買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 611
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167905828

作品紹介・あらすじ

欲しいものがいっぱい! 女子垂涎のお買い物本週刊文春の人気連載「お伊勢丹より愛をこめて」が書き下ろしを追加して一冊に! 山内さんが選ぶ「長く愛せるもの」が満載です。

感想・レビュー・書評

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  • 今月の新刊案内を読んで即購入。山内マリコさんの作品は読みたいと思いつつ読みそびれていたので、初・山内作品となった。

    ショッピング好きの山内さんが、ファッションで有名な伊勢丹百貨店その他もろもろでお買い上げになったアイテムを披露しつつ身の周りを考察するエッセイ。おのれの買い物に対する姿勢をカミングアウトし、アイテムの素敵さをほめたたえ、反省すべき点があれば反省して次回への糧とするという、お買いもの好きにとっては身に覚えのありすぎるローテーションが繰り広げられ、いちいちうなずいてしまう記述が盛りだくさんである。

    読んでいて、谷村志穂・飛田和緒コンビの『お買い物日記』を思い出した。いたずらに高いものが欲しいわけではなく、自分に合ったプライス、ときにはちょっと背伸びして、自分が素敵な気分にひたれるアイテムが欲しいという感じ。アパレルに限らず、手帳などの文房具、、アイテムのリユースなどトピックの幅は広いし、やはり小説家さんらしく、本を買うときのときめきを、キャッチーなフレーズを織り込んだ筆致で楽しめたりもする。そしてラストのアイテムは…そうそう、あれはやっぱり、お洒落好きならこれで締めるよね!と嬉しくなってしまった。

    川原瑞丸さんのチャーミングなイラストに、各章のタイトルおよび付記に使われたフォントのお洒落っぷりなど、お洒落本には欠かせない、ブックデザイン自体の素敵さがあふれている。それでいてこのリーズナブルなプライスとはどういうことだ!もうちょっと払いますよ、わたくしは。


  • 山内マリコさんのお買い物エッセイ。
    「フランス人は10着しか服を持たない」など、無駄なものは買うのをやめましょう、自分に必要なものを見極めよう!など自己啓発本的な本はたくさんあるけど、
    わかってる!でも買っちゃうよね!買い物失敗した!っていう本はあんまりないような気がする(笑)ので、わかるわかると思いながらさらさら読めました。
    一つのエピソードに一つかわいい絵があるのがすごく良い。
    一つ一つのお買い物に面白いエピソードがあり、
    わたしもお買い物するときにもっといろんなことを考えてて、良いものを選べそう!な気がしてくる。
    山内さん曰く「消費は作り手への応援」になる!そうなのでこれも応援になっていますように!

  • 2018.2.17
    週刊誌掲載のエッセイをまとめたもの。さらさら〜っと読めて楽しかった!
    やっぱり、質より量!から、だんだんと量より長く使える質の良いものを、というふうになってきて、買い物に悩むこの頃。そうそう、と読みながら頷く場面がちらほら。
    傘に一万円、の話とか、自分のことかと思うくらい同じようなことがあったばかり。ロンシャンの鞄も、持ってるな〜って。笑
    楽しく読めました♪

  • 2017.12月。
    買い物は楽しいだけじゃない。
    悩んだり迷ったり後悔したり未練がましかったり。
    なかなか大変なのにでもまた買い物してしまう。
    人生を反映してますな。
    自分の理想を形作ってるような錯覚があるのかもしれない。
    .
    質のよいものを少しだけ。
    わかっちゃいるけどね。
    ても、買うときだけじゃなく着るときにも楽しい服をってのに納得。

  • 買い物の楽しさが分からない20歳女、読んだら著者の買い物愛に圧倒されてすぐに自分も買い物にでかけてしまった。
    タイトルにある通り取り上げられている物は伊勢丹で買えるような品が多くてすぐに真似はできないけど、買い物や服にたいする考え方などはとても参考になる。
    いいなと思ったのはサイドゴアのレインブーツ・使うごとに柔らかくなるタオル・ルミネ1にある下着屋さん(サイト見たらとても可愛かった)。

  • ロンシャンのナイロントート、ほしい。シュットインティメイツの説明がツボだった。

  • おもしろかった。笑えたし。読んでて楽しかった。山内マリコさんとは年齢が全然違うけど、それでもいろいろ共感。ファッション哲学「買ってみないとわからない」とか、心の隙間を埋めるために必要もないけどときめくものを買わずにいられない、とか、サイズ選びが下手、とか。
    そもそも、「街に出たらいつも買い物になって、収穫がないと時間を損した気になる」ってまさにわたし。おっしゃるとおり、わたしは重度の買い物依存症だな、と認識をあらたにした次第。

  • 他人の買い物は読んでも楽しい。それくらい自分も買い物好きなんやな。

  • これを読みながら、ほしい物リストを作り始めてしまった。こんなにお気に入りのものやこだわったものに囲まれる生活って本当に素敵。時々失敗もあるのがご愛嬌。わたしも持つものにこだわり、ときめくものに囲まれて暮らしたいな。

  • 山内マリコさんが最近好き
    トキメクもの、良いものを少しずつ揃えていきたい今の気分にぴったりきた。
    取り敢えず、断捨離したい!

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著者プロフィール

山内 マリコ(やまうち まりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。
2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。同作は2016年映画化された。ほか映画化された作品に『アズミ・ハルコは行方不明』。ほか、著作に『メガネと放蕩娘』『選んだ孤独はよい孤独』など。

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