- 文藝春秋 (2015年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167904296
作品紹介・あらすじ
日本縦断、胃袋のおもむくままに食探訪
帯広の豚丼、三陸のうに弁当、下町の特大ステーキに沖縄そばまで一気食い! 絶品食べ歩きエッセイ、デザートに美食漫画もどうぞ。
みんなの感想まとめ
食の魅力を存分に味わえるエッセイで、著者は日本各地の名物を探訪し、読者をその美味しさへと誘います。長年の積読を経て、じっくりと味わうように読まれる本作は、時には古い話題も交えつつ、食べることへの情熱が...
感想・レビュー・書評
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長い間の積読本。ホントに積んでいた本の山の間から見つけて、銘酒を味わうようにちびりちびりと読んできた本。おそらく6年は熟成させて、一年かけて読んだ。
まぁそういう本である。一章一章、時には数頁づつ読んでも、味は変わらない。少し古い話題はあるが、それも味わい深い。実際には14年前ほどの文章が載っている。「オール讀物」連載。我が倉敷が産んだ食のルポライター平松洋子は、食の最前線や話題の店は一軒たりとも取り上げない。何度も通って初めてわかるような名店の、ありふれた食材を料理したような名物を、時にはそれを食べるためだけに、北海道や沖縄や鹿児島や青森や、時には東京赤羽辺りを、取材と称して担当編集者と食べにゆくのである(流石大手出版社!)。
まるで偶然行ったか、思いついていったかのような書き振りではあるが、私にはわかる。必ず下調べしている。だからこそ、取材対象者はホントのことを話すのである。そして彼女はホントに食べることが好きなのだ。食のライターとして、唯一無二の人物になった所以である。単なる旅行誌の名物巡りならばごめんだけど、ふと手に取ってしまうのはそういう訳なのだ(←その割には長い間積読!)。
前回、同じようなシリーズ本を読んで東京旅の参考本にした時(17.12.31)に、年末年始ということもあってほとんど役に立たなかったので、これをガイド本として使うのは保留とさせてもらいたいが、いまだにお店は健在だと確かめたので、沖縄与儀のすずらん食堂、ゆいレール石嶺駅前の「御殿山」の沖縄すば(蕎麦)、または栄町市場には、いつか是非行きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平松洋子の食事モノは見ると買わずにいられないモノのひとつ。
なんたって ぱんちょうの豚丼がいちばん惹かれた。
北海道ってこともあるけど なにしろ豚丼大好きなわたし。帯広には美味しい豚丼屋さんがたくさんあるとは聞いてたものの 札幌にも大好きな店があり そこで充分しあわせと思っていたので そんなに聖地帯広に憧れはなかったケド。でもさすがにこれ読んだら ぜひぜひ食べたいと心の底から思ってしまった。
ぱんちょうって 初めて聞いたなぁ。
札幌に 初めて いっぴん という名前の豚丼屋さんができた時(ここも本店は帯広だと思ってたけど違うのかなぁ)すぐ食べに行って 豚丼のイメージが一新。もともとお肉のなかでは 豚肉がいちばんすきだったし 丼も大好きだったけど 炭火焼きの豚丼は初めてで そのあまりの美味しさに3日連続で食べに行き お店の人に笑われた記憶が…。
豚丼のお店を見かけると ついつい食べに行ってしまうけど わたしの中で いっぴんを超える豚丼屋さんはなく 最近は全く浮気しないでいたのになぁ。
あ〜今夜は豚丼食べに行こ。 -
久々の平松洋子さん
じゅわっと唾がわいてくる
美味しいしエッセイ
谷口ジローさんの漫画も読めて
ダブルで美味しい!
ブックオフにて取り寄せ -
ひたすらお肉が食べたくなる。500gはすごい。ぱんちょうの豚丼、沖縄のすば、京都のうどん、東京のきらびやかな駅弁たち。どれも読みながら悶絶するくらい美味しそう。
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今回も平松さんのエッセイに
谷口ジロー氏の漫画がついている
ぜいたくな作りの文庫本。
食欲旺盛な上に丈夫な胃をお持ちで
うらやましいかぎり。
だからこそ書いてある文章を読んでて
楽しいんだよね。
大衆酒場と夜の街をウロウロした回が
秘密の場所をのぞきこむような
わくわく感にあふれている。
関西は京都の王将と、うどん屋さん。
東京駅の駅弁ネタもいい。
「サンドイッチハウス メルヘン」
次に東京行ったら足を運んでみるか~。 -
前作と比べると、飲み食いだけじゃなくて、地域のことにも触れているなぁっていう印象。
それだけ、前作の飲み食いっぷりが印象深かったということですが。
餃子の王将は、この話を読むと、いろんな店に行ってみたい感じですね。
会社の近所にあるといいんだけど。
あと、スナックも行ってみたいかな。カラオケは歌わないけどね。 -
とてもお腹が空くシリーズです。
世の中にはまだまだこんなにもたくさんの美味しいものがあるのだ…と思うと、これからも生きようという気持ちになります。
ごくごく入っていくステーキがやっぱり一番心惹かれます。
平松さんと一緒にその地を旅した心持ちになりますが、行ってみたいところもたくさんです。現実逃避したい通勤のお伴にしていました。
谷口ジローさんの挿漫画はここまでのようですが、こちらも楽しかったです。シリーズ続きも読みます。 -
平松洋子氏が日本全国色々なおいしい物を食べに行かれるのですが、えっどこにいけばそんなおいしい物に出会えるの~!という感じでした。挿画は谷口ジロー氏。
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平松洋子さんと谷口ジローさんのコンビによる食のエッセイ第二弾である。今回もまた方々で様々な食を求めて食べ歩いている。
本当に様々な種類の、様々な土地の食をめぐるエッセイである。中には餃子の王将や東京駅のエキナカなど、我々にも馴染みのある場所が選ばれていて、平松さんの視点でそれらがまた新たな見方を付与されて紹介されている。
平松さんの食への誠実さ、そこでの出会いを大切にする様などは非常に快い。エッセイに通底するそうした真心は、読書をより楽しいものにしてくれていた。
今回も星五つで評価している。このシリーズは今少し続いてもらいたいものである。 -
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こんなに読んでいてお腹が空く本は初めて。これ食べて美味しかった、というだけではなく、その土地の背景や人の生活が見えてくるのが他の食エッセイ本とは違う所。王将に行きたくなった。
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平松さんが紹介してくれる食べ物やお店はわりと都内やその近郊が多い感じがして、それはそれで役に立つし親近感もあってよいのだけど、この本では北海道から沖縄まで旅して回っている。もともとは「オール讀物」に連載されていたものなので、文藝春秋のふんだんな取材費を背景にいろんなところに行けたのかな。
各編におまけのように1~2ページの漫画(谷口さん画)が入っているんだけど、これだけなら別にある意味ないんじゃない? -
孤独のグルメのマンガの画を描いている谷口ジロー氏のイラストに惹かれて購入した本。帯広のぱんちょうの豚丼や東向島のかたやまのステーキ、餃子の王将など普段遣いの出来るもしくは旅先で食べるB級グルメのショートエッセイ。何も考えずにさらっと読める。また短編なので細切れで読んで行くこともでき、またグルメ本としても使える本です。
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テレビには食レポと称しておいしさを伝えんと工夫を凝らした映像が毎日のように溢れている。紋切り型の美辞麗句や繰り返される感嘆の声に食傷気味になるそれらと異なり、本著では店の佇まい、店員や客の様子、そしてメインたる料理の描写によって食事の魅力が鮮やかに再現される。味についてはほとんど詳細されてないのに描かれる食べ物の数々はあまりにも誘惑的。空腹時に読んではならないのはもちろんの事、満腹時に読んでいてもまた食欲が出てくる危険な書である。
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帯広の豚丼、鹿児島の黒豚、赤羽の飲み屋、下町のステーキ、餃子の王将、根室のさんま、青森の鮟鱇、三陸のウニ丼、東京駅の駅ナカ等その土地ならではの食を探求したエッセイ。料理そのものの描写はもちろん料理人や料理の背景まで魅力的に綴られている。
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文庫化されたので、再読。平松洋子の食探訪記と谷口ジローの漫画の名コラボの第2弾である。北は北海道から南は沖縄まで食を巡る旅が描かれている。平松洋子の食を描いた名文を谷口ジローの素晴らしい描写の漫画が大いに盛り上げ、読めばヨダレが止まらぬこと請け合い。
何よりも嬉しいのは、平松洋子が震災後に三陸を訪れ、うに弁当の復活を伝えてくれた『三陸の味、北リアス線に乗って』である。
『朝の大衆酒場、夜はスナック』に描かれるまるます家は、谷口ジローの傑作『孤独のグルメ』にも登場する。
『文庫版のためのあとがき』も追加収録。 -
先にレビューした『サンドウィッチは銀座で』と同時購入した一冊。
前著と同じ、『オール読物』の連載で、谷口ジローさんの漫画が入るのも同じ。
この巻では、まず豚丼から始まる。
鹿児島の黒豚尽くしの会席、弘前の「藩士のコーヒー」にイカメンチ。
東向島の「駄敏丁カットステーキ」はグラス・フェッド(草で肥育した)で、「ごくごく」のどに入ってくる肉だという。
沖縄の大衆食堂。
餃子の王将の支店による個性の違い。
根室のさんま祭りに津軽のアンコウ、岩手久慈駅の「ウニ弁」、東京駅のエキナカグルメ…。
この人の本を読むと、食の世界って広いなあ、と感じる。
私自身は食には関心はあるけれど、それほどの執着はない。
私はきっと、一生スーパーで買った特売品を食べる人生だろうと思っている。
では、この本は不快かというと、そんなことはない。
こんな世界があるということを知るだけで楽しい。
まあ、正直、読んでいるこちらの胃がもたれてしまう気がしなくもないけれど。
土地の雰囲気、メニューが開発されるまでの歴史、店の人の思いなどによりそいながら、一つのメニューが丁寧に紹介されていく。
平松さんの目配りの細やかさのおかげで、退屈しない。
食のエッセイとして、私の中では第一の作品のような気がする。 -
う~ん。食通の行きつく先ってついていけない!w
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食べ物への愛が溢れている。
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身近さが薄らいできた。
しかし自分ではなかなか食べにいけないものの描写に酔いしれる。
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著者プロフィール
平松洋子の作品
