64(ロクヨン) 上 (文春文庫)

著者 : 横山秀夫
  • 文藝春秋 (2015年2月6日発売)
3.76
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902926

作品紹介

二〇一二年のミステリー二冠! 究極の警察小説登場!昭和64年に起きたD県警史上最悪の事件を巡り警務部と刑事部が全面戦争に突入。その狭間に落ちた広報官・三上は己の真を問われる。

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • わずか7日間の昭和64年に起きた誘拐事件、通称「ロクヨン」。

    未解決のまま時効が目前に迫った時、警務部と刑事部それぞれに不穏な動きが…。体は警務部、心は刑事部の三上はふたつの間で激しく揺れ、もがきながら必死に真相へ近づこうとする。

    事件後、所在不明になった刑事、引きこもりになった科捜研の青年、一度も異動のない刑事、署長になった自宅班の班長、そして警察を拒む被害者家族。14年間彼らは何を思い生きていたのか。幸田と柿沼の関係を思うと切なくなる。彼らが隠してきたものとは。それがわかった時三上はどう動く…。

    最初の150ページは全然進まなかった。娘さんの家出、不本意な人事異動で辛いのはわかるが、あのイライラにはうんざりした。娘さんの家出の原因は三上にもあると思う。平手打ちはまぁいいとして、女の子にグーパンチありえないでしょう。「補欠野郎が」などと、人を見下す三上がどうしても好きになれない。

    でも、ロクヨン事件が動き出してからはどんどん面白くなってきて、人と人の気持ち、繋がり、やはり私は人間ドラマが好きなんだと改めて思った。

    警務部対刑事部、広報室対記者もかなり熱く、警察小説・男社会が好きな人には読み応えたっぷりの作品だと思う。

  • 暗くて入り込むまでに時間がかかったけど、入り込んだら続きが気になって仕方がない!
    久しぶりに面白い小説!!

  • 緊張感で息が詰まる。
    下巻でどのような終幕を迎えるのか。

  • 登場人物が多く、誰だっけこの人?となるがまあなんとかなるのでそのまま読み続けることをオススメします。
    後半の誘拐犯人には想像が及びましたが、まさかそういうことで。。。という驚きがありました。
    横山作品では半落ちをドラマで観て、なにこれ?全然ツマラナイ!と思っていたのでなかなか手に出来なかったのですが、ロクヨンは確かに価値のある作品だと思います。
    ただ、広報官としての主人公の仕事ぶりや娘さんの家出の話がこねくり回されておりましたが、最終的には必要だった?と思ってしまいました。
    総じては、面白い作品★4.2

  • すごく有名だしドラマ化もしてるしついに映画化もしてキャスティングもかなり豪華だし!!って勝手に期待しすぎてハードル上げすぎた。実際読み始めたら、最初はお?と思ったけど警察の内部事情の話ばっかりで登場人物も多いし、、、正直飽きてしまってなかなか進まなかった。
    そもそも主人公の三上はすごく醜い顔だろうけど、映画だとを佐藤浩市さんだし普通にかっこいい。ちょっとイメージ湧きずらかったかなぁ?
    64事件の真相は確かにすごい気になるから、下巻に期待する。

  • 少し前に映画化されて映画の予告編だけ見た。手に取って読んでみると面白い。昭和64年の数日間に起こった解決してない誘拐事件、そこに警察の失態のあったことがだんだんわかっていく。主人公も家庭に悩みを持ち、それゆえ警察で意に沿わない仕事をしている。いろいろ謎が解けたかと思いきや、のところで上巻終了。下巻に続く。

  • 感想は下巻。

  • 昭和64年の誘拐殺人事件(通称ロクヨン)。事件から14年経過してもなお県警では風化されない事件とした捜査されている。そこに警察庁長官が視察に来るという。県警の広報官の三上(元刑事)は長官対応で遺族やマスコミと段取りを組む。ただし、遺族やマスコミとの関係がギクシャクする上に、視察の裏に隠された目的があることに気がついたことで、警察やマスコミとの間で板挟みになる。三上自身も娘が家出し、安否不明な状況で夫婦共々不安な日々を過ごす。本作品は、主人公の三上がどうしようもない状況に陥りながら、さらに隠された謎を解き明かす面白さがある。上巻では謎の提示がメインになる。この困難を三上はどう解きほぐすのか、下巻の期待は大きい。

  • 刑事課から広報室へ移った強面主人公。
    娘が家出をしていて探してもらう為に上の意向に逆らえない。
    長官の視察の為に、未解決の翔子ちゃん誘拐殺人事件の父親に会いに行くことになる。
    頑なな彼との原因を調べ始めるとそこで"幸田メモ"に出会う。
    幸田とは誘拐事件の捜査に関わった人物ですでに警察を退職していた。
    当時の面々を調べると皆あからさまに何かを示している。
    あの時、あの現場で何があったのか。

    上巻は内部抗争と人物の説明ばっかりで大分遠い。

  • 新聞社勤務の経験ある作家さんだけあって、文体が堅い!そして人名が多い(笑
    )慣れるまでなかなかスピードに乗れずもどかしかったけれど、だんだん面白くなってきたら自然とスピードアップしてた。こりゃ、面白い!この感覚のまま下巻にいきます!

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