- Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167904807
感想・レビュー・書評
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これは凄い…血生臭さも凄いんだけど、構成が凄い。何も書けないんだけど、現実なのかそうじゃないのかの境目が迷子になって、あとがきにあった「脳がざわざわする」の感覚が分かる気がする。
次作どう展開するのか -
シリーズ第二作から見てしまったので、ネタバレ状態でしたが楽しめました。シリーズを通して残酷な描写や哀愁やら凄いですがそこが魅力だと思います。
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外国文学は結構好きですが、登場人物の名前がなかなかな入ってきません。この作品も名前を確認しながら読み進めました。
途中、若干の物足りなさを感じつつも、衝撃の結末に満足できた作品でした。面白かったです。
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面白い作品は後半になるほど凄いスピードで読んでしまうのだけど、この作品も2部に入ってからはあっという間に読んでしまった。
惜しむらくは、タイトルの所為で先の展開が読めてしまっていたこと、と言うか、おそらく読み進めていくうちに展開は予測出来てたと思うのだけど、タイトルのお陰でそれさえも判らないこと。「その女アレックス」に引きづられての邦題なのだろうけど、もう少しなんとかならなかったのだろうか?星一つ評価を下げたくなるような残念な邦題だ。
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この結末は途中から薄々予測ができて、そうなって欲しくないと読み進めるのが嫌になるほどでしたが、結局、やはりその結末になってしまった。
いや、ほんとなんでこんな残酷で救いようのない小説を描くのだろうと甚だ疑問だ。だけどおもしろくないわけではない。読んでいる最中は不安に苛まれながらも頁を捲る手は止まらない。読んだ後は最悪だ、と嘆くばかり。
おもしろかった!と一言で片付けたくない小説でした。 -
読み進めると不思議な構成の意味がわかる。
小説とはいえここまで残酷になれるのはすごい。
ラストに近づくにつれページを捲るのが怖かった。
でも恐怖に反して手が止まらない。
イレーヌの心情描写が少ない為、自分もカミーユのように彼女の心を理解できていないようで辛かった。
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4日で読み終わってしまいました。
続編が気になるので、「その女アレックス」も読みます