禁断の魔術 (文春文庫 ひ 13-12)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 10017
感想 : 708
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903770

感想・レビュー・書評

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  • 3.5くらい

    ガリレオシリーズ。ドラマ化されてたけど小説の方を優先した。
    さくさくっと読めた作品。
    ただ一人の家族(姉)を見殺しにされた大物代議士への復讐劇。

    凶器に使われようもしているレールガンは湯川がかつてその制作にかかわっていた
    改良されたレールガンゆうに1キロ飛ぶなんてすんごいなぁ

    ホテル内で見殺しにした不倫相手の政治家。出世、保身、スキャンダルへの恐れ等で息絶えようとする人でも見殺しにするんやなぁと胸糞は悪くなる。

    かつての愛弟子の考えをよみ、最後のショッピングセンターでの愛弟子との対峙はよかったなぁ。

  • ガリレオ先生の深い苦悩を感じざるを得ない結末だった。次にはどうつながるのだろう?
    二つの殺人事件、年齢層も幅広い登場人物が絡み合っていく、今回も素晴らしい内容だった。

  • 科学技術に罪はない。どう使うか、人間の知性が問われている。最後の湯川教授の説得、というか決意の文章が良かった。ガリレオシリーズはクオリティが良いので安心して読める。

  • ガリレオ(湯川)が謎を解いてく短編ストーリー。軽く読めるがさすがの東野圭吾節でトリックが面白いからのめり込んでしまう。

  • これぞ「湯川学」。
    真夏の方程式にもあったガリレオ先生の醍醐味がある。

  • 長編にも関わらず、読後感が短編という不思議な作品。

    長いわりにあんまり内容に厚みはなかったかな〜という所感でした。

    1番気になったのは、大賀が何も裁きを受けないことです。レールガンで殺されなくても、せめてコトが公になって罰を受けるぐらいの話はあってよかったかな、と。

    また大賀が姉を見捨てて逃げましたが、その部分にも疑問がありました。本当に好きだったみたいですし、もう少しやりようがあったのでは…と。

    ビールのグラスを処分するぐらい焦ってた訳ですから、仕方ないのかもしれませんが。

  • シリーズ全編読破したいです!

  • ガリレオシリーズ8作目。
    元は短編だったのか……。
    このテーマは、ガリレオシリーズの長編として相応しい題材だと思う。
    ドラマ版はかなり忠実に実写化されていた。
    むしろ、ラストは原作では描かれていない。

  • ハードカバーの方で読んだことあった禁断の魔術を大幅に加筆修正された文庫版でも
    展開わかっちゃってるからドキドキハラハラ感がなく、初めからこっちで読めばよかった…
    実写観たあと原作読んでるような気分
    そういやこれは実写ドラマもやったらしいけど、お話がいいからそっちも観てみたいな

  • 教え子が起こした事件とガリレオ
    やっぱり湯川先生は科学者としても人間としても尊敬できる

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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