黄金の烏 八咫烏シリーズ 3 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1204
レビュー : 140
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906306

作品紹介・あらすじ

八咫烏の世界で繰り広げられる壮大なファンタジー八咫烏の世界に、危険な薬の被害が続出。その行方を追って旅に出た若宮と雪哉の前に出現したのは人を喰らい尽くす大猿だった……!

感想・レビュー・書評

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  • 八咫烏シリーズの第3弾。今回もとても面白かったです!
    第1弾、第2弾は宮廷内の話だったのに対して今回は地方での話が中心。前作同様若宮に仕える雪哉という少年が主人公。
    また騙された!物語を読み進めていけばいく程序章で読んだ話に対する違和感が膨らんでいったのですが、終わり頃になって「成る程、そういう事か!」と納得しました。恐らくあの序章は色々な勘違いを招く為に書かれたものかと…。

  • 久々の八咫烏シリーズ。
    展開が面白すぎて、思わず一気読みしてしまった。
    ファンタジーなのに、ミステリー要素もあって、最後まで楽しめた。
    次も早く読もう!

  • 前作より読みやすかったが、内容は物足りなく感じました。

  • 1冊目より2冊目、2冊目より3冊目と段違いにおもしろくなっている。
    新進気鋭の作家の成長を目の当たりにしている感じがする。

    このシリーズの特徴は、どこに散りばめられているかわからない伏線と、その数多くの伏線をひとつ残らず回収してしまう構成の緻密さにあると思う。

    サスペンスあり、ファンタジーあり、歴史あり、、、と何でもアリな雑食エンターテインメント!
    といったところか…?

  • 真の金烏とは何かが明らかにされ、猿との闘いの火蓋が切って落とされ、どうやら山内と外界の境界に綻びが……と、物語が大きく動き始めて、面白くなってきた。物語のスケールが大きくなってきて、前2作はプロローグだったのね、ここまで我慢して読んできて良かったと思えました。ただ、まだラノベ調と感じる部分が見受けられるのが少し残念。浜木綿が正室になっても未だに『あんた』とか『アタシ』って言ってるのって安っぽく、この世界観にはそぐわない感じがして気になった。

  • 『烏に単は似合わない』、『烏は主を選ばない』の対となる2作でようやく序章を終えた感のあるこのシリーズ。ついに今作『黄金の烏』で、金烏である若宮が八咫烏の世界に起きた異変に立ち向かっていく。
    いままでも金烏という言葉はでていたが、その存在は伝説のようなものと信じられていた。しかし実際に若宮は外の世界と八咫烏の世界の境界を修復する離れ業を見せる。金烏とは世界に危機が起きたとき、それを救うために現れる存在らしい。外の世界とはつまり私たちのような人間がいる世界だが、これが山を切り崩したりしているために山内の八咫烏の世界が脅かされ、人間を食べて生きていたはずの人食い猿が八咫烏の世界にも出現するようになってしまった。
    いままで謎めいていた金烏についてや、外の世界との関わりや八咫烏の世界に訪れる危機など今後のさらなる展開を期待させる今作。雪哉に淡い想いを寄せる小梅が新しく登場したり、いままでの2作と同じようにプロローグが予想を裏切るところが健在だったりと魅力満載。とんでもないシリーズに出会ってしまった。

  • 猿との闘いは緊張感があって読み応えがある
    最後のちょっとしたミステリー要素はストリーにあまり関係ないしちょっと余分かな

  • いやあ、巻が進むごとに面白くなってきますね。1,2巻がイントロみたいな感じでそれぞれのキャラを紹介し、ついにこの3巻目で、金烏としての若宮と主従関係を結ぶことになる雪哉がこれから先どうなっていくのかが楽しみです。
    今回は八咫烏の世界と繋がっている人間界の話もでてきて実に興味深くなっています。私は、この物語は八咫烏の世界を人間界に喩えて書いているのかと思ってましたが・・・この巻をよむと、そうではなく山内の世界の外に人間界があるとはっきり書いてありました。不知火、それが人間界の夜景であると・・・。
    まだまだ、この物語は始まりにすぎない。これからどんどん大きくなっていくと思う。壮大なファンタジーに拍手!!

  • シリーズ毎に描かれる世界が広がってゆく。
    前作までは若宮は俺様キャラのイメージだったが今作で雲上の人になってしまった気がする。
    前作まで子供すぎると思ってた雪哉と同じ目線で世界を知っていく感覚が、私が本の中に入っていってることを感じさせる。

    阿部智里さん凄すぎです!
    とても素敵な本に出会えて 楽しみが増えました。

  • 相変わらず雪哉がかわいそうな扱いなんですけど(笑。
    でも大きく歴史の歯車が動き出した感。
    山内の外側ってそうなのかー!とか、新たなる脅威とか読み応えあったな~。

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞。14年同大学院文学研究科に進学。デビュー作『烏に単は似合わない』がコミックDAYSにて松崎夏未氏により漫画化。

「2019年 『烏に単は似合わない(2)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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