新装版 盲導犬クイールの一生 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903961

作品紹介・あらすじ

あの感動をふたたび。――新装版!この世に生まれ、盲導犬となった一匹の犬は、見守られながら息を引き取った。いまなお多くの人の心に温かさを点し続ける感動の名作。

感想・レビュー・書評

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  • 盲導犬は、視覚障害の方をサポートする犬。これまで、何度か実際に見かけたことはあるが、その実情は全く知らなかった。
    盲導犬はゴールデン、または、ラブラドール・レトリーバーの盲導犬血統を持った子犬を訓練する。生後数ヶ月になった頃、本格的な盲導犬としての訓練が開始される前に、「パピーウォーカー」と呼ばれる家庭に預けられる。人間が信頼するに足る存在であることを理解してもらうためだ。
    「パピーウォーカー」の家庭で何ヶ月かを過ごした盲導犬候補の犬は、本格的な訓練を開始する。訓練期間は、本書の主人公、クイールの場合、1.5年程度。その後、実際にサポートする相手との訓練を数週間積んだ上で、実際の盲導犬として活動することになる。

    本書は、書名の通り、盲導犬のクイールの、生まれてから亡くなるまでの記録。文章と共に、多くのモノクロの写真によって、クイールの生涯を記録している。順風満帆ではない。色々なことがあり、じーんと来る物語だ。クイールが、健気。

    「犬は働くことが好きでしょうがない。だから、盲導犬になる訓練も、使用者の言うことを忠実に守るのも犬にとっては楽しいことなんです。厳しい訓練を想像して犬がかわいそうと思われるかもしれませんが、実はそうじゃないんですよ」
    盲導犬訓練士の方の言葉だ。
    人間の眼からみると、盲導犬は、自らを犠牲にして飼い主のために尽くしているように思えるが、そうではないということを読んで、何となくほっとした。

  • 学生時代に新装版ではない方をたまたま手に取り、そこからずーっと、私の大切な1冊です。

    現代では盲導犬が、どんな役割を果たしてくれているのかわかる人が多いと思いますが、当時学生だった私にとって、目が見えない方をエスコートする犬というくらいの認識しか持てていませんでした。

    ですがこの本に出会ってから、盲導犬はいろいろな方のパートナー、なくてはならない存在、心の拠り所でもあるんだと気付かされました。

    タイトルのとおり、クイールの生まれてからなくなるまで、ターニングポイントを重点的に書かれていますがどのポイントでも感動します。犬と人間の間にもしっかり絆ができるんですよね。素敵なお話です。、

  • 本を読んだ後に映画も観に行った
    盲導犬を知るきっかけになり盲導犬が好きになったきっかけでもある作品
    盲導犬訓練士に本気で憧れた
    クイールだけでなくその周りの人達に感動させられる大好きな物語、大好きな本
    この本と出会ったから今の自分がいる

  • 小学生の課題図書

  • 私は犬を飼ったことがない。
    飼ったことがあるといえば出店の金魚くらいだが
    それもすぐに病気になって死んでしまうため、
    長く一緒に過ごし自分に懐いてくれた動物が
    目の前で死んでしまう、という経験をしたことがない。
    ペットロス、という言葉があるけれど
    多分想像している以上に辛いものがあると思う。
    小さい頃ならまだしも、いい歳してから
    喪失感を味わいたくなくて、今後もペットは飼えないと感じた。

    本当に犬に対して無知なので
    ジョナサンからクイールに改名した時や
    次々と住処が変わることに対して
    精神的な面は大丈夫だろうか、と何だかハラハラした。
    しかし犬は人間が思うよりずっとずっと賢い生き物なのだ。
    クイールも幼少期に1年ほどしか住んでいない家を
    ちゃんと覚えていたんだし。
    育ての親に見守られて天国に行けたことは
    たくさんの別れを経験してきたクイールにとっては
    一番のご褒美だったのではないかな・・・。

  • 映画にもなった盲導犬クイールの本。道徳学習にも。

  • 2016年12月28日、読了。

  • 秋元良平・写真、石黒謙吾・文、「盲導犬クイールの一生」、単行本2001.4、文庫化2005.7、新装版2015.6発行です。新装版で読みました。盲導犬ジョナサン~クイールの生まれてから息をひきとるまで・・・。映画化、ドラマ化もされてたんですね。ご覧になった方もいらっしゃることでしょう。かしこくて、やさしくて、強い犬でなければ決してできない尊い仕事。「有難う」の涙、感謝と感動の涙です! <1986.6.25~1998.7.20>

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著者プロフィール

企画プロデュース&編集 石黒 謙吾(いしぐろ けんご)
著述家・編集者。1961年、金沢市生まれ。
著書には、映画化された『盲導犬クイールの一生』、『分類脳で地アタマが良くなる』、『図解でユカイ』、『2択思考』『エア新書』『ダジャレ ヌーヴォー』など幅広いジャンルで多数。プロデュース・編集した書籍も、『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(神田桂一、菊池良)、『ジワジワ来る○○』(片岡K)、『負け美女』(犬山紙子)、『餃子の創り方』『飛行機の乗り方』(ともにパラダイス山元)など250冊以上。

WEBサイト
http://blueorange.co.jp/blog/

Twitter
https://twitter.com/ishiguro_kengo

Instagram
https://www.instagram.com/1496kengo/

「2021年 『昭和レコード超画文報1000枚 ~ジャケット愛でて濃いネタ読んで~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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