- 文藝春秋 (2016年7月8日発売)
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感想 : 37件
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167906542
作品紹介・あらすじ
静かなやさしさが皆をつなげる長編小説
震災の直後にネムオがツイッターで始めた言葉遊び。会ったことはないのにつながっている人々の日々を描き、穏やかに心を揺する傑作。
みんなの感想まとめ
多様な登場人物の視点が交錯する中で、震災や社会問題を背景にした人々のつながりや思いを描いた作品です。Twitterを通じて展開される言葉遊びが特徴的で、読者はそれぞれのキャラクターの答えを通じて、彼ら...
感想・レビュー・書評
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好きな作家、西加奈子さんが推薦していたので読んでみた。群像っていうの?とにかく登場人物が多くて、そして違う人物のシーンへ変わる時の「一息」みたいなものが全く無くてすぐ変わる。だからところどころ「え?今は誰の話?」「また人変わった?」と混乱もしてしまう。登場人物をきちんと(?)把握するためにも片手間に読むのではなく、腰を据えて集中して読むのがおすすめです。
「(○○だったら)なんと言いますか?」「(○○のとき)何をしたい?」などの質問の前半である(○○〜)部分を抜かして、「なんと言いますか?」「何をしたい?」と漠然とした質問をTwitterで投げかける。フォロアーたちは思い思いの答えを出していき、皆の答えが揃った頃、質問の前半が明かされるという言葉ゲーム。噛み合わない回答や妙に噛み合ってしまう回答が面白い。
東日本大震災始め、秋葉原の無差別殺人など実際にあった出来事への各自の思いも書かれているのもあってリアリティのある小説です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
西加奈子の本で紹介されていたので興味を持って読んでみた。
Twitterで繋がる人たちの目線を途切れなくスイッチしていくので
それが誰なのかが掴みづらいまま進んだけど
ネット社会って実際そんな感じよね~とも思った。
意図せず311を挟んで読了。
[図書館・初読・3月14日読了※単行本] -
読み終わるために、読み終わった。
とりとめもなく、視点を変え続けるお話。
とてもネット的、ツイッター的と言えばそうなのだけど、
なかなか読みづらさが勝ってしまった。。。。 -
本町にあるtoo booksで購入した一冊。
登場人物が短いスパンでコロコロと変わるため、この人誰だっけ?となる瞬間が何度もありすこし読みにくさを感じた。登場人物が変わった事に気付かないこともあったが、だんだん慣れて分かるようになると、切り替わり方が面白いと感じるようになった。今までに読んだことのない不思議な小説だった。
最後まで読み終わった後に解説を読んで、この本の魅力や良さが少し分かった気がする。
解説を読んだ後でもう一回読み返したいと思った。 -
22/10/15
震災後にTwitterではじまった言葉遊び、謎かけを楽しむコミュニティの群像劇。コンセプトもエピソードもいいのだけど、もう少し登場人物を減らしたら読みやすかったんじゃないかな…この人誰だっけな、に気持ちを分断されがちでした -
著者作品はすべて読んでるが、この本が発表したときは、Twitterの話ということでなぜか敬遠してしまい、今頃読んでみる。
年数経って読んでみても、通信・デバイス関係の違い・古さは明らかでなんだけど、それでも今読んでみると、その時代にちゃんと人は考えていたなと分かる。
しかし、今はどうなんだろう・・・とも思うけど。
同じ時間軸の中に、多くの人が登場して混乱しながらも、それを巧みにつなげる著者のすごさに脱帽するのである。 -
私は正直誰が誰ということが時々わからないことがあった。笑
でも、誰の物語を受け止めて、誰の物語を受け流してっていうことが認められているような小説やったから、読んでいてイライラしなかった。
本当にTwitterのように、誰かの物語には引っかかるし、そうじゃないものは流れてた。環境(物語)がそんな雰囲気を作ってた。不思議な小説やったけど、終わった時、私もとりとめのない物語に過ぎないし、寂しい1人に過ぎないけど、いいかなって思えた。 -
長嶋有はデティールを描くということについてはこだわりがあるのだろうと思うし、実際上手いと思う。本作は、そんな長嶋有の実力がいかんなく発揮されるとともに、震災後のツイッターという空間を介して、時代を写しとった一冊だと思う。ツイッターという空間でいろいろな人が他愛もなくおしゃべりをしている、そんな雰囲気がよく写しとられているだけではなくて、それが形式上も、登場人物の行動が切り取られてつながっていくさまに現れている。そんなつながりが心地よく、しかし、一方で、その背後には震災や秋葉原の殺人事件といった時代的な背景がある(別にそれが主題ということではなくそれも含めて切り取られている)。実のところ、ツイッターでの言葉遊びなんて、という思いもなくはないが、それでもやっぱり引き込まれて読んでしまったのは、長嶋有の描写の上手さがやっぱり大きい。
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86Pでギブアップ。
構成、展開が独特。中年以上のSNSやってるひとなら面白いのかなと思った。 -
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震災後、作家のネムオがTwitter上で始めた言葉遊び。
その言葉遊びを楽しむ人々の群像劇。
改行された、今まで読んでいた隣の文章が別の登場人物の話に突然変わるので、慣れるまでは読みにくいです。
震災や、秋葉原の無差別殺人など実際に起きた出来事を織り混ぜながら、様々な場所で生きる、様々な年齢の、様々な日常と思考が描かれています。
手法とか発想は面白いのですが、私には相性が悪いようでイマイチでした。
何も伝わってこない、というのが正直な感想です。
残念。
2014年15冊目。 -
登場人物出てき過ぎて全然覚えれんかった…なんか独特の書き方やった。全然改行せんし。
でもあの言葉遊びはやってみたいな。 -
2020.8.22読了
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長嶋さんは言葉の感覚が敏感なのだろうなと思う。"積み重なる"SNSと"地続き"の自分たち、アイコンと自分の姿。
半分世界観に浸かったくらいで読んだ、もっとのめり込めると思ってた。視点がくるくる変わり、(この人どんなひとだ?どのエピソードだっけ)と思ってたらおわっていた。笑
私はSNSのアカウントをあまりリアルと連携させすぎたくない。いろんな使い方があるよね。端末上の自分とリアルの自分は別にしておきたい。「5つ星つけてよ」に続いてネット関連の本 -
内容に励まされたり、した。考えさせられたりも、した。「これなにかの象徴みたいだ、でもそれを的確に表現できない」と作品内で述べられるが、読んでてそんな感じを抱いた。Twitterやってる人は読んでみて下さい。
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眠くなってしまって全然進まなかった…
人が多いのも、視点の移り変わりがいつのまにか行われるのも、どうやら苦手みたい。
現実でも「これはなんでしょう」があるそうなので、見てみたい。 -
ものするひと、つながり
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長嶋有はよく見てんなといつも思う。廊下に置いてある新品のティッシュはすこし湿気っているとか、へんな口癖の女子高生とか、言われるまで気づかないけど確かにそうなことが楽しい。視点が変わるのに行をあけないから戸惑うけど、ツイッターとかインターネットなんてそんな感じだもんね。慣れたら平気です。単行本で読んだ後にまた読みたいと思って読んだの。文庫、手元に置いといてまた読みたい。
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著者プロフィール
長嶋有の作品
