柳に風 新・酔いどれ小籐次(五) (文春文庫 さ 63-5 新・酔いどれ小籐次 5)

著者 :
  • 文藝春秋
3.43
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本棚登録 : 200
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906696

作品紹介・あらすじ

書き下ろし新作第5弾!小籐次は自分を尋ねまわる怪しい輩がいると知り、読売屋の空蔵に調べを頼む。ネタになるかと張り切る空蔵だが、その身に危機が迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 新シリーズになり、おりょうとののんびりとした展開だったが、駿太郎が活躍し、またテンポが戻りそうな予感がする。

  • 極悪非道の盗人、秩父の雷右衛門を成敗する。駿太郎の成長がはなはだしい。

  • 2017.01.24.読了

  • 駿太郎の成長が、目を見張るものがある。
    素直に育っていて、気持ちがいい。

    雨の中の稽古に、声をかけてくれた弘福寺の住職向田瑞願が、寺を稽古場にして良いと言ってくれたのだが、、、、息子の借金の取り立てで、賭場に使われそうになりそうだったからだ。
    住職も、なかなかのやり手であるが、息子も最後には、駿太郎と仲が良くなる。

    今回は読売屋の書き方の空蔵が、ネタになるようなことが無いか小藤次にちょっかいをかけながら、探索の途中で、自分が捕らわれて身になってしまう。

    段々小藤次の知名度が、上がって来て、本人も大変になって来たのか?、空蔵への言葉遣いも、迷惑千万のように受け答えをしているが、掛け合いも面白く書かれている。

    豊後森藩藩主8代の久留島道嘉の 近習 池端恭之介が、剣術指南赤目小藤次として、出仕願いが、叶うのだが、上士や、元下士にどう対応していくか?池端氏の良い意味での策力が期待される。

  • 20170203 このシリーズも代替わりか?登場人物の配置のせいか、まだ続いても内容は薄くならないような気がする。どこかで空也と合わせられないかな。時代設定が違うけど問題は無いような。

  • H29.01.17

  • 新シリーズ第五弾
    六巻を先に読んでいたが問題無し
    一風変わった親子関係だが何故かすっきり?
    旧藩との繋がりも新たに?。息子の活躍は?
    お節介が新たな問題を、この繰り返しが今後も?

  • 新シリーズも5作目。さほど、大きな事件ではないが、小藤次の回りには平穏と云う二文字はない。とうとう、駿太郎もやむを得ずとは云うものの人斬りの世界に踏み込んでしまった。でも、まあ面白いのですがね。

  • 読売屋の空蔵は、どんな災難にあっても懲りそうにないですね。

  • 2016年8月文春文庫刊。書下ろし。シリーズ5作目。事件に巻き込まれる小藤次とそれを取り巻く人々との掛け合いが楽しい。大きな事件は無く、小藤次江戸日記的なお話でした。

  • 駿太郎ついに人を殺める

  • 【書き下ろし新作第5弾!】小籐次は自分を尋ねまわる怪しい輩がいると知り、読売屋の空蔵に調べを頼む。ネタになるかと張り切る空蔵だが、その身に危機が迫る。

  • 123

  • 話の展開が快調で、いつもと同じようでありながら、面白かった。空蔵はピンチになっても、相変わらずです。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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