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- Amazon.co.jp ・本 (558ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167905521
感想・レビュー・書評
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歴史背景などの説明がうだうだ続くようなことがなく、ストーリー展開のスピードがちょうどよくて、あっという間に引き込まれた。続きが読みたかったな。
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夏に相応しい歴史冒険小説。村上海軍の流れを持つまじめな海賊、つまり盗みはしないが戦いを挑まれたら徹底的に相手を粉砕する。日本を出国して明(中国)を目指すがシャム(タイ)のアユタヤに行き着く。そこで戦いを挑まれながらら次はシャムとビルマ(ミャンマー)の争いに巻き込まれる。そして最後の大勝負は元村上海賊でシャムを根城にする明の海賊(つまり日本人)の大物。主人公とこの大物海賊は浅からぬ縁があり…その息子に挑まれた一対一の決闘で殺してしまう。そこから大海賊の攻撃が始まり。
となんとも壮大で夏向きの小説。読後も爽やかに終わった。