- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167904302
感想・レビュー・書評
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能町さんの書く文章はお茶って感じ。スーッと入ってきて、染み渡るような
これ読んで牛込あたり住みたくなる人多いんじゃないかなぁと、実際自分がそう思ったので
今も加寿子荘はあるのかなもしあるんなら気になるな
あと加寿子さんをはじめとした、この本に出てるおばあちゃん達がね、能町さんフィルターのおかげかやたらめったら可愛くうつる 笑 あと何ていうか能町さんの日々の楽しみ方みたいなの何か憧れるところあるな
とりあえずこの本に出てたお店は今度みてまわりたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終えるのがいやで、最後の数ページはなるべくゆっくり読んだ。それくらい、加寿子荘での能町さんの暮らしをずっと見守っていたい!と思わせる、すてきなものがたりでした。
加寿子荘での暮らしとは違うけど、能町さんが入院中の描写もすごくグッときた。生きることと死ぬこと、自分の父が入院していたときのことを思った。 -
良いエッセイ
憧れるかもしれない毎日 -
読み始めるまで著者、能町みね子さんの特異な経歴のことはまるで知りませんでしたが、ちょっとレトロな雰囲気の表紙にひかれて本書を手に取りました。
年期の入ったアパートでの暮らし、そこの大家さん 加寿子さんのほんわかした人柄、そしてどこかやわらかい文体にほっこりとしました。章のはじめのページの写真たちもすてきなんです。 -
能町さんが好きじゃないと、なんにも面白くないんじゃないかな?日常を丁寧に生きてる感じがして私は好きです。
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最高に面白い!!
言い回しというか何というか… -
牛込にある築40年の年季の入った下宿風のアパート、加寿子荘(能町称w)。
ここで過ごした日々が綴られている。
初めは風呂なし部屋に男として入居し、引っ越した後に風呂有部屋に再入居。女性として・・・。 -
加寿子荘での生活や日常を記したmixiの日記が元になっている。
牛込という街の古く小さい加寿子荘、83歳の可愛らしい大家さんがいつもピカピカに磨き上げている。
エッセイの途中で転職したり、一度引っ越ししまた加寿子荘に戻ってきたり、性転換手術をしたりする。平成14年春から平成19年春の日記がまとめられている。
古い物件に惹かれたり、部分麻酔の手術を楽しんだり、自分と似たところはひとつもなく懐かしいような文章の書き方なので小説のように感じてしまう。 -
能町さんの文章を読んでいると脳みそが自由になる気がする。好きなものを自由に愛でて、嫌いなものを自由にこき下ろす潔さが好き。タイに行く前後のブログをしばらく読んでいたことがある。その後いろんなところでお見かけするようになったのに、本として読んだのは初めてだった。ごめんなさい。