数あって似ているので、登場人物や舞台背景がついごっちゃになる。これは縮尻鏡三郎だから大番屋元締の話だ。今回は飼鳥屋という野鳥を捕らえて問屋に卸す稼業の新三郎をめぐる何やかやの連作物。野鳥といっても自由には捕ったり売ったりできない時代なので、いろいろ面倒くさい仕組みや役目があって、まずはその説明をのみ込むのが一仕事。なんとか筋に入ればあとはまあ例のごとし。押し込み強盗の片割れを追いかけて上方まで出張って行ったりするうちに、紆余曲折あった新三郎も元の飼鳥屋稼業にもどって一件落着。安心の可もなく不可もなし。

  • 縮尻鏡三郎シリーズ第7弾
    久しぶり、待っていました。
    今回は鳥問屋の話。

    利根川の南側から手賀沼周辺も鷹場だったそうで、密漁事件も発生、他でも同様な事件が発生していたことから、翌年この本にでてくる様に、江戸市中に集まる鳥類は幕府公認の6軒の水鳥問屋と8軒の岡鳥問屋のみで扱うことになったらしい。

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著者プロフィール

1941年兵庫県生まれ。早大法学部卒。85年『大君の通貨』で第4回新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞。おもな作品に『物書同心居眠り紋蔵』『八州廻り桑山十兵衛』『縮尻鏡三郎』『町医 北村宗哲』などがある。

「2016年 『侍の本分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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