新釈 にっぽん昔話 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2016年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167906320

作品紹介・あらすじ

こんなにユニークな昔話、他にない!



「さるかに合戦」「花咲じいさん」など誰もが知る昔話が、手練れの作家の手にかかれば大人も楽しめるエンタテインメントに大変身!

みんなの感想まとめ

ユニークに現代風にアレンジされた昔話が、心温まるエンターテインメントとして楽しめる一冊です。読者は「さるかに合戦」や「花咲じいさん」といったおなじみの物語から、あまり知られていない「三枚のお札」や「犬...

感想・レビュー・書評

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  • 変形昔話が6つ。

    「さるかに合戦」と「一寸法師」は、なかなかユニークでした。
    「花咲かじじい」「笠地蔵」はわりと原作。
    「三枚のお札」と「犬と猫とうろこ玉」は知らないお話でした。

    どれもちょっと現代風アレンジというか効かせてあって、おもしろく読めました。

    後書きで、乃南アサさんが東日本大震災で被災された方たちに何か自分にできることを、と思い、年齢性別問わず読んでもらえ、なんとなく暇つぶしでもいい、少しでも現実から頭を切り離してもらえればいいと思って「昔話」を…と書かれています。

    その思いがつまったほっこり、優しく、楽しい1冊でした。

  • 文章がとにかく読みにくい。
    内容も特に驚きがなくがっかり

  • 初めは森見氏の『新釈走れメロス』的な内容を期待していたのだが、どうも雰囲気が違う。「さるとかに」以外は普通のオチなんだよな。あとがきを読み、本作が東日本大震災を契機に書かれたものと知り、現代風に書かれながらも心温まる内容に得心がいった。「三枚のお札」「犬と猫とうろこ玉」は初めて読む昔話かも。

  • 昔話を現代風に解釈・・・というノリで読んでいたけれど、途中からフツーに昔話を読んでいる感じに。6つのっ昔話が特に後半のものは概要は知っていてもストーリーがうろ覚えだったり知らなかったりした話もあり、アレンジされているとはわかっていても、ベースがこんな話だったんだ、こんな話があるんだ、と読んでいました。

  • 全体的に文章がほっこり昔話という感じでよかった。
    作者の狙い通り、現在の生活をちょっと忘れて読める気がした。

    「さるとかに」
    さるのイケメンっぷりと結末におおぅ。

    「花咲かじじい」
    これはかなり普通の昔話。

    「一寸法師」
    確かに子供が一寸だったら親は冷静ではいられないよなぁ、から始まるキャラ設定がすごくよかった。

    「三枚のお札」
    元々の話からして、大人になって読むとすごいことをしていると気づく。
    和尚様すごくない…?

    「笠地蔵」
    お、おそ松さんを視聴したばかりだったので六人兄弟とか言われたら、それはもうあたまを過るってもの。
    不可抗力とはこのこと。

    「犬と猫とうろこ玉」
    猫姉さん可愛い。この本全体、動物キャラが可愛い。

  • 日本の昔話のパロディ。
    昔話らしく語り口調で、オノマトペもたくさん。リズムよくすらすらわくわく読める。

    最初の「さるとかに」が流れは一応そのままなのに、昔話にしては妙に現代的な感覚でおもしろかった。オチもたのしい。
    ほかのものもおもしろかったけど、さるかに合戦ほどのパロディではなかったから、どうせならぜんぶそれくらいだったらいいのにと思った。

  • え?これってこんな話だったっけ?っていうのもあったけど。
    さるとかにって、そんな恋愛ものだったっけ?とか。
    一寸って、こんなずる賢い奴だったの?とか。
    最後の鱗玉に至っては、知らなかったけど。
    でも、結構楽しく読めた。

  • 短編6つで気楽に読める。ただ、さるかに合戦と一寸法師以外はちょっとそのままな感じはあった。

  • 【こんなにユニークな昔話、他にない!】「さるかに合戦」「花咲じいさん」など誰もが知る昔話が、手練れの作家の手にかかれば大人も楽しめるエンタテインメントに大変身!

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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