侠飯2 ホット&スパイシー篇 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 392
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167905088

作品紹介・あらすじ

大反響のグルメサスペンス。お待ちどお!頬に傷、どう見てもその筋の男だが、彼のつくる料理は絶品! グルメサスペンスという新ジャンル? を切り拓いたシリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 一作目が就活に苦戦するFラン学生の話なら、こちらはリストラ間際の若手サラリーマンの話。
    世代や環境が近い分、一作目より柳刃さんの言葉が一層響いた。
    料理小説だけど、お仕事小説でもある。

    一作目よりもアクション多めだしストーリー仕立てになっているので、よりエンタメが増した感じ。面白かったです。

  • 侠飯1.2読みました〜 どれも自分で作りたくなる飯ばかり。おかげでスパイス関係多量入手^_^;

  • 怪しい2人組、リストラ、ブラック企業、料理・・・と、内容はあるんだけど、大事な料理に余り繋がらないかな。それでも出てくるレシピは、どれも美味しそうなんだけどね!サラ~と読んだけど何気にラストに感動してしまった(笑)ニンニク黒チャーハン食べたい♪

  • 美味しそうな料理の数々で、読んでいると食欲が湧いてくる。

  • 今回もとっても美味しそうで素晴らしかった。前回のような料理の豆知識はなく、レシピ中心だったのが少しだけ残念だったけれど、それでもやっぱり好きだなと思う一冊。

  • わかりやすいストーリーとわかりやすいレシピで楽しめました。

  • 2016年69冊目

    前回読んだ侠飯の第2弾。
    前回は大学生の一人暮らしの部屋への潜入だったが、今回はある企業の前での屋台のランチワゴン車。
    主人公は人つき合いにも興味なく仕事で何がしたいという意思もなく、突然人材開発部に異動となり自分で会社の中で自分で雑用を見つけてくるという仕事をさせられているリストラ直前の独身サラリーマン。
    そんな中、ランチワゴンでうまい昼飯に出会うが、店主はどうみてもカタギではない。
    今回は7月から8月の物語なので、出てくる食べ物がスープカリーであったり、メキシコやアフリカの唐辛子やスパイスをつかった料理が登場
    読んでいるだけで食べたくなる表現力は見事。
    そんな食べ物を食べながら主人公が店主に仕事とは説教されつつ進んでいく。
    ビジネス書のようで娯楽小説であり、食い物本。
    これは面白いジャンルです。楽しめます。

  • 真鍋順平、28歳、独身、情報サービス企業勤務。突然の“追い出し部屋”への配置転換にうろたえる順平は、ある日、ランチワゴンで実に旨い昼飯に出会う。店主は、頬に傷を持つ、どう見てもカタギではない男、柳刃…。任侠×グルメという新ジャンルを切り拓き、大好評を博したシリーズ第2弾、登場!文庫書き下ろし作品。

  • 前作が良かっただけに、期待するのが無理だったのか。
    前作の『良太』は、学生だけに 甘えることは許されるが、
    今回の『順平』は、兄がエリートで コンプレックスがありながら
    ボンボン的で、あまり空気が読めないヤツだ。
    『なにくそ』という感じがあっても良さそうなのだが
    流されてしまう。

    スパイシーギャングの柳刃と火野は 前作で
    正体がわかっているので、意外感がない。
    やっぱし、柳刃は『説教型』であることには変わらない。

    キッチンワゴンという制約があるので、
    料理のバライティも ちょっと少なめ。
    スパイシーな香りを演出して 客を集める。

    ターメリック、クミン、クローブ、コリアンダー
    ブラックペッパー、カイエンペッパー、シナモン。

    スパイスを使うが、この機能性まで語らないのが
    いいのかな。話の流れとして 蘊蓄を 話してもいいが。
    黙っているのがスタイルで 料理と仕事にはうるさい
    という柳刃の魅力が もうひとつ 出てこない。

    それにしても 順平の会社の ブラックぶりには
    驚かされる。こんな会社だったら、即やめるけどね。
    ぼんぼんの社長も どうにもならない。
    こういう社長が現実にいるのだろうね。

    第3作に期待しよう。

  • 柳刃さんはキッチンカーで潜入だ。なかなか柳刃さんがでてこないから心配したが、きっちり料理の腕前を披露し、うんちくも語って、考えの甘さを理詰めで解いていく。水戸黄門的な安心感がある。今回の主人公はブラック企業で左遷された順平。SEだが、惰性で仕事し、飛ばされた先は子会社の出向ありきの部署。転職もできず、与えられた仕事にグチをこぼすだけで、何も変えられない。柳刃にキリキリと詰められる姿は自業自得とはいえ、どこにでもいるサラリーマン。勤めている会社もなかなかのブラック企業だが、多分ゴマンとあるよなそんな会社。

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著者プロフィール

ふくざわてつぞう
小説家。『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』など怪談実話から『真夜中の金魚』『東京難民』などアウトロー小説、『白日の鴉』『群青の魚』などの警察小説まで幅広く執筆。2008年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞。『侠飯』『Iターン』はドラマ化・コミカライズされた。近著に『羊の国のイリヤ』がある。



「2020年 『忌み地 弐 怪談社奇聞録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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