侠飯 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 770
レビュー : 143
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902483

作品紹介・あらすじ

グルメ×任侠!! 書き下ろし小説!就職活動中の大学生が暮らす6畳のワンルームに転がり込んできたヤクザは、妙に「食」にウルサイ男だった! 異色グルメ小説。

感想・レビュー・書評

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  • コミック版を読み、原作小説があることを知り読んでみた。
    薄くて内容もライトなので読みやすい。2時間あれば読める。
    コミックはだいぶ内容を膨らませてたんだな。

    写真も絵もなく文章だけで料理を作ってみたい気にさせるのはなかなかすごいと感じた。ジェイルライス作ってみたい。

    ラストシーンはコミックでも感動して涙腺が緩くなったけど、小説も負けず劣らず。良いラストでした。

  • すっごく面白かった。任侠と料理はなぜこうも相性がいいのか。何気なくしている料理だけど、もっと丁寧にしようと思えたし、ストーリーも非常によかった。

    「俺たちの家業は、いつくたばるかわからん(中略)いいかげんなものは食いたくないんだ」というセリフに激しく同意した。なかなか難しいけれど、一食一食を最高の料理にしたいという気持ちは、私たちも持つべきなんだろうなと思う。

  • かまぼこ炒めたくなる小説
    サクサク読めておもしろいから、活字苦手な若者にぜひオススメしたい!

  • どこにでもある食材で美味しいごはんを作る。その作り手は、頬に大きな傷跡のある(そして小指の先がない)ヤクザだった。。。

    もっと、仁義なき戦い的なのかと構えていたけれど、主人公はあくまで就活中の大学生なので、はでなドンパチはありませんでした。
    柳刃さん、苦みばしってていいオトコですね。
    料理目当てで読み始めたものの、想像以上に面白かったです。
    続きも読みます。

  • 1話が非常に短いので、ちょっとした空き時間でも切りよくテンポよく読めました。
    深い話ではないし、難しい話でもないので、気軽にたのしまめすよ。

  • この本を読んでいると、まったく料理をしないでもしたくなってくる笑
    所々いい話しが凝縮されて出てくる。しかし当たり前の事を言っているだけなのだ。
    会社はやはり人で動いている。ふと思ったがヤクザの世界は組長が社長。それを筆頭に組織としてはかなり出来ていると思った。普通の会社もここまでの人間関係はできないが、義理や信念を持って仕事をすれば組織としては強固になるのかもしれない。
    最後には、おっそうなんだ!ちょっとした驚きがある。

    内容は、料理は別ものと考えて、なかなか良い事を言ってるので今の若い人達に読んで欲しい本だと思った。

  • 就職活動に悩む大学生・若水良太は、ヤクザどうしの銃撃戦に巻きこまれ、組長の柳刃竜一が部屋に居座ってしまう。居候の柳刃はお取寄せが趣味でキッチンを占領しては料理を作り、恐怖と美味に混乱する良太。そこに同級生たちも加わって事態は予想外の方向へ!まったく新しい任侠×グルメの異色料理小説。文庫書き下ろし作品。

  • めちゃくちゃ美味しそう
    と思わせる文脈

  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    就職活動中の大学生が暮らす6畳のワンルームに転がり込んできたヤクザは、妙に「食」にウルサイ男だった! 異色グルメ小説。
    就職活動に悩む大学生・若水良太は、ヤクザどうしの銃撃戦に巻きこまれ、組長の柳刃竜一が部屋に居座ってしまう。居候の柳刃はお取寄せが趣味でキッチンを占領しては料理を作り、恐怖と美味に混乱する良太。そこに同級生たちも加わって事態は予想外の方向へ! まったく新しい任侠×グルメの異色料理小説。文庫書き下ろし作品。

    新宿駅近くでヤクザの抗争勃発! 銃弾飛び交うなか、リクルートスーツ姿で歩いていた岩永は、逃げるベンツにそのまま拉致され、一人暮らしの自分の家に組長・柳刃竜一をかくまうことに。カップラーメンや安酒など貧しい食生活ながら気ままな暮らしを楽しんでいたところに、転がり込んできたヤクザは、妙に“食"に煩い奴だった! むさい男ふたりが狭い6畳間で繰り広げる、任侠グルメ小説。

    なるほど・・かなり面白かった。
    映画になるのもうなずけた。
    気楽に読める1冊である。

  • 本当に何となく手に取った一冊。
    余り期待しないで読んだのだけれど、意外にも良かった。
    ここの所、重い本が続いていたので
    この軽さは丁度いい。
    山椒モリモリの麻婆豆腐が食べたくなる。

    『栄養が不足すると、偏った考えしかできなくなる』

    まぁ当たり前と言えばそうなのだけれど、こう改めて文字で読むと、確かにそうだ、と心に染みるものがある。
    ご飯、大事。

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著者プロフィール

ふくざわてつぞう
小説家。『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』など怪談実話から『真夜中の金魚』『東京難民』などアウトロー小説、『白日の鴉』『群青の魚』などの警察小説まで幅広く執筆。2008年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞。『侠飯』『Iターン』はドラマ化・コミカライズされた。近著に『羊の国のイリヤ』がある。



「2020年 『忌み地 弐 怪談社奇聞録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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