昭和天皇 第六部 聖断 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2015年2月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167903022

作品紹介・あらすじ

終戦のご聖断は、いかに下されたのか?



悪化の一途を辿る戦況は、特攻隊、そして原爆投下という悲劇へと至る。自らの退位をも視野に入れた昭和天皇の「聖断」の背景には何があったのか。新資料で描く昭和史のクライマック

みんなの感想まとめ

終戦に至る昭和天皇の「聖断」をテーマに、戦局の悪化とその背後にある心情を深く探求する作品。著者は、天皇を「彼の人」と呼び、周囲の人物の視点を通じてその内面を慎みを持って描写しています。膨大な資料を駆使...

感想・レビュー・書評

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  •  著者の訃報を耳にして手に取った。昭和天皇裕仁を「彼の人」と呼び、周囲の人物たちの目を通じてときどきの心情や思いを浮上させていくスタイル。これも、過度に天皇の内面に立ち入らないという「慎み」のなせる業だろうか。
     宮中や政治家たちの動静に加え、小説家や画家、アメリカやドイツの記録も参照して遅滞なく語っていく手付きはさすがと思うが、どうして著者がこのテーマに取り組む必要があったのかが今一つ得心できない。半藤一利や保阪正康の仕事で十分だろう。内容的にも決して新味はあるとは思えなかった。
     収穫だったのは、2015年版『日本のいちばん長い日』の直接的な典拠となるシーンが確認できたこと。原田眞人監督版は、半藤のノンフィクションと本書の双方が原作と言えるのかもしれない。

  • 陸軍皇道派から行動右翼、転向左翼と、とにかく革新と名のつく全ての人種を糾合し、新体制運動を進め、大政翼賛会を作り上げた男が、しおらしく謝ってみせる。それは一文の値打ちも無い反省であった。

  • ミッドウェー海戦から敗戦まで
    市井の人が何をどう考えたかを点描、生きること死ぬことが老若男女問わず常在だった時代

  • 【終戦のご聖断は、いかに下されたのか?】悪化の一途を辿る戦況は、遂に原爆投下という悲劇へと至る。自らの退位をも視野に入れた昭和天皇の「聖断」を新資料で明らかにする。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。批評家。慶應義塾大学名誉教授。『日本の家郷』で三島賞、『甘美な人生』で平林たい子賞、『地ひらく――石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞、『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞を受賞。

「2023年 『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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