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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784167905958
作品紹介・あらすじ
枕草子の世界そのままに、王朝文化の香りを格調高く描く!
平凡な結婚生活にうんざりしていた海松子。書き綴った「春はあけぼの草子」が評判を呼び、当代一のセレブ・中宮定子に仕えることに!田辺版「枕草子」。
みんなの感想まとめ
平安時代の華やかな宮中生活と、清少納言の成長を描いた物語が魅力的に展開されます。主人公の海松子は、平凡な結婚生活から脱却し、文才を活かして中宮定子に仕えることに。田辺聖子の独特な視点で描かれる清少納言...
感想・レビュー・書評
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田辺聖子の視点で描かれる、清少納言。2024年大河と時代がリンクしていることもあり、どうしても今読みたかった。
海松子=清少納言、田辺さんの手にかかれば、自分らしく生きることを諦めない、賢く可愛げのあるお馴染み田辺ガールだ。海松子の結婚生活、「清少納言」となり、彼女が定子に支えるまでのいきさつ、平安時代の政治を上下巻でみっちり描かれているから、大変読みごたえがある。中宮定子のサロンの華やかなこと!関白道隆ファミリーの栄華ピークの場面はただただ眩しく、その雅さに心奪われる。
しかし…そう上手く行かないのが世の常で、うっとりさせられながらも微かに感じていた不穏さが徐々に姿を表してくる…平安時代のエグいところだ。
今回すごいなと思ったのは、平安という時代を格調高く描きながらも、登場人物の砕けた会話でバランスを取っているところ。それが違和感なく、わかりやすさと上品さを両立させているのは田辺さんだからなせる技。
特に腐れ縁的な関係の元夫・橘則光との会話はテンポよく、田辺さんの真骨頂!この二人の絡みだけ読めば、男女の意識のすれ違いなんて現代とそう違わないのだと実感する。少女小説っぽいノリながら、エグいところはエグく、時代背景はしっかり描写する。歴史や古典の面白さも織り込まれ、清少納言をまた違う側面から捉えることができた。これから、ドキドキしながら下巻ヘ突入。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
田辺聖子さんの初読み。本当にこの通りだったのではとそっくり信じてしまいそうな、清少納言の物語。時代背景もしっかり入れて、登場人物がみな生き生きと描かれていて、とても楽しい。上流階級のいいところも嫌なところも両方ちゃんと描いているのも好感が持てる。下巻も楽しみ。
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田辺聖子による清少納言が主人公の小説。清少納言が乗り移った方のように文体がいきいきとしていて、読んでいて楽しかった。下巻が楽しみ。
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枕草子の作者清少納言の生活、人生の物語
上巻では、幼少期から結婚、夫婦生活、そして宮廷での仕事が綴られる
趣味で文を書きそれが受け入れられ自分の仕事として生活出来る
今でこそ当たり前かもしれないけれど、この時代では本当に凄いことだろう
理想の仕事に生きる女性像かもしれない
田辺先生の描く清少納言さん、良い性格してて好き
とても身近な女性に感じられる -
清少納言が宮仕えに出るまでと定子の父の関白が亡くなるまで。
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冲方丁さんの「はなとゆめ」を読んだのを機に、田辺さんの清少納言に会いたくて、約30年ぶりの再読。
のっけから、夫・則光とのやり取りに引き込まれる。
考え方や感じ方、もちろん性別も違う「他人」である伴侶との、自分とは全く別の人間としっかり意識した上で、ほんのりとつながりを感じさせる不思議な呼吸。
30年前にこんなくだりを読んだことすら覚えていなかったけど、長年、夫婦としてやっていくには、こういうのあるんやなぁとしみじみ。
清少納言の魂が、そのまま田辺さんの中に宿ったかのような素敵な作品です。 -
【枕草子の世界そのままに、王朝文化の香りを格調高く描く!】平凡な結婚生活にうんざりしていた海松子。書き綴った「春はあけぼの草子」が評判を呼び、当代一のセレブ・中宮定子に仕えることに!
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著者プロフィール
田辺聖子の作品
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