崖っぷち侍 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2015年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167903190

みんなの感想まとめ

困難な時代背景の中で、登場人物たちがたくましく生き抜く姿が描かれています。戦国末期の安房の国、里見家に仕える武士・強右衛門は、さまざまな試練に直面しながらも、前向きに未来を見据えて奮闘します。彼の姿は...

感想・レビュー・書評

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  • 『死』より『生』

    主家は落ちても、なんだか、happyな気持ちになるエンディング。

  • 厳しい戦国の世ではあるが、登場する人達は、たくましく未来に向かって生活している。ああ、自分も頑張らねばと、読み終わって思う。おばあさんの一言一言が、現状を打破する知恵になっているのは、面白い。

  • 江戸時代も意外にすみにくいものなんだ

  • 戦国末期から大坂夏の陣にかけて、安房の国・里見家に勤める武士の強右衛門が、時代に振り回されて困窮しながら奮闘する姿が描かれます。
    戦に勝っても領地は減らされ、追い詰められても何とか頑張る強右衛門にも好感が持てます。
    如何にも岩井さんらしい、下級武士の前向きの生き様を題材にした話。
    嫁姑の戦いもどこかユーモラスで楽しい話でした。

  • 戦国の覇者である秀吉や家康からみたら、豆粒のような半農武士のしたたかさ・・・ちゅうと、ちょっと違うか・・・。

    次から次へと時代の荒波をひっかぶって、頭を抱えながら、なんとか生き抜く・・・ちゅうのも、ちょっと違うか・・・。

    どこかあっけらかんとしてて、でも、必死に生きる道を探ってて・・・こういうのんが、岩井三四二さんのうまさですね。最後のシーンが法事のせいか、私たちのご先祖様は、みんなこんなんだったんかなと思わされました。

    夫婦がどうやって食っていくんかという言い争いを始めると、決まって、部屋から老母が出てきて、鉦を鳴らし、先祖に手を合わせるシーンも、ふふっと笑いたくなりました。

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著者プロフィール

1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。1996年「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。98年『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、04年『村を助くは誰ぞ』で歴史文学賞、08年『清佑、ただいま在庄』で中山義秀賞、14年『異国合戦 蒙古襲来異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2014をそれぞれ受賞。『太閤の巨いなる遺命』『天下を計る』『情け深くあれ』など著書多数。

「2017年 『絢爛たる奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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