- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167906108
作品紹介・あらすじ
怒涛のクライマックスへ!伊月と静門院が結ばれ、圭寿とお吉も――。いよいよ藩の復興事業に着手する。一足先に田鶴へ戻った燦が口にした頼み事とは?
感想・レビュー・書評
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シリーズ第7弾。
伊左衛門の八重に対する仕打ち、急変したのがしっくりこず。
八重の戸惑いと読み手の戸惑いを重ねたのか、次巻ではっきりするのでしょうか。
登場人物が多いので、それぞれの深みが出しきれてないところに少し物足りなさも感じつつ、続きが気になる面白さ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第7弾。舞台は再び田鶴藩へ。
長年田鶴にはびこった膿を一掃し、藩政を立て直すべく新たな藩主となった圭寿。一見目立たない素朴な人柄ながら、稀代の名君になるかもしれないと思わせる素質を有する。そして、それに従う形で田鶴に舞い戻った伊月と燦。それはある意味、長年藩政の重鎮にいた伊月の父、伊左衛門との対峙も意味する。そんな最中、燦そして圭寿が何者かに狙われる。
本巻は今までの巻に比べると比較的流れは穏やかな印象を受ける。嵐の前の静けさといった感じか。ラストで圭寿が狙われる場面から一気に展開が早くなるが、それまでは直接的な行動というよりは、その裏に隠れた思惑が描かれている。 -
#読了 いいところで終わってしまった!続きがものすごく読みたい。
メイン3人の今後はもちろん、女性たちもどう落ち着くのか、楽しみです。 -
6巻を読んでから3年も経っていた。
内容が…よく覚えていない…でも読んでいくうちになんとなく思い出してきた。
圭寿と伊月が頼もしい。成長したなあ。
篠音がかわいそうで…なんとかまた燦と会えるといいな。
あと一巻で終わりなのか。どんな結末が待っているんだろう。 -
田鶴藩に戻った燦を不意に襲う、謎の飛礫(つぶて)。
それはかつて共に暮らした與次の仕業だった。
「今更のこのこ帰りやがって。何もかも遅すぎるんだ!」
與次から篠音の身の上を聞いた燦は、ある決意をする。
城では圭寿が、藩政の核心を突く質問を伊月の父・伊佐衛門に投げかけていた…。
少年たちが戦う、文庫オリジナルシリーズ第七弾。
(背表紙より抜粋)
話の展開が早く、読んでいてとても面白いとは思うのですが、どうも気持ちの流れとか、そういうところが納得いかないです。
確かに人を好きになることは錯覚がメインなのだけれど、キッカケというキッカケがお粗末すぎる。
特に伊月とお吉の心の移り変わりが納得できないです。
静門院と圭寿は、自然なのだけれど…。
まあでも、ストーリーの勢いでカバーできてるので、まあ…うーん。でもこの土壇場にきて残念でした。
話の流れは、佳境らしく、とても早く…。早いのもきっとこの薄さのせいだろうなと思ってしまいますが(笑) -
一気読み。
おようとお吉の話の続きが気になる。
のと、終わり方!!8巻すぐ読まなきゃ。 -
燦、伊月、圭寿、静門院らの、個性あふれる人物をいきいきと動かし、想像を絶する展開へ持ち込んで行くとこは私の心をワクワクさせた。次の展開がどうなるのか。田鶴藩はどうなるのか・・・ 桔梗はどのように落ち着くのか・・・
これからが楽しみである。 -
静門院がこんな形でお吉を使うとは…
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いつの間にか出ているシリーズ…
静門院がいい位置づけになってるなーと思う。 -
2016年5月23日購入。
2016年5月31日読了。