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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167904883
みんなの感想まとめ
密室殺人事件を背景に、独特のキャラクターである密室蒐集家が登場する短編集です。各短編は異なる時代を舞台にしながらも、密室蒐集家が一貫して謎解きを行うという構成が魅力です。作品ごとに異なる味わいがあり、...
感想・レビュー・書評
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密室殺人が起きると何処からともなく現れる密室蒐集家。安楽椅子探偵に似ているが凄く面白く読めました。謎は密室ではなく…密室蒐集家!密室蒐集家の正体が気になってたら終わってしまった。
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密室事件が起きると、どこからともなく現れて、解決するといつの間にか消える密室蒐集家。短編で一つ一つ時代が違う、なのに密室蒐集家は同じという不思議。どれも秀逸で面白かった!
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密室ばかりを集めた短編集。
・柳の園
・少年と少女の密室
・死者はなぜ落ちる
・理由ありの密室
・佳也子の屋根に雪ふりつむ
の5篇。
それぞれ味わい深い作品です。
密室蒐集家が、各作品で謎解きをしますが、年齢など全く不詳の人物です。
謎解きは納得の内容ですが、作品により、運の要素も多々ありますね。 -
時代も場所も飛び越えて密室殺人事件を解決する謎の男「密室蒐集家」の活躍を描いた5短編。
「柳の園」3…夜の音楽室にて銃殺
「少年と少女の密室」4…若いカップルの死
「死者はなぜ落ちる」2…上階の住人の飛び降りを目撃
「理由ありの密室」4…密室の作り方ではなく作った動機
「加也子の屋根に雪ふりつむ」3…自殺未遂者が殺人容疑者に
トリックがメインなのでその他の要素は極端に削ぎ落とされている。ただどのトリックも偶然に頼りすぎであり牽強付会な印象を受けたことは否めない。 -
密室をテーマとした、密室ばかりを集めた短編集。
お気に入りは「少年と少女の密室」強烈なミスディレクションが光る快作。
「死者はなぜ落ちる」犯人の悪魔的な衝動に唖然とした。
密室収集家というキャラクターが、探偵ではなくただの説明にしかすぎない存在でしかないこと。偶然によるものでしか成り立っていないこと。後出しの多さについて。この辺りを許容できるかで評価が変わるかもしれない。
ミステリの良し悪しがはっきり出ている作品。私は好みであった。
解説で救われた部分は大いにあると思う。
2018年オススメマラソンその③
しろさんよりお借りしました。 -
密室蒐集家がどこからともなく現れて事件を解決していく短編集。
ひたすら密室のバリエーションで、テンポよく読めたのが面白かった。
神の光が消失トリックばかりなら、こちらはその密室バージョンという感じ。
でも神の光はそれぞれ独立した話だったけれど、こちらは設定が共通なところと、一話の中に無駄がないところがとてもよかったと思う。 -
言葉遊びやとんでもトリックまで密室の謎解きを楽しめる作品だった。内容は分かりやすくて良かった。蒐集家の存在が一番の謎
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2026年1月読了。
高難度の密室トリックがギュッとコンパクトに詰まった傑作がこの『密室蒐集家』だ。全五篇の短編からなるが、どれ一つ抜かりがなく満足度の高い作品となっている。
密室蒐集家とは、警察内部で都市伝説のように語られる探偵でその正体は誰にもわからない。その姿は30代くらいの長身の男性であるが、何十年と目撃情報があるにもかかわらず年齢が変わらない。ただ、不可解な密室殺人事件が起きるとどこからか現れ、謎を解いたらいつの間にか消えているという謎めいた存在だ。今作はそんな謎の探偵が解き明かす五つの密室殺人事件が描かれている。
特に秀逸なのが「少年と少女の密室」だ。警察が四方を見張る民家の中で少年少女の他殺死体が発見されるという筋書きだが、この単純そうな構図に驚きの仕掛けが仕組まれていた。タネが割れた後に改めて見直すと、伏線の貼り方が周到に巡らされていることに気づき、ついついニヤケてしまった。
そして今作は全編にわたって予想外の人物が犯人として指摘されるところも興奮した。それも密室蒐集家が指摘する意外な手がかりから犯人が導き出される様式が美しい。圧巻の論理のアクロバティック、そして完璧な着地に思わず拍手を送りたくなる。 -
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大山誠一郎の連作ミステリ作品『密室蒐集家』を読みました。
大山誠一郎の作品は、昨年12月に読んだ『記憶の中の誘拐 赤い博物館』以来ですね。
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本格ミステリ大賞受賞、究極の密室ミステリ!
消え失せた射殺犯、密室から落ちてきた死体、警察監視下で起きた二重殺人。
密室の謎を華麗に解く名探偵登場。
これぞ本格ミステリ!
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密室蒐集家シリーズの作品を収録して2012年(平成24年)に刊行された作品です。
■柳の園ー一九三七年
■少年と少女の密室ー一九五三年
■死者はなぜ落ちるー一九六五年
■理由ありの密室ー一九八五年
■佳也子の屋根に雪ふりつむー二〇〇一年
■解説 千街晶之
鍵のかかった教室から消え失せた射殺犯、警察監視下の家で発見された男女の死体、誰もいない部屋から落下する女……名探偵・密室蒐集家の鮮やかな論理が密室の扉を開く、、、
これぞ本格ミステリの醍醐味! 物理トリック、心理トリック、二度読み必至の大技……あの手この手で読者をだます本格ミステリ大賞受賞作。
収録作の時代背景は1937年(昭和12年)、1953年(昭和28年)、1965年(昭和40年)、1985年(昭和60年)、2001年(平成13年)と異なりますが、その全てに登場するのが密室蒐集家と称する人物……警察が頭を悩ませるような難解な密室事件が起きると、日本全国どこにでも忽然と現れ警察内部では伝説と化しており、本名不詳、外見は30歳前後の男性だが歳をとらないのか、どの時代でも同じ外見をしている という、明らかに普通の人間ではない名探偵が謎を解き明かすシリーズです、、、
女子高生がカーテンの隙間から目撃している中、音楽室で教師が射殺されたが、現場は密室状態だった『柳の園』、
高校生の男女の刺殺死体が発見されるが、その家は闇煙草の取引が行われているため警察に監視されていた家の隣家で、犯人が現場に出入りすることは不可能な状態だった『少年と少女の密室』、
別れ話をしていた男女が、窓の外を墜落してゆく女性を目撃……墜死した女性には背中に刺し傷があって明らかに他殺なのだが、被害者の部屋は内側から施錠され密室状態だった『死者はなぜ落ちる』、
密室で発見された被害者は自宅の鍵を飲み込んでいた……密室を作ったかというホワイダニットの要素を推理する『理由ありの密室』、
自殺を図った佳也子は医師に救われたが、その医師が自宅で殺害される……現場の外に積もった雪には訪ねてきた刑事以外の足跡が存在せず容疑者は佳也子しかいない状態だった『佳也子の屋根に雪ふりつむ』、
と、バリエーションに富む密室事件の謎解きが愉しめましたね……ミスリードが巧妙、見破るのは困難で叙述トリックに心地良く騙された『少年と少女の密室』がイチバン印象に残りましたね。
『柳の園』と『理由ありの密室』の48年を経た再会も印象的でした……『死者はなぜ落ちる』も面白い仕掛けでしたが、やや偶然性が強すぎる印象、『佳也子の屋根に雪ふりつむ』は、密室ネタで良く使われる雪のうえに残った足跡に関する謎解きで、良くできた秀逸なトリックだと感じましたが、こちらも偶然性が強い面があるのと、時間軸の部分がわかり難いのが気になりましたね、、、
ちょっと気になる点はありましたが、どの作品もレベルが高く愉しめました……ぜひ、シリーズ化してほしい! 続篇を期待しています。 -
密室短編集。読みやすいボリュームで、サクッと読めた。
時代が様々で、知ってる地名もあり想像できた。
ちょっと全体的に動機が弱い(密室物なので仕方ないが)と感じたので、星3で。
文章はとても読みやすく、情景や行動、密室の説明も頭で構築できた。 -
( `・ω・) ウーム…
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面白かった。
久しぶりに読後にガッカリしない本が読めて本当に良かった。
犯人探しの手法として、こういう手があったか!
読み進めるうちに、犯人は誰だ?というより、密室蒐集家はどんな(斜め上からの)推理を披露するのかが楽しみになる。 -
#読了 #密室蒐集家 #大山誠一郎 #文春文庫
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再読
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どの話もよく出来ていたが、真相が気になって謎解き部分を雑に読んでしまう。
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密室ばかりを詰め込んだ短編集。キャラクター描写は薄めだがその分高純度の密室パズラー集といえる。密室物としてはどの話もかなりの高品質だと思う。特に驚いたのは「少年と少女の密室」かなぁ。トリックの肝はありきたりかもしれないけれどそれを気付かせない筆力が凄い。
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題名のとおりに密室に限定した短編集
トリックと意図せぬ偶然か、誘導した偶然か…推理小説好きな私ですが、想像すらできなかったです
この本が好きな人におすすめの本
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