はるまき日記 偏愛的育児エッセイ (文春文庫 た 94-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902629

作品紹介・あらすじ

ドラマ化&アニメ化もされた大人気漫画『臨死!! 江古田ちゃん』の著者であり、「マウンティング女子」の名付け親でもある、瀧波ユカリの初エッセイを文庫化。 2010年9月に生まれた愛娘、通称「はるまき」が、飲む出す吐くしゃぶる寝る泣くを繰り返しながら、寝たきり乳児から走り回り乳幼児になるまでを描いた育児日記には、乳児を抱える新米夫婦の大いなる妄想や現実逃避、大人のホンネが満載! スリル満点のおむつ替え、新しい授乳法「おっパブ」の開発、乳児に向かって時には歌い踊り、時には淡々と説諭する夫……。突然やってきた宇宙人のような娘に翻弄される両親の姿に笑いながらも、行間からこぼれ落ちる隠しきれないわが子への愛情に思わずホロリ。 生後半年で東日本大震災が起こり、著者自身を取り巻く環境も日本も大きく変わった1年間の出来事を、娘の成長とともに綴ったこれまでにない育児エンタメ・ノンフィクション! 文庫版オリジナル企画「その後のはるまき」も収録。解説:伊藤比呂美。

感想・レビュー・書評

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  • 「臨死!江古田ちゃん」は名作だと思う。その作者、瀧波ユカリさんの育児エッセイ。

  • はるまきちゃん2カ月から14カ月(4コマ漫画でその後のはるまきちゃんも)を綴った育児エッセイ。我が娘も2カ月なので、「おんなじ〜‼︎!」と共感しながら読んだ。周りに「すぐ成長しちゃうから今を楽しんで」と言われる。私も娘と一緒の時間を大切にしよう。

  • 育児エッセイ。このジャンル初。
    感想。純粋に面白い。
    子どもって、そんなに漏らすのか!
    そんなに撒き散らすのか!
    いやぁ、笑った笑った。
    そして夢を見るのをやめようとも思った。
    参考になったし、私も観察日記つけたいって思ってしまった。笑

  • 瀧波ユカリさの本ならまちがいない。

  • 震災後の不安にかられる様子にザワザワとした。
    現在進行形の不安であるだけに。

    オビの「寝返ったな!」はぜひ使いたい。

  • 出産も子育ても、自分にしかできない方法でやるのがいいんだと思った。
    みんな女であり母であり一人の人間。
    母親はこうあるべきというものなんて、関係ないなと思った。
    うまく言えないけど読んでよかった。

  • ごく普通の子育て生活が全然普通じゃないお母さんの視点で淡々と書かれていてとても楽しく読めた。子供への愛しさだけでなく、この子を失ったらどうしようというような子供への不安にとても共感した。

  • 育児ノウハウ本ではない。ただただ、はるまきがかわいい。という日々。噴き出しでしまう箇所が多かったので、人前で読むのはおすすめしない。

  • 2014.12.15 読破。

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著者プロフィール

漫画家。北海道生まれ。著書に『臨死!! 江古田ちゃん』『あさはかな夢みし』『モトカレマニア』(以上、講談社)、エッセイ『はるまき日記』『ありがとうって言えたなら』(以上、文藝春秋)など多数。

「2023年 『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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