警視庁公安部・青山望 巨悪利権 (文春文庫 は 41-6 警視庁公安部・青山望)

著者 :
  • 文藝春秋
3.68
  • (11)
  • (31)
  • (29)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 332
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167904654

作品紹介・あらすじ

大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。累計54万部突破の「リアルすぎる警察小説」シリーズ第6弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • このシリーズ、青山望の経歴が筆者と近いことが判明。
    半分くらい、おっさんの自慢話に近いかも?
    いや、ほとんどは妄想、ではなく、フィクションかな?



  • シリーズ第6弾。
    湯布院で一人の大物の九州ヤクザだった。使用された武器は吹き矢。そこに用いられた毒物を探られていることを察知した巨大宗教団体。
    事件が事件を呼び、捜査一課、二課、三課、ハイテク課、組対四課、科警研、公安が総動員。
    舞台は、東京、京都、福岡へ。
    チャイニーズマフィアが跋扈し始め、マネロンの資金先は...

    その時代時代の事件をネタにしてるんだな。
    前作よりもスッキリしてるな。ちゃんとシリーズ一作目から読めば良かったな。

  • 大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。

  • 内容が新しく、現実的な雰囲気。

  • 【作品紹介】
    大分・湯布院温泉で見つかった他殺体。被害者は九州ヤクザの大物・相良陽一だった。謎の凶器の解明を急ぐ青山が察知した日本を牛耳る巨大宗教団体の存在。事件は事件を呼び、舞台は京都、そして福岡へと広がる。黒幕・神宮寺武人、そしてチャイニーズマフィアに公安はどう対峙するのか。
    累計54万部突破の「リアルすぎる警察小説」シリーズ第6弾!

    【感想】
    今回の内容は少し淡々としていたかな。
    おそらく次巻の「頂上決戦」へのプロローグの要素もあるのだろう。
    神宮寺が逮捕される場面とか、福何とか会と清水組の関係とか、もっと詳しく面白く書いてほしかった。

  • 2016/3/9 13読了

  • 公安のデータベースが整うことで、
    政治、宗教、ヤクザ、新左翼、新右翼そして中国マフィア。
    この関連性が明確になる。
    そして、使われた薬物が、DNA鑑定により、
    産地まで特定できる。
    携帯電話の微弱電波で、居場所まで特定できる。

    最新式のシステムの稼働は、
    物語を おもしろくない状態に 追い込んでいる。
    青山望が 活躍しているようで、
    活躍していない。ハードボイルドさ もない。

    中国人観光客による ヤクザの収益性の変化。
    習近平の摘発による 中国マフィアの勢力争い。

    枠を狭めて 一網打尽。

    最初の頃に感じた、青山望シリーズが
    いつの間にか、つまらない物語になっている。

  • とにかく現実よりリアル。4人がどこまで出世するのか楽しみ。

  • どの業界にもヤクザは入り込んでるんだなぁ。
    宗教はやっぱりなという感じ。
    岡広組との闘いはこれで終わりで次回は新章突入か?

  • シリーズ第6弾。ヤクザにチャイニーズマフィアに宗教団体に医療法人。巨悪利権のバックグラウンドにこれまでの事件も絡まって、公安と警察の組織力に圧倒される警察小説。爆買の次は何がテーマになるのか楽しみ。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

濱嘉之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×