初しぐれ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2016年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167906344

作品紹介・あらすじ

書籍未収録の六篇を収めたファン必読の一冊



夫に先立たれた女の胸に去来するのはむかし言い交した男の顔。表題作など晩年に発表した時代小説五篇と幻の直木賞受賞第一作を収録。

みんなの感想まとめ

多様な舞台設定を背景に、深い人間ドラマが織りなされる作品です。夫を失った女性の心情や、過去の思い出が鮮やかに描かれ、特に表題作の終わり方や『海の音』のテーマは、読者に深い感慨をもたらします。著者の作品...

感想・レビュー・書評

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  • 北原さんの著作を読み漁って一年以上経ってしまった。
    シリーズものに浸った時間が懐かしい。
    今まで、江戸下町のお話がメインだったけれど、本作では長崎とか甲州とかが舞台のお話もあって、事前に調べるのも大変だったんだろうと...
    巻末に著者の入院時のエピソードが掛かれていて、読むにつれ何か哀しい。

  • ため息がでる。よかった。
    表題作の終わり方、『海の音』で自害しようと思う気持ちやその救われ方も読み終わった時に思わずため息が漏れる。
    前に読んだ『こはだの鮓』の『十一月の花火』の前日譚の『アーベル ライデル』も良かった。解説によると連作で、何作もあるようである。まとめて一本作ってくれてもいいようなものなのに。
    おりょう、お楓、ゆう子など、北原さんの描く女性の可愛さがいつもなんともたまらない。

  • 2016年6月文春文庫刊。別冊文藝春秋1993年、オール讀物2009年〜2011年に掲載された6つの短編と1つのエッセイを収録した文庫オリジナル。人生の機微を語る初しぐれが最も面白かった。北原さんらしい話です。

  • 【書籍未収録の六篇を収めたファン必読の一冊】夫に先立たれた女の胸に去来するのはむかし言い交した男の顔。表題作など晩年に発表した時代小説五篇と幻の直木賞受賞第一作を収録。

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著者プロフィール

作家

「2017年 『化土記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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