犬の証言 ご隠居さん(三) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2016年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167905293

作品紹介・あらすじ

鏡磨ぎの梟助じいさんが大活躍するシリーズ第三弾!



五歳で死んだ一人息子が見知らぬ夫婦の子として生れ変ってた⁉ 愛犬クロの行動に半信半疑の両親は…梟助が様々な「絆」を紡ぐ五篇。

みんなの感想まとめ

物語は、愛犬クロの行動を通じて「絆」をテーマにした五つの短編で構成されています。シリーズの第三弾では、語り手の鏡磨ぎがその存在意義を発揮し、物語に深みを与えています。前作までの疑念が払拭され、語り手の...

感想・レビュー・書評

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  • 2016年1月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目。犬の証言、ススキの木兎、幸せの順番、コドモルス、百物語、の5つの連作短編。梟助の蘊蓄語りとお客さんの語りで構成される話は興味深く面白い。「幸せの順番」の続きが知りたくなる。梟助の出自が「百物語」で解明されとても満足。続きものを読んでる醍醐味です。良かった良かった。

  • 1冊目、2冊目と、語り手がいることの必然性に疑念を抱きつつ読んでいたが、3冊目にきて、ついに、というか、いよいよというか、鏡磨ぎが語り手としていることに意味が出てきたように思った。これまでは語り手の語る蘊蓄、鏡磨ぎ職人でなくてもいいんじゃない?と思っていたが、3冊目でつながったように思う。
    「幸せの順番」なんて、語り手なしで、独立した別の短編で読ませた方が面白いんじゃないか、と思いながら読んでいたが、なかなかどうして、この結末はお見事だと思った。
    3冊目にきて面白くなったと思ったけれど、
    さて、ここで一休み。かなり時間をおいて次作を読もうかな。面白いと思った本作の感じを少し長く置いておこうと思います。

  • 10

  • 【鏡磨ぎの梟助じいさんが大活躍するシリーズ第三弾!】五歳で死んだ一人息子が見知らぬ夫婦の子として生れ変ってた 愛犬クロの行動に半信半疑の両親は…梟助が様々な「絆」を紡ぐ五篇。

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著者プロフィール

1944年、徳島市生まれ。さまざまな職業を経験し、ラジオ・ドラマ脚本・戯曲を執筆。1993年、一人芝居「風の民」で第3回菊池寛ドラマ賞を受賞。日本脚本家連盟会員、日本放送作家協会員。2011年、『軍鶏侍』で時代小説デビュー。同作で歴史時代作家クラブ新人賞を受賞、同シリーズにより多くの時代小説ファンを獲得。ほかシリーズに「ご隠居さん」「手蹟指南所『薫風堂』」「新・軍鶏侍」「よろず相談屋繁盛記」「めおと相談屋繁盛記」など、単著に『からくり写楽 蔦屋重三郎、最後の賭け』など著書多数。演劇にも造詣が深く、小説、戯曲、芸能、映画、音楽、絵画の多ジャンルでのシェイクスピア派生作品を紹介した著作『シェイクスピアの魔力』がある。

「2022年 『逆転 シェイクスピア四大悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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