言葉尻とらえ隊 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2014年12月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167902575

作品紹介・あらすじ

芸能人の結婚報道にサラッと何気ない顔で割り込んでくる「妊娠はしていない」のフレーズ、濁音が2つもあってパワフルすぎる「激太り」、どっちなんだかわからない「元・現役東大生タレント」の肩書き、叶姉妹のブログで見つけた「珍し超ハイグレード」という小学生ワード、テレビの流行に気に入らないことがあると出てくる「ナンシー関だったらどう論じただろう」の聞き飽き感……。

ニュースやCM、芸能人ブログやツイッターなどで見聞きした一言から、ペットボトルのラベルや魚肉ソーセージのパッケージに書かれた文字まで、日々の生活の中で目や耳にして妙にひっかかった言葉の数々。その言葉から漂う"モヤモヤとした違和感"の正体を、能町みね子が明らかに!

ひとつの「言葉」につき約700文字の短さでズバッとロジカルにまとめた文章は、もはや名人芸。「思わず笑って膝を打つ」と大好評、「週刊文春」の人気連載コラムが文庫オリジナルで登場!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

日常の中で目にする言葉に潜むモヤモヤを、鋭くロジカルに分析する内容が魅力です。著者は、ニュースやSNS、さらには商品パッケージに至るまで、さまざまな言葉を取り上げ、その裏に隠れた意図や感情を明らかにし...

感想・レビュー・書評

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  • 潔いほどにシンプルな装丁。なんだこれと思ったら尻か!タイトルが言葉「尻」とらえ隊だから!目次も、能町さんの捉えた「尻」であふれています(笑)「ですだよ」「新党○○」「妊娠はしていない」「激おこぷんぷん丸」「母さんたすけて詐欺」etc…。テレビやネットなどで「ん?」とひっかかったこと、ありませんか?能町さんが拾いまくった「言葉尻」のモヤモヤにはいちいち同感。短いながらも鋭い指摘でそのモヤモヤの正体を暴く。さすがです。
    最近は「こじらせナイト」や「ヨルタモリ」など、テレビでもおなじみとなりつつある能町さんだけど、やっぱり活字の能町さんはいいわ!こっちの方が個人的には馴染みがある。
    内容のほとんどに共感しまくりだったのだけど、一つドキッとしたのは、テレビの流行に気に入らないことがあると出てくる「ナンシー関ならどう論じただろう」。うっ、自分結構思っちゃってます。よく考えりゃ能町さんは年下だったか、ここで世代の差が出たかな。
    約3年分の「週刊文春」の連載をまとめたものとのことで、この3年の世の流れがよ~くわかって実に興味深いです。

  • じゃぁ私は「揚げ足を取られて転び隊」です。。。

    文藝春秋のPR
    http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167902575

  • 「なんかもやもやするけど言うまでもないこと」や「なんかもやもやするけど何にもやもやするのか言い表せないこと」をスッキリ書いてくれている。
    ときにはキツいことを書いているのに、嫌みっぽさがないばかりか爽やかな感じまでしてくる。能町さんの言葉の使い方はすごい!

    <おまけ>
    2019.3.27
    能町さんらが「高輪ゲートウェイ」という駅名反対署名をJRに提供したというニュース。能町さんGJ!!!!!

  • 能町さんの著書は初めて読んだが、すごく言葉を深読みする方のようだ。
    誰かが発した言葉の裏側を、たぶん発した本人よりロジカルに考え、
    その言葉尻から隠れた本心を探るのがお見事。
    いいとこ突いてるなぁ。

  • 「考えさせられた」は、要するに、「普段は考えない社会問題、世間の不条理、矛盾、やるせなさなどについて珍しく考えてみたけど、いまいちなんの結論も得られなかったし、どう考えを巡らせたのか言語化するほどの頭脳はありません」という意味でしょう
    もっと砕いて言えば、「難しくてよくわかりませんでした」と同義です!

  • 第85回アワヒニビブリオバトル「【1日目】おうち時間DEビブリオバトル」1時間目 国語で紹介された本です。
    オンライン開催。チャンプ本。
    2022.05.03

  • ネットや雑誌、CMにさらっと流れる一言に対して、著者がその言葉尻を、風刺とユーモアを添えて一言で評価する本。
    ネットの炎上に対して、かなり興味のある様子など、全く世間に対して媚を売ってなくて、発言も誰かの受け売りとかではなく、一個人の、しかもちゃんと考えた上での意見を述べられてて、かなり面白く興味深かった。

  • CMやネットニュース、ブログなどを見たり読んだりしたときに、一瞬感じる「モヤモヤとした違和感」を、見事に言語化し分析してあって、共感することばかりだった。著作は初めて読ませていただきましたが、その洞察力や分析力に、すっかりファンになりました。

  • さすがの皮肉視点

  • 久々のヒットエッセイ!!そうそう!わかるー!というものばかり。他のも読もー!

  • 日常の中から違和感を感じる言葉を取り出し、あれこれ考察する作者。その観察力、推察力が面白い。

  • つまらない。10%程度で挫折。

  • 2013年当時のコラム。「あったね〜」と、思わず頷いたり、笑ったり。柔らかい毒と絶妙な言葉遣い。面白い。

  • 笑い飛ばせます。

  • ちまちま読むのにちょうどいいです。
    なるほど、と思うこともあるし、
    そうかなーと思うこともありましたが
    おもしろく読みました(^^)

  • 2011年10月~2014年5月に週刊文春で連載されていたエッセイのまとめ。

    揚げ足取りのエッセイだがところどころチクリチクリと小気味よい。

    少し前の時事ネタなので今読むとそんなことあったなぁと思う。

  • 能町テイストにあふれる一冊。

  • 「仲良し」する、とか初めて知った
    ナンシー関ならどういったか病
    結構鋭い
    ツィッター、テレビ、芸能人の謝罪文
    目配りの範囲も広い
    「激おこぷんぷん丸」など
    2011年秋から2014年5月あたりまで
    乙武氏のレストラン炎上事件や藤圭子死去の頃
    イラストは割と省略

  • 「むしゃくしゃ」「妊娠はしていない」に同感。
    確かに「下腹部」と陰部は別だ。
    「美しすぎる」もたいがい聞き飽きた。
    「芸能人」を特別視するのもどうかだし
    「がんとの闘い」を期待されるのもいやだし
    「激太り」という言葉は濁音が2つでインパクトがある。

    どうしてもナンシー関と比べてしまうが、おそらくこの方はすごく真面目な方なのだろう。
    「ナンシー関だったらどう論じただろう」で「激おこぷんぷん丸」になりかねないから自重します「ですだよ」。

  • 1つ1つが見開き1ページで終わるので、サクサク読めた。
    時事ネタが多いので、「あー、こんなことあったなー」と思いながら読む。
    乙武さん、レストランと揉めてたけどこの後不倫暴露で大変なことになるんだっけなー、とか。
    能町さんが「プロ彼女」について初めて言及したのもこれ。
    個人的に一番ウケたのは、海老蔵の「猫関係ないです。」ってやつ。
    さすがに今は消えてる、多分。

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著者プロフィール

北海道出身。文筆業。著書に『逃北』(文春文庫)、『雑誌の人格』(文化出版局)、『結婚の奴』(平凡社)、『ほじくりストリートビュー』(交通新聞社)など。大相撲好き。南より北のほうが好きで青森好き。2021年から一年の半分くらい青森に居住している。

「2026年 『デッドエンドで宝探し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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