国境 上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2014年12月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167902513

作品紹介・あらすじ

直木賞受賞作『破門』をしのぐシリーズ最高傑作!

「疫病神コンビ」こと二宮と桑原は、詐欺師を追って北朝鮮に潜入する。だが彼の地は想像を絶する世界だった。新直木賞作家の代表作!

みんなの感想まとめ

二宮と桑原のコンビが北朝鮮を舞台に詐欺師を追う姿が描かれています。シリーズ第二弾となる本作では、前作を上回るスケールで、北朝鮮の厳しい現実や独特な風景が詳細に描写され、読者はまるで現地にいるかのような...

感想・レビュー・書評

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  • 桑原&二宮コンビが北朝鮮に渡航し、詐欺師を探索していく。詐欺師を見つけ出し、無事に帰国できるのか?続きが気になります。

  • 前作の疫病神に続くシリーズ第二弾。
    北の彼の地(北朝鮮)が舞台になるけど馴染みのない地名がわんさか出てくるため、想像力を存分に働かせながら読み進めた結果、なんとかストーリーを追うことができた。
    北の彼の地の政治、経済、軍事、インフラ事情がよく分かるし、閑散とした平壌の街並みの風景もイメージできる。徹底して取材された作品であることは間違いない。
    ヤクザの桑原と相棒の二宮くんの今後の行方はどうなる。。
    下巻に続く。

  • シリーズものとしてあの疫病神コンビとの再会です。
    どえらいとこが舞台ですな。黒川氏、国交がないこの国に実際に行ったことがあるとしか思えない。

    二人が直接しくじった案件でもないのに相変わらずムチャしてます。どれだけボコボコになるのか、そもそも脱出できるのか、下巻も楽しみましょう。

  • 冒頭の北朝鮮旅行と称した人探しから幕が開けて、北朝鮮という国の実態を知る。
    ニュースなどでもその国の事はよく聞くが、それでも知らない事がたくさん書かれていて、興味深かった。にしても彼の国は我々の斜め上、いやもう斜め上の上の上のよく分からないところに行ってる。

    当初、桑原さんのキャラが濃すぎて濃すぎて(笑)おっかなビックリで、ページを捲っていた。でも、時間が経つにつれてオレオレの桑原、ドジでビビリの二宮の凸凹コンビによる会話のやり取り、同じ詐欺に引っかかったネタなどが面白くて、そこから結構ハイペースで読んだ。
    途中、密輸屋の李さんというおじさんが出てくるだけれどこのおじさんのキャラが中々、良い。

    上巻が終わったのでまだ、核心には至ってない。下巻でどう展開するのか楽しみ。

  • 同級生の本棚にあったので手に取ってみた。韓国が舞台の作品は読んだ事はあるが北朝鮮が舞台の作品はおそらく初めて読んだと思う。登場人物の掛け合い、テンポ、ベールにつつまれた異国の地で繰り広げられる攻防に引き込まれます。黒川博行さんの他の作品も読んでみたくなりました。

  • 北朝鮮の様子が良くわかる。黒川氏はどこからその情報を得たのか?疫病神コンビはいつも通りキレキレで、ストーリーが進む。下巻が楽しみです!

  • どこへでも行きますね、このお二人。会話のテンポがすごい! さすがさすがの疫病神シリーズ。

  • 疫病神シリーズ第二弾

    なかなかいけない北朝鮮内部を非常にリアルに書かれている。
    暴力団ストーリーで内容はハードボイルドに近いが、ギャグセンスもあり読んでて楽しい。
    上下共にすぐに読み終わる。

  • 疫病神シリーズで北朝鮮へ行くというとんでも展開
    少し時代背景が古いので今がどうなのかは分からないがあの国でイメージする雰囲気はよく描けていた気がする

  • 疫病神シリーズで一番面白い。

  • グイグイ読める。
    面白い上に、北朝鮮の実情も知れる。
    作者の取材力の賜物。

  • 桑原と二宮の掛け合いがテンポがよく読み手を引き込む。が、北朝鮮の設定が自分には馴染まなかった。また、長編なので仕方がないが、進展が遅く中弛みしてしまった。
    下巻の展開の早さに期待。

  • ググッと読んでしまいました。
    ヤクザと建設コンサルタントが北朝鮮に行く。。
    んなことあるかいと思いつつもついつい引き込まれてしまいました。主人公コンビの掛け合いにつられて一気に読んでしまいます。

  • 桑原サイコー!
    早く続き読みたい。

    とは言っても文庫本なのでたまに電車に乗ったときしか読んでいない。にもかかわらず、セリフ一つで場面が蘇ってくるこの臨場感すごい。

  • しかしとてつもない取材力。謎に包まれた北朝鮮の実態を知るにはとても面白い。

  • 疫病神シリーズ第2弾。上下巻だとは。

    桑原と二宮のコンビが詐欺師を追って北朝鮮へ。
    相変わらず、会話のテンポが良くサクサク読める。

    追いかける趙の姿は全く見えないが、上巻だからこんなもんか。
    勿論、下巻も読むのだが、組筋やパチンコ屋から借りた多額の金を返すという展開は考えずらく、かと言って趙が消されてめでたしめでたしもつまらない。

    オチがどうつくのか楽しみな下巻へカチコミじゃ!

    星は3つ。3.5とするが、星に意味はない。

  • 建設コンサルタントの二宮と二蝶会幹部の桑原。
    二宮は重機の輸出で、桑原は組の若頭がカジノ建設の投資話で
    それぞれ詐欺に遭い、企んだ男・趙成根を追って
    趙の逃亡先である北朝鮮へと向かう。
    平壌に降り立った二人だが、そこには想像以上に厳しい現実と監視が待っていた。

    そんなあらすじ。
    まずあまりにも詳細でリアルな北朝鮮の描写に息を呑む。
    現実でも何の情報も入ってこない北朝鮮という謎に満ちた国。
    恐怖というイメージがかなり先行してるが、
    小説の中で描かれる描写は想像以上に厳しく過酷である。
    よくここまで詳細に描写できるものだと驚かされる。
    ニュースなどで知る現実の倍をいく過酷な北朝鮮の国民の現状。
    のうのうと日本で生きている自分が滑稽に思えてしまう。

    韓国・北朝鮮の人たちのあの独特の発音の名前に
    漢字は当てがわられているが、読み方が覚えきれず
    その辺が読んでて苦戦してしまうという難点はあるが、
    北朝鮮と大阪を行き来する物語はどんどん泥沼に沈んでいく。
    なかなか骨太なスリルを味わわせてくれる上巻。
    果たして、下巻はこれより過酷な状況が待っているのか。
    続きが楽しみである。

  • 北朝鮮の描写は著者の渡航経験?それとも何かの情報から入手したものか?いずれにしても、現実に則してるならすごい所だな。行きたく無い。とうもろこしの味噌汁ご飯は絶対食いたく無い。
    果たして、この状況でどんな展開になるのか、下巻が楽しみ。

  • 私の中のハードボイルドの金字塔。
    鮫より野獣より疫病神。この疾走感!

  • 初の疫病神シリーズ、この作家さんの作品も初

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著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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