虫封じます (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2015年10月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167904708

作品紹介・あらすじ

オール讀物新人賞受賞作待望の刊行!



時は文政。江戸の長屋でつましく暮らす少女・お夕のもとに現れたのはひょろりとした一人の侍。お夕が世話する近所の子供が疳の虫で泣き叫び、死んでしまうのではないかと思われた時、その侍は何やら呪文を唱えると、あっという間に虫を封じてしまった――。

それ以来長屋に住んだ虫封じの侍・影郎はお夕を助手に、江戸の人々の心の闇に巣食う虫を退治してゆきます。ある時は殺人者の、ある時は金の亡者の、ある時は関係のこじれた夫婦の……。



新しい江戸・ファンタジー、新しいヒーローの誕生です。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代を舞台にした怪奇モノ。気弱だが虫封じの腕は確かな影朗と、トラブルメーカーのお夕の二人が虫に関するあれこれを解決する。ここで言う虫は昆虫ではなく、妖怪の類。疳の虫やら、浮気の虫やら身近なものから恐ろしいものまで色々と登場する。全体的には怪奇+ミステリー+人情モノというところなのだが、どれもがやや半端で薄味に感じた。同じようなタイプの本は出ているので、色々と比べてしまう。続巻があれば色々と伏線も補完されたのかもしれないが無かった様子。影朗の頭の中にある医術の秘伝書「医心方」を世直しのために他者へ公開する決意をするところで終わっている。

  • とても面白かった!
    なるほどねー現代にもいる!

  • 普段は頼りないが病の虫を封じる力を持つ薄羽影郎と気が強くて人情家の江戸っ子お夕が、医師では治せない病を治す!よくあるタイプの組み合わせだが、すごく好きなんだ…
    まだ続きは出ていないようだが、気になる部分はほとんど解明されず、2人の関係に進展もなく、早く続きを書いてほしいな。
    しかし、虫封じの設定がはじめの方と終わりの方でぶれているような気がする。

  • 気軽に読める江戸物。
    妖怪でもなく、幽霊でもなく、虫が見える医者という設定が珍しいかなと思いますが、あまりその新鮮さが活きて無くて残念。
    メインキャラのお夕が彩にしかなって無いので、もうちょっと自分で考えて動ける子だったら良かったなと思います。

  • ようやく新年読了にふさわしい本を読んだ。新しい才能に乾杯。

  • 再読。
    まぁまぁ。続きがでたら、買うだろう。

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著者プロフィール

1961年愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本コカ・コーラ、20世紀FOX映画など外資系企業でマーケティング関係の仕事に従事した後、2010年「虫封じマス」で第90回オール讀物新人賞を受賞。2015年受賞作を含む「虫封じマス」(文春文庫)にて小説家デビュー。著書に『世直し!河童大明神』(徳間文庫)がある。

「2017年 『ふなだま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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