江戸川乱歩傑作選 獣 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2016年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167905316

作品紹介・あらすじ

巨匠の妖しき名作を桜庭一樹が厳選!



日本推理小説の巨匠・江戸川乱歩が没して50年。名作に光を当てるアンソロジー第1弾は「パノラマ島綺譚」「陰獣」など傑作七編。

みんなの感想まとめ

多様な視点から描かれる江戸川乱歩の傑作短編集は、彼の独特な世界観を楽しむことができる魅力的な作品です。初期の問題作『陰獣』がラストに配置されることで、全体の構成が際立ち、読み終えた後にその意味を深く理...

感想・レビュー・書評

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  • 妖しさで選んだのかな?

    文藝春秋
    http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167905316

  • 「二銭銅貨」こののち、二人の友情がどうなったのかが気になる…まぁ現実なんてそううまくいくわけではないけれど、お金が手に入ると夢見ちゃった友人がかわいそう…
    「一枚の切符」ちゃんと理屈のあるミステリ。被害者が犯人系。
    「D坂の殺人事件」明智小五郎登場。
    「屋根裏の散歩者」そうそう完璧な殺人はないよ、と。
    「一人二役」これは夫ののろけ話になるのか…?そりゃ暗闇でも自分の夫くらいわかるよねぇ。
    「パノラマ島綺譚」景色描写がすごい。パノラマ島にいた女たち、いくら高額給料でも裸で蓮台になれるの…???
    「陰獣」乱歩作品みたいなの出てくるなーと思ったらやはりそうだった。主人公のモデルネタは甲賀三郎か…。これは女が犯人でいいんだよね…よね???となる。
    「恋と神様」随筆。8歳の時の話。8歳児にしてラブレター的なものを書いて…?すごいな…。
    「幻影の城主」

  • 初期問題作『陰獣』がラストに配置されていて、読み終わるとその構成の意味がわかる。『パノラマ島綺譚』読んでるとき、リアルに「へ、変態……」って呟いてしまった。多重解決ものの片鱗を示す『一枚の切符』が好き。

  • 代表作7編が楽しめる。
    中でも「パノラマ島奇談」には今のアミューズメントパークの原型がある、作者の構想力とエンターテイナー振りはさすがだが(幻想)ミステリーとしては・・

  • 乱歩短編集、こちらの編者は桜庭一樹。
    『編者の色』という意味では本書の方が強く出ていたように思う。
    『鏡』と『獣』、2冊ともに読んでみると、それぞれのカラーがはっきり見えていて面白かった。
    それにしても『陰獣』は名作だ。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば・かずき):1971年鳥取県出身、小説家。1999年、「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞し、翌年デビュー。『GOSICK』シリーズが注目され、さらに04年発表の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。07年に『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、翌08年に『私の男』で第138回直木賞を受賞。おもな著書に『少女を埋める』『紅だ!』『彼女が言わなかったすべてのこと』『名探偵の有害性』など、またエッセイ集に〈桜庭一樹読書日記〉シリーズや『東京ディストピア日記』などがある。

「2025年 『読まれる覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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