コンカツ? (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2015年2月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167902964

作品紹介・あらすじ

笑いと涙の婚活エンターテインメント!



顔もスタイルも悪くないのになぜかいい男との出会いがない! 合コンに打ち込む仲良しアラサー4人組は晴れて幸せをつかめるのか?

感想・レビュー・書評

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  • ロマンスはケイザイを
    超えるか?

    定職、年収、資産 etc

    歳を重ね人生に冷静に
    なるほど、

    経済力は無視できなく
    なる。

    しかし、長引く不況で
    経済力を備えた男性は
    稀な存在に。

    ロマンスを感じる相手
    はもっといない。

    もはやロマンスと経済
    を秤にかけるそれ以前
    の問題です。

    でも、どんなことにも
    例外はあります。

    望むほど経済力がなく
    それを超えるロマンス
    も感じない。

    なのに、なぜかこの人
    が気になる・・・

    そんな例外にまみえた
    とき恋愛が始まるのが、

    現代という時代なのか
    もしれません。

    主人公の智香が身近な
    知人にそっくりで、

    終始ヤキモキしながら
    頁を捲りました(笑

  • 仕事柄興味があり手に取った。アラサー女子の婚活に熟年離婚と興味深く読めました。

  • 展開が早くて読みやすい。ハッピーエンドで締めもすっきり。少し途中で中だるみした感があった。

  • そこそこ、面白かった。
    妊娠中にアルコールって大丈夫なの?とそこが気になりました。

  • 『華を匂わせながら獲物を待つ?』

    相変わらず石田衣良さんの作品は街が似合う。そして、お洒落なファッションと美味しい料理、お酒、そしてピリリと効かせた風刺のバランスが読者を物語の舞台へと引きずり込む。

    なぜ人は異性を求めるのか、恋はどうやって始まるのか、失敗を恐れない。たくさんの男女。まるで僕には想像もつかない夢物語。こんなにおしゃれな恋を魅せられたら、もうサンダルを突っ掛けて街は歩けない。いつもよりちょっとだけ長く鏡と睨みあって、笑顔を確認してみたり。次へ生活へ繋ぎたくなる。

    今を生きているのに乾いた振りをしてる僕にはぴったりの1冊。恋せよ中年男女たち。

    女子の頭の中は僕はこの程度だと思う。失礼か失礼じゃないかは、自分の胸に手を当てれば明確。

  • 石田衣良さんの作品は2冊目。
    『娼年』が凄い良かったので、本作もウキウキで読み始めた。

    恋愛ものかと思って構えてたけど、紹介文にもある通り「婚活エンタメ」だった。
    あっさり引き込まれ、気づけば読み終えてた。
    そして清々しい読後感。
    いいね。とてもいいね。

    登場人物は女性が多く、それぞれの色恋をうまく表現してるのは凄いと思った。
    石田衣良さんって男性ですよね?
    もしや、女性の心情が手に取るようにわかるスペシャルイケメンなんでしょうか?

    とは言いつつ、俺も男なので描けてると勝手に思ってるだけで、女性から見たら違ったりするのかな?
    女性視点での感想も読んでみたいと思います。

    有意義な読書タイムをありがとうございました
    この読後感を噛み締めつつ

    世間はクリスマスですね。
    なんか胸キュンしたくなりました。
    この年齢での胸キュンは別の意味になりかねない。

  • 面白かった!年齢とともに相手に対するハードルも掛け金も上がっていく反面、若さという圧倒的な武器は消費期限付き。結婚って大変だなと思った、改めて。
    それと、やっぱり自分のなんとなくの違和感や悪い方の直感は信じた方がいい、難しいけど。

    シングルマザーで子供を産む人や、熟年離婚する人、とりあえず結婚したい人、色んな考えを持った人が出てきた。主人公の世間一般的にいう「女として」の魅力だけではなくて、人間としての魅力(仕事の能力なんかも含めて)を総合的に評価されたいという気持ち、とってもわかるし同感だ、これって贅沢なのか?

  • 登場人物が自分と同じ世代ということもあり、共感できる部分が多かった。時代に沿った内容だと思う。恋愛したくなった。このままの状況で30代になるのがこわかったが、少し楽しみになった。



    ★どうにもならない世界より、自分の生活を充実させることの方が、ずっと重要ではないか。

    ★自分の幸福は違う。心がけしだいで、どうにでもなるものだ。男たちがそれに気づいて、世界や社会より自分の幸福の追求に目覚めてくれたなら、きっとこの国の多くの女性がもっと幸せになれることだろう。

    ★皮肉なことに自分には決して慣れない誰かにあこがれるのが、人間なのかもしれなかった。

    ★あのね、靴と男は最初からあったやつしか、買ったらダメなの。いい人はよくて、ダメな人は永遠にダメ。それが男の人を選ぶときの鉄則だと、私は思う

    ★あきらめちゃだめよ。1人より2人。人間は2人で支えあって生きるものなんだからね

    ★底なしの穴に落ちるように始まるのではなく、あてもなく散策するように始まる恋もあるのだ。

    ★恋愛はもちろん大切だけど、ずっと長く付き合っていくには、男も女も人間性が1番ですよね

    ★恋愛においては人間性が重要だ。けれど、幻想また重要なのだった。要するにいい勘違いの連続が恋愛である。

    ★始まりは一回しかできない。もう一度やり直すことも、別のやり方に変えることもできない。だから、なるべくゆっくりといきたいんです。

    ★出会いは双子だというものがあった。なぜか素敵な人とは2人ずつ出会うのだ。

    ★ 30歳って素敵な年齢じゃないですか。みんな魅力的だし、悩んでばかりの20代よりずっといいですよ。


  • アラサー女子4人の婚活物語。

    智香は頭と心と身体の不思議を考えた。
    そのすべてがそろわなければ、恋はできないのだ。

    このフレーズが印象に残った。
    結局は理想のタイプとかは関係なく、理屈じゃなくて惹かれ合う相手のことを好きになるのだと思う。

    だけど結婚はそうもいかない。
    その人と同じ家で毎日顔を合わせて、幸せな時だけでなくつらく悲しい時も時間を共有して何十年も生きていかなければならない。
    そう考えるとやはり恋愛と結婚は違うなと思うが、経済力があり優しければ良いというわけでもない。

    私の母は三姉妹の真ん中だが、他の2人は40代になった今でも未婚のままである。
    そんな2人を間近で見ていると、なんて寂しい人生だろうと思う。
    人間は1人では生きていけないのだ。

    30代前半のうちに結婚をして子どもが欲しいな、とまだどこか遠くの未来のことのように考える20歳の今。
    それでも結婚したいなぁとこの本を読んで改めて思った。

  • 仲良しアラサー四人組に足りないのは彼氏だけ。四人それぞれが理想の結婚を目指して合コンを繰り返すが…。主人公の年齢も境遇も近いのでかなり共感して読めた。そうそう、合コンみたいな作為的な出会いにはなかなか好みの人や好きになれる人はいない。

  • 書店に行った際、たまたま目に入ったので読んでみることにした。石田衣良さん自体は「娼年」の作家として知っていたが、一度も読んだことがなかった。アラサーの恋愛模様を描いた物語だが、男性が書いたとは思えないリアリティに驚いた。社会人になり、年を重ねるに連れ、結婚相手に対しては皆経済的に安定した男性を求める。学生時代は盲目的に相手を求めるが、いつの間にかそのような恋愛はなくなっていくのだろうかと思いながら最後まで楽しく読めた。私は共感できる場面がとても多く、大人の恋愛について少し知ることができたような気がしたのでとても面白かったが、恋愛の胸キュン要素を求めている人には全くと言っていいほど響かない小説だと思う。都会の風景描写も目の前に広がるようで総合的に大変満足した。

  • 『婚活』という言葉が使われるようになったのは何年前だったか、自分がいわゆる適齢期20代後半よりも少し後だった気がするから内容としてはちょっと頷けない所もあったけれど楽しめる箇所もあった。どちらかというと智香の両親の離婚問題の方が考えさせられた。合コンというのも今は減っているのではないか、今や出会い系アプリの方が主流のような気もする。

  • コミカルで入りやすい

  • 面白かった。1日で一気に読んだ。
    よくある婚活の話だったけどみんなそれぞれ恋愛観が違って共感できた。

  • 智香と似た立場にいることもあり、共感できる部分も多かった。
    女性の心情について詳細過ぎるくらい描かれていることが不思議。
    今の時代と比べると婚活の仕方は少し古い印象だが、本質的な所は変わってないのかなーと思ったり。

    あえてそうしていると思うが、漢字で表現したら良いところをひらがなで表記していて読みにくいと感じてしまった。

  • 最高、こういう映画も本も大好き
    男性になのになんでこんな本書けるんだろう、全然違和感なかった
    深夜ドラマでいいから実写化してくれないかな〜

  •  大手企業でバリバリ仕事を頑張りながら本当に好きになれる恋人を追い求める主人公だが、なぜかいけすかない。私は合コンも婚活もほぼ経験せずにきたので実情はわからないが、よく取材されているんだろうな、と感じる場面が多い。年収などスペック面だけだと長い結婚生活やっていけないだろうに。
     智香たち4人のあけすけトークはちょっと引いてしまった。少なくとも私の友人関係はこんな開けっぴろげではないな。

  • 面白いけど薄いかも

  • 石田衣良さんって男性なんだ、アラサー女性の心情をよく分かってらっしゃる、、、すごいと思った。

  • 岡部智香
    自動車メーカー広告部勤務。二十九歳。男の腕の稲妻のような静脈は昔から大好物。彩野、沙都子の三人で共同生活。

    小竹彩野
    清涼飲料メーカー企画部勤務。二十九歳。今どきめずらしいAAAカップ。身長は公称百七十三センチ。実際は百七十五ある。智香とは大学時代から十年来のつきあい。

    森沙都子
    総合商社秘書室勤務。バツイチの三十二歳。大学のテニスサークルの先輩。意外なほどおくてで、男性には尻ごみしがちなタイプ。

    中崎結有
    フリーランスのグラフィックデザイナー。二十七歳。智香が主催する合コンの最終兵器。身長は百五十五センチ。あちこちの男のところを泊まり歩いて暮らしている。智香達と共同生活をする。

    黒谷早矢人
    智香とは同じ大学の同じ経済学部。附属高校のころけら有名な遊び人。卒業後は親のコネで広告代理店に潜りこんだ。

    高瀬紀之
    早矢人が中学のころに入っていたボーイスカウトのときの友達。総合商社の五島物産勤務。三十歳。身長百八十三センチ。

    瑠璃
    早矢人の恋人。

    合コン相手
    赤メガネ宮崎良弘
    三十二歳。住宅メーカーの営業。
    黒パンク
    大神浩志地方公務員。
    ヨーダ
    小柄で童顔なのに妙に顔に小皺が多い若年寄。
    偽空間プロデューサー
    リーダー格の妙に遊びなれた風の日焼けした男。

    嶋田由紀
    お見合いパーティーを運営しているエンジェルズ・ギフトの代表。沙都子の友達。

    お見合いパーティー
    塚原容子
    黒ニット。
    宮元絵美莉
    ピンクのドレス。
    朝野哲雄
    三十四歳。公務員。
    増本芳郎
    三十六歳。実家の仕事を手伝っている。
    丸山敦
    四十一歳。公認会計士。
    春日彰信
    三十四。プログラマー。

    津田佳子
    智香が高校三年の時の同じクラス。新婦。

    沢崎由香利
    智香が高校三年の時の同じクラスで当時は親友だった。佳子の結婚式に参加。短大の家政科を卒業し、小さな不動産会社で事務をしている。

    五島物産との合コン
    沼木孝実
    すこしいじわるそうな横分け。頭のおかしな博士。
    横田貴俊
    ちょっとふくよか。賄賂をもらう議員秘書。

    早川麗美香
    智香と同じ広告部で五歳年下の後輩。

    麗美香との合コン
    大杉
    額がひどく広くて、生え際がU字型に残っている。

    岡部弓子
    智香の母。

    岡部浩太郎
    智香の父。三年前に工作機械メーカーを定年退職している。

    笑香
    智香の妹。二十八歳。結婚と同時に仕事を辞め、子供をひとり産んでいる。

    藤代晃
    結有が仕事をもらっているデザイン事務所の社長。

    杏美
    保育士。二十二歳。高瀬の彼女。

    関口博美
    浩太郎の浮気相手。五十二歳。ご主人を長わずらいで亡くした。昔会社でいっしょに仕事をしていた。

    村崎聡美
    沙都子の職場の友人。三十四歳。

    お見合いパーティー
    立花義彦
    一部上場の輸送機器メーカー資材部。三十四歳。

    西田あずさ
    人気急上昇中の女優。二十一歳。

    池本建都
    コピーライター。早矢人と同じ大学で三歳年下の後輩。

    五十嵐啓
    あずさが所属しているスターライズ・プロダクションのマネージャー。バツイチ。三十五歳。

    上田小百合
    智香の大学時代の友人。卒業後は就職せずに大学院に進学し、行動経済学で博士号をとった。

    橋本
    弓子の彼氏。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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