金沢あかり坂 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2015年2月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167902957

作品紹介・あらすじ

五木文学の集大成! 古くて新しい「愛」の小説



恋にひたむきな女と、夢を追いかけた男――失って初めて気付く恋の輝きを描くオリジナル短篇集。単行本未掲載「金沢あかり坂」収録。

みんなの感想まとめ

金沢の魅力と深い愛の物語が織りなす短篇集で、特に「金沢あかり坂」はその独特の雰囲気を存分に味わわせてくれます。作品を通じて、恋にひたむきな女性と夢を追う男性の姿が描かれ、失ったものの大切さに気づく瞬間...

感想・レビュー・書評

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  • 金沢旅行に行くため、その地の話を読みたくて手に取った。1話の金沢あかり坂のみ読了。金沢独特の雰囲気、坂の話など、ぜひ現地で見てみたいものが増えた。

  •  何度読んでも心にしみます。

     災害からの一日でも早い復興を願います。

  • 歴史ある深いまち、金沢。
    五木寛之の世界がいっぱい詰まった素敵な作品だったな。

  • Travis Japanの福井遠征に際して金沢に宿を取ったので読んだ。だらだらとしていてあまりドキドキできず、金沢を舞台とする必要性もあまり感じなかった。後書きの、金沢が「蠱惑的」という表現には共感する。

  • これ2025年の最後に読了したもの。
    金沢は年に数回いくけど、自分が歩いたところとかが出てくると、懐かしいものがよみがえってくる。解説にもあったけど、この本をガイドみたいに歩くのもおもしろそう♪

  • 懐かしい金沢、内灘、浅野川、間の抜けた方言。五木寛之が金沢に住んでいた事を初めて知った。私の場合高校の3年間を過ごしただけだが、この街に永く住むと抜けられなくなるという感覚はわかる気がする。

  • しっとりとした恋愛小説集かと思っていたら、
    遠い昔の金沢の恋のものがたりもあり、
    金沢という町の持つ、不思議な魅力が
    引き起こす、ちょっと怖い話や、
    作者がこの町に魅入られ、
    距離を取ったり取られたりしながら、
    やがて離れることになった理由など。

    どの話も、それぞれ違う色合いで
    金沢という町の魅力を存分に見せてくれた。

  • 金沢を舞台に1978年〜2008年に雑誌に掲載された短編集4編。
    「浅の川慕情」と「金沢あかり坂」は、恋人を残して去った金沢を久しぶりに訪れた男の感傷と、身を引きながらも強く生きる女の物語。
    「聖者が街へやってきた」は、昭和40年代、この街になぜかヒッピーが集まり始めるという、一風変わった話。

    久しぶりに読んだ五木寛之、面白かった。
    (図書館)

  • 昭和7年福岡県八女市(お茶が美味しいですねw)生まれの五木寛之さん、昭和40年から44年の4年間、金沢で過ごされたそうです。地元の人よりよそから来たものの方が、熱心に興味を持ち、よく勉強するって、よくありますねw。「金沢あかり坂」、2015.2発行、古都金沢を舞台にした短編4作が収録されています。「金沢あかり坂」と「浅の川暮色」しっとりと心に響く作品です。金沢ならではと思います。「小立野(こだつの)刑務所裏」は私小説風で著者の金沢への思いが詰まっています!

  • 作者の五木寛之さんは、金沢に少し住んだことがあるらしい。しかも「金沢を選んで」住んだらしい。そんな人の描く金沢が、本物かどうかは別として(誰がどうやって本物と判断するか難しいが)金沢のとなり町・砺波で生まれ育ち、「街で遊ぶといえば金沢」だった私の感覚だがかなり金沢らしい気がする。金沢の華街ってなんかいいなあ。(コミュニティが)狭くて遊びづらそうな気もするけど。

  • シュールとロマンと

  • 古都=金沢の不思議な魅力が、そこに暮らす人たちの人間模様によって表現されている。地に足を着けて生きる者。外の世界に憧れて逃げ出すもの。変革を求めて新しい風を持ち込むもの。そうしたすべての者たちを、金沢という街は常に暖かく包み込んでくれる。そんな全体像がこの作品から見えてくる。

  • 五木寛之の北陸金沢を舞台にした短編集。「金沢あかり坂」以外は初期の作品。なんと言っても、表題作「金沢あかり坂」の冒頭部分、金沢の街を表現した文章の美しさに圧倒された。やはり手練れの、そして北陸、特に金沢を熟知した著者にしか表現できない文章だ。この作品が一番最近のもので残り三作品は1970年代に書かれた初期のものだ。しかし、作品を読む限り、年月を経た古びた感覚はなく、情緒ある古都ににふさわしい作品ばかりだ。どの作品も読後に静謐な余韻を残す。最近は小説が発表されることが少ないが、さすが五木寛之だと感じた。このような五木作品をもっと読んでみたい。

  • 思ったほどでもなかった。
    あまり入り込めなかった。

  • 【五木文学の集大成! 古くて新しい「愛」の小説】恋にひたむきな女と、夢を追いかけた男――失って初めて気付く恋の輝きを描くオリジナル短篇集。単行本未掲載「金沢あかり坂」収録。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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