- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167903510
作品紹介・あらすじ
北野武、松本人志、爆笑問題……最強の藝人=日本人論北野武、松本人志……今を時めく芸人を鋭く愛情に満ちた目で描き、ベストセラーとなった藝人=日本人論。有吉弘行論を特別収録!
感想・レビュー・書評
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そのまんま東、石倉三郎、甲本ヒロト、草野仁、古舘伊知郎、三又又三、堀江貴文、湯浅卓、苫米地英人、テリー伊藤、ポール牧、爆笑問題、北野武、松本人志、稲川淳二、有吉弘之
あとがき/若林正恭
奇人変人、鬼才天才らのエピソードがただただ面白い。ダジャレはくだらないが博士の文章も嫌いじゃない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
引き込まれた‼️
脳が喜ぶ読書タイムを頂いた✨ -
博士のことはあんまり好きではない
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甲本ヒロトは正しくヒーローだけど、石倉さんも好きだなぁ〜
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近頃、水道橋博士のyoutubeを見る機会が多いので、そこから興味を持って読んでみた。2000年代中頃に書かれた文章が多い。
時事人物批評本だと思っていたが、内容は古びてない。名前も顔も知らない人がいて、その章はさすがにキビシかったが、印象的な章がいくつかあった。章によってだいぶ味わいが異なる。書き手の器用さを感じた。書名は「文藝春秋」をもじったのだろうけど、「藝人春秋」は言い得て妙だ。夏でも冬でもなく、移ろいゆく季節である春と秋。そんな季節を生きる藝人の人生模様。
そのまんま東の二面性は、ここで解説されて少し腑に落ちた。ポール牧の章には哀愁を感じたし、テリー伊藤の章では不条理ナンセンスギャグを体現したような人物像におののいた。ホリエモンは嫌いだが、この頃からロケットを飛ばすと言っているのはスゴイ。稲川淳二の章は何も言えん。
いじめの章を読んで、水道橋博士はリベラル寄りの保守なのかもしれないと思った。いじめ問題に関しては「逃げてもいいんだよ」的なことが正論になっているし、実際正しいと思う。しかしそれだけでは生きていけない気もする。
石原慎太郎はキライだが、しかし石原に象徴されるような理不尽で暴力的な壁や圧力のようなものは、案外大事なのかもしれない。枠があってこそ人は自由になれる、というような意味で。それに従って生きるのか、それとも反発して生きるのか。いずれの生き方にも覚悟が生まれるのではないか。今はその壁がリベラルによって壊されつつあって、そのせいで何処を目指せばいいのかわからなくなっている気がする。 -
通勤のお供にと思って読んでみたら、なかなか読み応えがあった。水道橋博士の人物に対するマニアックな審美眼がよいです。出てくる人たちが怪人物ばかりですが、その魅力を的確に説明して一般人にも分かる様に翻訳してくれます。良書でした。
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なにげなく読んだらおもしろくてびっくりした。この人、人間が好きなんだろうなあと思う。有吉弘行の帯文「困るんだよなぁ、あのクズ野郎のことで泣きそうになった」もなんかよい。
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題材となっている人たちはみんな個性の強い人たちなので、テレビ上ではもちろん知っているのだが、この本を通してそれぞれの人間性の部分や画面の裏側の部分も知れることで、それぞれの面白い部分や魅力が分かって楽しんで読めた。特に甲本ヒロトと苫米地の話が好き。
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書いてあることは面白いんだけど文体が不快。博士のナルシシズムがダサいのかなー。解説の若林の文章は美しくて、何が違うんだろうと不思議に思った。