マルセル (文春文庫 た 8-19)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (591ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903596

感想・レビュー・書評

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  • 亡くなった父親が昔に世間を賑わせた有名絵画盗難事件に関係していたことらしきことがわかり、その真相を明かして行く話。
    題材としてはおもしろいと思うんだけどなんかイマイチおもしろくない。と言うか、ちゃんと整理されてない感じ。
    重要人物かと思ってた人がたいして重要じゃなかったり、なんでパリまで行かなきゃならなかったんだっけとか。
    あとお決まりの、ひょんなことから知り合った男性と行動を共にすることによって特別な関係になっていくあたりも安い。

著者プロフィール

作家
1946年山口県生まれ。80年「その細き道」で作家デビュー。84年「光抱く友よ」で芥川賞、94年『蔦燃』で島清恋愛文学賞、95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨、10年「トモスイ」で川端康成文学賞。『小説伊勢物語 業平』で20年泉鏡花文学賞、21年毎日芸術賞。著作は多数。17年、日本芸術院会員、18年、文化功労者。

「2023年 『小町はどんな女(ひと)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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