- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167905200
作品紹介・あらすじ
「箱根」だけは、泣けてしまうどうして箱根駅伝は泣けてしまうのだろう。2015年、青山学院大学初優勝から駒沢、東洋、明治、早稲田…奇跡と真実のストーリー。
感想・レビュー・書評
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箱根駅伝に関する9つのストーリー。
私は母校である早大以外はできるだけ固定観念を持たずに選手を見たいと思っている。
テレビや週刊誌がある選手にスポットライトを当てるとその選手の応援が極端に増えてしまう。しかし、選手全てに物語はあり、故に箱根でのパフォーマンスをしっかりみてあげたいと思っている。一人一人の頑張りこそ尊いのだから。
はやく選手が誇らしい気持ちで走れる沿道の応援が復活し、いつもの正月の風物詩が戻ることを箱根駅伝の一ファンとして願うばかりだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
箱根駅伝が大好きです。この何日間は余韻に浸っています(笑)
選手1人1人にも、監督1人1人にもいろんな人生があって、葛藤があって当日を迎えるのでしょう。
1人で走るけれど、タスキを伝えていくわけだしチーム力が高くないといけない。
毎回ドラマがあって本当に感動する。本よりも現実が。 -
箱根駅伝のレースは2日間で終わる。けれども、2日の裏に何ヶ月、何年、何十年にわたる群像劇があるのだ。いってみれば1月2日、3日は、土を耕し、種を蒔き、草を刈り、嵐から稲を守り…やっとたどりついた収穫のときなんだと言える。
この本ではとくに、箱根駅伝出場も叶わなかった青山学院大がいかにして2015年に優勝を果たすか、という物語がおもしろかった。箱根駅伝はチームビルディングの勝負。その意味で原さんのような会社員経験のある監督が、ビジネスのせかいで組織づくりを活用するのは、これから大学スポーツ界でおおくなっていくのかな。 -
箱根を走った歴史や監督の歴史などが書いてあって面白かった。ただ来歴が多かったのでもう少し内面的な事も多く書いて欲しかったかなという印象。箱根駅伝に関する雑誌に加えて、これを読めばより一層箱根駅伝を面白く観戦できるのではと思った。
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【「箱根」だけは、泣けてしまう】どうして箱根駅伝は泣けてしまうのだろう。2015年、青山学院大学初優勝から駒沢、東洋、明治、早稲田…奇跡と真実のストーリー。
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箱根駅伝を巡る9つのストーリー。2015年の作品だが今読んでも面白い。箱根の歴史は継続している。
大会と違った意味で指導者から選手へ、代々受け継がれる伝統という名の襷がある。 -
2021年の駅伝が終わり、読んだ本ですが、改めて各大学毎にドラマがあり、駅伝の魅力に取り憑かれました。
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監督、選手そのほかかかわっている人の思いを改めて感じいりました。すべての人を応援したい!(けど一番は駒大なんですけどね・・・)
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20190728
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早稲田の六区を走った、監督の指示をことごとく破り、転んでハラハラさせた高野選手や、道を間違えた國學院の寺田選手は、今となると笑えるけど、監督さんは寿命縮まる想いだったでしょうね。 青山のポジティブシンキングな高橋選手は、そのポジティブさを見習いたい。
どの選手も、箱根を目指した頑張りを、これからの人生の自信に変えていける事を、箱根駅伝を楽しんでいる一人として思う。
それにしても、監督って大変なんだなぁ。