望郷 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2016年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167905231

作品紹介・あらすじ

日本推理作家協会賞受賞! 心に刺さる連作短編集

都会から離れた島に生まれ、育った人々。
島を憎み、愛し、島を離れ、でも心は島にひきずられたまま――
日本推理作家協会賞受賞作を収録。

閉ざされた“世界”を舞台に、複雑な心模様を鮮やかに描く湊さんの連作短編(全六編)。

収録作「海の星」が日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞、選考委員の北村薫氏は、
「鮮やかな逆転がありながら、小説の効果のための意外性のため無理に組み立てられた物語ではない。筋の運びを支える魚料理などの扱いもいい。(中略)――ほとんど名人の技である」と絶賛。

自身も“島”で生きてきた湊さんが「自分にしか書けない物語を書いた」と言い切る会心作。島に生まれ育った私たちが抱える故郷への愛と憎しみ…屈折した心が生む六つの事件。推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全六編。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

故郷への愛憎が交錯する連作短編集で、閉ざされた島の人々の複雑な心情を描いています。舞台は瀬戸内海の白綱島で、島を離れた人々や移り住んだ人々が主人公となり、それぞれの事情や葛藤が丁寧に描かれています。暗...

感想・レビュー・書評

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  • 島が舞台となった6つの短編集。

    著者の柔らかい方の思考で描かれた作品といった印象で、どのストーリーも結末が美しくて、美し過ぎて、私には少々物足りなかったが、「海の星」の話は久々に琴線にふれた物語であった。

  • なんとも美しいお話。ただ、勝手に連作短編集かと思っており「みかんの花」でのサスペン臭を起承転結の「起」だと、壮絶な勘違いをしていた。

    受賞作「海の星」は読み終えてからの表紙とのリンクに柄にもなくロマンチックな気持ちになった。
    暗黒書物大好きマンには少々、綺麗過ぎる気がするが、たまにはグレーに荒んだこの心を0綺麗にしなくてはいけない。

  • 旅というものに何を求めるでしょうか?どうしてその場所を目的地として選んだのでしょうか?もしその旅に、日々の生活の疲れを癒すため、現実逃避がしたいとを心が求めている、そういう場合には、日常との落差を感じさせる場所を敢えて選ぶように思います。でも実際に訪れて、そこに普段暮らす日常と変わらない風景があったなら、日常の象徴であるコンビニが同じようにあったなら、一気に興を削がれると感じるかもしれません。これが一過性の旅人であれば次回はもっと違う場所にと、行き先を変えることができます。でも、それが故郷を後にして、例えば東京で暮らす人だったらどうでしょうか。故郷をどう思うかは人次第だと思います。過去と今を比べて、どちらが輝いていると感じるかでも変わってくるでしょうし、過去に苦い思い出があれば、幾ら美しい風景でもどんよりと陰ったもの以上には見えないでしょう。一方で昔は良かったと感じている人は、過去の記憶に縋りたくなります。過去が変わってしまうことが、過去の幸せだった記憶まで変質させられるように感じてしまうこともあるかもしれません。でも、故郷を離れ、東京で暮らす人の気持ちはどれだけ大切なものなのでしょうか。故郷が変わる、離島だった島が本州と繋がる。その時、『無駄に騒いだのは、島外に出て行った人たちだ。』普段生活をしている人でなく思い出に生きる人が守ろうとする島、故郷。『故郷を守りたくないのか?それなら、あんたが島に住んで税金を納めろ。』相反する利害の対立。『出て行った人たちはお気楽なものだ。白綱島は昭和なんとか村というアトラクション施設ではない。人間が生活をしている場所なのだ。出て行った人たちに、ノスタルジーがどうの思い出がどうのと、文句を言う権利などない。』そこに暮らす人の視点、思い、複雑な感情を背景に物語は展開します。

    湊さんの出身地である因島をモデルにしたとされる白綱島。都を追われ、失明したお坊さん。暗闇の中に一本の白い綱が見えた。それを辿りながら歩き続けた先、白い綱が海に向かって伸びていった先にあったとされ、かつては造船で賑わった島。高校時代に駆け落ちして島を出て売れっ子作家になった姉の25年ぶりの凱旋帰郷。認知症になった母と島に残った妹。久しぶりに帰った我が家で姉が料理を作ると言い出します。それに対して『やめて。出て行った人に、台所に立たれたくない。』と叫ぶ妹の複雑な感情・思い。でも本当の真実はそれとは全く異なるところにあった衝撃の結末。〈みかんの花〉というどこか甘酸っぱい章題、ノスタルジーな風景に隠された25年前の真実。最初の章からすっかり魅せられてしまいました。

    〈みかんの花〉を含め六つの短編から構成されたこの作品。白綱島を舞台にちょっとミステリーな物語がそれぞれ展開します。いずれも今と過去の二つの時に光を当て、その対比、その繋がりが巧みに描かれます。舞台となる白綱島の風景がそれぞれの章で少しづつ丁寧に描かれていることもあって、読み終わる頃にはこの島の過去と今の情景がそれぞれが浮かび上がってきました。

    もう一点、〈光の航路〉では、いじめについても取り上げています。『誹謗、中傷、窃盗、暴力、行きすぎたこれらの行為は大人がやれば犯罪とされるのに、子ども同士で起きれば、平仮名三文字の重みのない言葉で誤魔化される。』という視点。同じ子どもでも街中でこれらの行為を行えば犯罪とされるのに、全てが『いじめ』の三文字と共に聖域化されてしまう不思議な場所・学校。そんな聖域で受ける仕打ちに声をあげられない『いじめられる側』。湊さんは『誰かに相談するということは、いじめられっ子であるのを自分自身が認定するということだ。』と書きます。多くの作家が一度は取り上げようとする題材『いじめ』。それは、大半の大人が過去に過ごした聖域の中で何かしら目にした、関係した光景だから、そしてこの先も決してなくなることのない永遠のテーマだからなのだと思います。そこかしこにある目の怖さ、閉塞感のある日常を舞台に、かつて高校の先生でもあった湊さんのリアルな描写が胸を苦しくしました。

    色々な視点からの六つの短編、人の心の闇を描きつつも、それでいてみんなどこか前向きであることが共通していたさわやかなミステリー、湊さんってこういう作風なの?そんな印象も持った読み応えのある作品でした。

  • 湊さんの作品はどれも面白くて大好きな作家さんです。日本推理作家協会賞受賞作品が収録されているということで、興味は持っていたんですが、ようやく読めました。

    舞台は瀬戸内海にある白綱島。この島に住んでいる人、出て行った人、移り住んだ人達を主人公とした6作品で構成されています。

    島という閉鎖的な空間で独特のしきたり・伝統に振り回される主人公達。6作品どれも暗く重い気持ちになる作品ですが、終盤にかけて、物語が逆転し、最後は晴れやかな気持ちになれます。

    やっぱり湊さんの作品は面白いですね。過去の作品を読み返したくなりました。

  • 『望郷』湊かなえ 著

    1.湊かなえさんの作品
    この書籍は、親戚からいただいた一冊です。
    湊かなえさんの本を読み始めるとき、緊張をともないます。
    なぜならば悲哀が押し寄せ、ときには読み進めることが困難になるからです。

    2.「望郷」
    短編集でもあったため、悲哀が長く続くことはなかったです。
    人間の心の奥底に流れている、自己への欲求と逃避の狭間での葛藤が見えてくる作品でした。
    舞台は、四国に浮かぶ島です。

    3.読みおえて
    島を離れたかった人、またその理由。
    島に戻りなくなかったが、戻らなくてはいけない事情。
    一つひとつの短編で丁寧に描かれています。

    誰もに存在する生まれた土地、それが故郷です。

    故郷を望む気持ちは持ちつつも、それを決して声には出せない事情、生き方は実際に存在するはずです。

    自分と他者。
    今の土地と故郷。
    どこに折り合いをつけて、心の拠り所にするのか、、、

    それを探し続けることは、まして一人で探すことは、決して易しくないと理解できます。

  • 湊かなえ作品読了13冊目。短編集。

    田舎だから絶対にそうだと言う訳では無いが、田舎特有の人間の愚かさ、決めつけ。そういった部分が痛いほど表現されており締めつけらる。

    どの短編でも、終盤にかけての真実にミステリアスが加わり感嘆させてもらった。

    「海の星」「雲の糸」が特に好きです。

  • よくテレビで田舎暮らしの特集をしていて、ゲストの芸能人が「羨ましい!私も住みたい」などといっているが、閉鎖的で迷信深いという負の面があることを知っているのだろうか⁈
    そんな裏の顔を作者の故郷、因島(白綱島)を舞台に書き綴った短編集。
    あまり好みの作家ではないといままで感じていたが、この一冊は心に響いた。辛い状況に陥っている人に勧めたい傑作だと思う。

  • 話の後半になってからあ、そっちか!と思わせる話が多く、つまらなくは無いのだが話によっては少し物足りなかった。
    「海の星」は表紙にもなっており、特に印象的な作品だった。読後感としてもおじさんは生きてるし、割とスッキリ。
    「夢の国」は共感しやすい題材ゆえに一番苦しかった。島に限らず、実家やその町に暮らす限りは縛られる。

  • 密度の濃い短編集。全6篇がっつり愉しめた。

  • 瀬戸内の島を舞台に紡がれる6つの短編。湊さんの描く人の悪意が鳩尾を抉る。
    「夢の国」の祖母と「雲の糸」の島民が読んでてとてもストレスだった…。短編なら大丈夫かと思ったが重いぜ湊かなえ(褒め言葉

  • 口コミが良かったので購入。
    あまりミステリーは読まないけれども、これは物語として良かった。
    人の光の部分と闇の部分が描かれている。
    人の弱い部分が丁寧に書かれている。
    短編集で話は以外な結末を迎える。
    本の表紙にもなっていますが、海の星と呼ばれている夜光虫を見てみたいです。

  • 私は湊さんの作品が好きなんだなぁ。

  • 彼女の本を読むことで、より人に優しくなれるような気がする。

    湊かなえさんの本はこれまで2冊しか読んだことがないけど、毒親についての解像度が高くてしんどくなる時もある。

    ただ彼女の本を読むことで狭い世界で抑圧されている人の心境の一端を知ることができるから、これまで出会った人、これから出会う人にもそんな背景がないかと思いを馳せることができると思った。

  • “嫌な気持ちにもなるが、泣けることもある”

    そんな一冊。

    「性格の悪い、不快な人たち」が登場するのだが、
    それに対して、主人公は「実に性格の良い人たち」。
    その対比が、なんとも涙ぐましい。

    「貧乏」「いじめ」といった不幸は、涙をさそう。
    これはいつの世も変わらない。

    “嫌な気持ちにもなるが、泣けることもある”のは、
    「貧乏」「いじめ」といった不幸を描いているから、といえる。

    *

    「石の十字架」の章に、とても印象的だったセリフがある。

    “ 「言葉は知らないうちにナイフになる、ってことはわかってるのに、どの言葉がナイフになって、どの言葉がならないか、区別することはできなかったから。これは大人になった今でもできない」”

    昨今のSNSにおいて、これは非常に突き刺さる言葉ではないだろうか。

    結局、“わからない”のである。

    どの言葉がよくて、どの言葉がいけないのか、
    どの言葉が人を傷つけて、どの言葉なら人を傷つけないのか。

    “わからない”。

    これが結論なのではないか。

    私もいまだにわからない。



    最後に、ちょっと思ったこと。

    文庫本の最後に、光原百合氏による解説がある。

    その解説の中で、
    “『望郷』の舞台となっている白綱島は、作者である湊かなえさんの故郷である因島をモデルにしている”
    と書かれている。

    これを読み、そのことを全く知らなかった私は、「え!そうなんだ!」と驚いた。

    これを知っているのと、知らないのとでは、作品の読み方や受け取り方が変わってこないだろうか。

    例えば、「どうりで島の情景描写がうまいんだな」とか、
    「島に住む人、島から出た人、それぞれの思いが交錯するのだが、これがやけにリアルに感じられるのは、著者が島出身だからこそ…」とか、
    「生まれ故郷を舞台にしているのだから、これは著者にとって思い入れのある作品なのではないか」とか。

    “作者の故郷をモデルにしている”という情報があるかないかで、本書の印象がずいぶん変わる(「作品は『作品のみ』で評価されなければならない」という考えの人にとっては、このような読み方は不純に思われるかもしれないが)。

    ところで。
    電子書籍版だと、おそらく、この解説がないのではないか?
    (というのも、電子書籍版になると、解説がカットされている小説が多いから。本作の電子書籍版を読んでいないので実際のところはわからないが)

    以前から、紙の本と電子書籍の違いとして、【解説があるかないか】はとても大きな違いであると思っていたけど、本書でもそのことを痛感した。

  • 衰退を辿る白綱島に住む人達の深い事情が語られる連作短編集。とはいえ短編同士にあまり繋がりはない。短編でありながらも少し描写を細かくすることで長編として成立するのではと感じる濃密な内容を小気味よく読ませてくれるので読了後の満足度が高い。どの作品も主人公はとても辛い立場を主人公目線で描かれ、感情移入がすっかりできた時点で他方の目線から真相が語られる仕立てて、深く納得感のもてる終わり方だと感じます。
    読みながら本のタイトルが何故「望郷」なのか理解出来なかったですが、解説で作者の故郷である因島がモデルになっていると知り納得。
    人生が辛く思えるとき、作者なりの考えかた、生き方の解として提示してくれている。

  • 白綱島で生まれ育った主人公たちが成長して、それぞれの生い立ちや、島での生活で抱えてきた、謎や不満や後悔等々を、再び白綱島に関わることで解決したり、納得したり、思い直したり…。

    23区内出身の友達は、実家のある生まれ育った所を「故郷」とは言わないから、生まれ育った所が田舎だから「故郷」というキレイな言葉が当てはまるのかもしれない。
    あの田舎ならではのモヤモヤを私も主人公たちのように抱いていて、なんだかどの短編も共感出来た。

  • 文庫の裏のあらすじも読まず作者買いしてしまった。
    またやってしまった・・・。
    短編集は苦手なのに、これまた短編集だった。

    これは島に住む人のあらゆる気持ちを書いたミステリ作品。
    短編集が苦手な私にも十分楽しめる作品だったが、
    もう少しその後とかが気になったものが何作か・・・。

  • 湊かなえさんの未読の作品を読みたいと思い手に取った。
    白綱島を舞台とした短編集。
    私は島で暮らしたことはないけれど、全体的に島特有の閉塞感、生きづらさがよく現れているなと感じた。
    物語としては「海の星」「光の航路」が好きだった。
    「石の十字架」は心に残る言葉が多かった。

    ✎︎____________

    夢の国に外界とつながる道具はいらない。

    言葉は知らないうちにナイフになる、ってことはわかってるのに、どの言葉がナイフになって、どの言葉がならないか、区別することはできなかったから。これは大人になった今でもできない

    どっちかが正しければ、どっちかが間違っているわけじゃないと思う。

    思いを込めてはなった言葉が、受け取る人の気持ちで、ナイフになったり、ならなかったりするのなら、何にも言わないのが一番いいってこと?

    長い航海を助けてやることはできないけれど、嵐や孤独に耐えられなくなったときには、祝福されて送りだされたことを思い出してほしい。

  •  瀬戸内にある白綱島。島に囚われた人、出て行った人、暮らす人……、様々な人の、島に対する思いを描いた連作短編。

     やっぱり湊さんの、人間心理のひだの描き方の巧さはすごいです!

    「みかんの花」で描かれる、島を出て行った姉の成功を妬む妹の心情の描き方もさすがなのですが、島民と島を出て行った人の、”島”に対する思いの温度差の描き方がまた巧いです。

     白綱島は市町村の合併で、島の市の名前が「白綱市~町」から「O市白綱~町」に変わることになり、島を出て行った人は「故郷が失われる」と嘆くのですが、島民は「名前は残るし、合併といっても予算がつくわけでもない」と冷めた様子。そこの温度差を描くあたり、湊さんの人間観察眼が表れているなあ、と思います。

     島というのは言ってみれば共同体なわけで、そこにはいいところも悪いところもあります。「夢の国」の古い家思想に凝り固まった祖母、「蜘蛛の糸」の主人公が成功者になったとたん、デリカシーもなく近づいてくる島民たち、
    そうした人が近いゆえの息苦しさも描かれます。

     その一方で「海の星」、「石の十字架」といった人間関係が近いゆえに生まれた謎と人間関係も描かれます。

     人間の暗い面の描き方もさすが湊さんという感じですが、「海の星」「石の十字架」「光の航路」、そういった人の優しさや切ない真相が描かれる短編も佳作揃いです。「蜘蛛の糸」も息苦しさもあるものも、真相が明かされるとまた見方が変わります。

     やっぱり湊さんといえば『告白』で描かれた”イヤミス”のイメージが強いですし、まだまだその切れ味の鋭さは健在ですが、
    徐々に人間の優しい面、切ない面を描いた作品でも印象的な作品が増えてきていて、ますます湊さんの今後の作品が楽しみになってきています。

    第65回日本推理作家協会賞短編部門「海の星」

  • 再読。6編の短編集で、6者6様の「望郷」物語が綴られています。望郷の対象は全て「白綱島」という瀬戸内海の小さな島。部外者からすると、故郷が田舎町であるということは美しい思い出というイメージが勝手にありますが、当事者の人たちにとっては小さな田舎町だからこそのしがらみや鬱屈とした思いがあって…でも最後は希望のあるお話ばかりなのでホッとできます。
    特に「海の星」「光の航路」が好きかな。人は人から傷つけられたりするけど、人を救うのもまた人でしかないんだよなぁと悲しいような嬉しいような気持ちになります。

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著者プロフィール

1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』(『望郷』に収録)で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』など。

湊かなえの作品

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