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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167903350
みんなの感想まとめ
多様なジャンルが融合した物語が展開され、読者を引き込む魅力が詰まっています。ミステリーから脱獄サスペンス、さらにはファンタジーの要素までが絡み合い、最後には全てが見事に収束する様子は、まるで劇場での華...
感想・レビュー・書評
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上巻で、これからどうなっちゃうんだ〜と思った結果、下巻はミステリーから脱獄サスペンスになり、ファンタジーになり、エピローグで突如全てがまとまった!
歴史ある劇場で、正統派クラシックを聴こうとかしこまっていたら、はちゃめちゃで楽しいラプソディーが始まり、最後には天井も壁も飛んで行っちゃった!というような読後感。なのに、奇妙な切なさ、なつかしさのようなものが残る。
巻末の解説で伊坂幸太郎さんが「とにかく、色んな世界を旅する冒険譚だと考えるべき」「島田作品なわけですから、ミステリー的な理屈を付け加えている」「そこがもう、異様といいますか、誰にも書けないもの」と書いてますが、まさにその通りだと思った。面白かったです。
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上巻と下巻のテーマ的なつながりがわからず、登場人物だけが共通する二つの別作品と感じてしまった。読書体験としては楽しかったけれども、作品としての出来栄えを評価せよと言われると「よくわからない」という感想。
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終盤の謎解きはさすが島田荘司って言うらしさがあり奇想を現実に落とすのは独壇場。
ただ前半って?ってのは思っちゃうけどね
3214冊
今年113冊目 -
ワシントンDCで女性の連続殺人事件が起きる。警察官のロンとウィリーが事件の謎を追うという、アメリカのハードボイルドもののミステリの空気が漂う。が、突然、"恐竜絶滅の謎”に関する論文が繰り広げられ、気付いたときには、脱獄不可能とされるアルカトラズ監獄からの脱走劇が繰り広げられることに。やがて、脱走した男は、“パンプキン王国”と呼ばれる、ファンタジーとしか思えない場所に迷い込んでしまう。
大好きな伊坂幸太郎さんがおすすめしたので手に取りました。あらすじを読んでみて、きっとみなさん、訳のわからない、とんでも系ミステリかと思われたかと思います。が、これがめちゃくちゃ面白いんです。
本作は、四つの章とエピローグで構成されるのですが、それぞれがまったく色が異なっているんです。ただ、一つの章ごとに一つの作品として出してもいいくらい、どれもが面白い。
物語自体が誰も読んだことのないものに仕上がっているし、すべてが結びついたとき衝撃。圧巻でした。この本を読むことでしか絶対に味わえない感覚。
上下巻で長編で手を出しづらい方もいるかとは思いますが、興味がある方はぜひ、手に取ってみてくださいね。 -
よく、こんな小説を書くな、という、なんとも言えない読後感。あとがきにも書かれているが、ネジ式ザゼツキーに近い印象。
上巻のミステリータッチから一変、アクションものになり、まさかのSFファンタジーか、と思いきやエピローグでまとめられる。
賛否が分かれそうな小説だが、先が気になり読ませる。不思議な小説。 -
猟奇殺人事件の犯人・バーナードは、凶悪犯の巣窟アルカトラズ刑務所に収監され、やむ得ず脱獄劇に巻き込まれる。その行き先は不思議な街・パンプキン王国だった。
解説の伊坂幸太郎氏の「僕には書けない」という言葉が的を得ている。まさか、まさかの展開が次から次へと起こり、最終的にはストーリーが破綻することなく、見事な着地を見せる。特に本作品は島田荘司氏の底力がをまざまざと見せつけられた。感服の一言。 -
1939年、ワシントンDCにあるジョージタウン大学脇のグローバーアーチボルド・パークの森のブナの木の下で、異様な状態の女性の遺体が見つかった。ワシントン東警察署のロン・ハーパーは殺人事件を追うが、犯人は捕まらないまま、新たな事件が……というサイコスリラー的な形で幕を開ける本作ですが、物語は二度も三度もその姿を変えて、おそらく導入から結末の光景を想像できるひとなんてひとりもいないんじゃないかな、と思うような結末を迎えます。風呂敷はどこまでも大きく広がっていたほうが嬉しい。でもそれだけじゃ満足できないから、絶対にその風呂敷は畳んで欲しい、という読む側のわがままを満たしてくれる一冊だと思います。
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最後に騙されてください
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最初からは想像もつかない結末。こんな話の組み立て方があるのか!!
エピローグに全てが集約。こんな濃密なエピローグは初めてだ。下巻、何を読まされているのか?何が目的なのか?ずっとそんな考えの中読み進めていた。
趣旨からいっていい話だったな、とは表現できない。したくない。
しかし島田荘司の力量を思い知る長編。是非一読を。 -
ネタバレになりそうなので詳しいことはかけませんが、原爆の投下場所って…
あとは、ご自身でお読みください
堪能しました -
猟奇殺人の犯人が捕まり、アルカトラズの牢獄に入れられる。そこで脱獄に巻き込まれ…と、気になる展開でワクワク。
その後の展開が突然ファンタジーでなかなかついていけず。
最後まで読んで、え、ああ…そういうこと?となるが、あんまりすっきり腑には落ちなかった。すこし、無理やりだったような?
解説は伊坂幸太郎。何がいるのかわからないジャングルの中に放り投げられたうえ、どこからか物凄い磁石の力で、ぐいぐい引っ張られるような…とあるが、その感覚はなんとなくわかる。
展開が読めない。展開どころか現状も読めない。でも最後は繋がる。その繋がり方に不満はあったけどね。。
でも、面白かった! -
猟奇殺人の犯人が捕まった、と思ったら孤島の監獄に収容され、脱出したと思ったら、不思議な世界で、気付けば原爆の話になって……、最後にやっと、オチが分かる。
解説で伊坂さんが語っていた「何がいるのか分からないジャングルの中に放り投げられたうえ、どこからか物凄い磁石の力で、ぐいぐい引っ張られるような感覚」「物語が線路のように地続きではなくて、ワープに近い」というものがしっくりくる。
読んでいるうちと、読み終わった直後はもやもやした(特に終盤に差し掛かっているのに訳が分からない時はどうしようかと思った)けれど、読んでから少し経つと「初めての感覚だったなぁ」と少しワクワクしたので星4。
でも、結局猟奇殺人の真相はどうなったんだろうか気になる。 -
文体は好きなのだがいかんせん話がぶっ飛びすぎ。最後まとまるにはまとまるけど、、序盤のミステリー感のまま読みたかった。
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話の流れが途中からちょっとぶっ飛んでましたが、そこそこ面白かったです。
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スケールが大きくてすごい。思わず最後は唸ってしまった。途中の論文は読むのが辛かったけど(笑)。
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始まりからは全く想像できない流れで驚いた。
私は最初から話の軸を勘違いしていたから、全体が見えた時は衝撃で、とても面白かった。
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