切り絵図屋清七 栗めし (文春文庫 ふ 31-4 切り絵図屋清七)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902469

作品紹介・あらすじ

まっ当な人々を救いたい! 正念場の人気シリーズ小伝馬町の牢を出たばかりの男が殺された。調べを進める清七は勘定奉行に繋がる一本の糸に気付く。人気人情シリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • 第四弾
    悪同心の犯罪と背後の大物との結び付き
    二つの事件を絡めながらの展開

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    切り絵図屋の店先で倒れた身重の女性。小伝馬町の牢にいる夫を案じる様子を見かねて何かと力になる清七たちだったが、夫は出牢から三日後何者かに殺められてしまう。事件を調べる中で浮上した同心の名から、もう一つの殺し、そして勘定奉行の関わる大きな陰謀との繋がりが見えてきた―大切な人を守れ!人気シリーズ第四弾。


    平成30年7月10日~12日

  • 2015年2月刊。文庫書下ろし。シリーズ4巻め。2話の連作短編。関わった人の事件を解決し、武家時代の主家に関わる事件が、1話毎に少しずつ進展するというパターンだが、今回は、興味を惹かない話が多く、読みづらかった。確固とした作品世界の構築は、これからなのか。

  • シリーズ4作目だけど、全体の大きな流れもそろそろ終りが見えてきた? もう次くらいで大詰めになってもいいような感じです。藤原さんのシリーズは、似てるようなとこがあるけど、でも主人公のキャラがきっちり書き分けられてるよなあと改めて感心した。

  • 【まっ当な人々を救いたい! 正念場の人気シリーズ】小伝馬町の牢を出たばかりの男が殺された。調べを進める清七は勘定奉行に繋がる一本の糸に気付く。人気人情シリーズ第四弾。

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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