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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167906788
作品紹介・あらすじ
江戸時代にも清少納言がいた!
『赤蝦夷風説考』を上申した伊達藩藩医・工藤平助を父に持つあや子。
最初の結婚は失敗し、その後、家の没落などの苦難を乗り越え、二度目の夫のもとで「書く」喜びに出会い、只野真葛を名乗る。
封建社会の中、誰にも束縛されない自由闊達な文章と社会批判で滝沢馬琴も驚かせた、その半生を生き生きと描いた長編小説。
真葛は「清少納言が、もっと書いていたら?」という姿を、私達に想像させる存在なのです。
という酒井順子さんの解説も必読です。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
封建社会に生きた女性の苦悩と成長を描いた物語は、主人公あや子の波乱に満ちた半生を通じて、自由な表現の喜びを見出す過程を生き生きと伝えています。彼女は伊達藩の藩医の娘として裕福な家庭に生まれ、幼少期は明...
感想・レビュー・書評
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江戸時代中期。伊達藩の藩医工藤平助の長女として生まれたあや子(真葛)は、幼い頃から封建社会に生きる女の窮屈さを感じ、自活の道を考えるような少女だった。
裕福な家でなに不自由なく育った少女時代には父を取り巻く楽しげなエピソードも多く、工藤家にもあや子にも明るい未来が約束されているかに見えたが、やがて一変、不運の連鎖が始まる‥。
後半生からの執筆ながら、旺盛な創作活動を見せたあや子。その糧となったとはいえ、こんなにも次々と大切な人々を失い、過酷な状況に置かれ、小説の主人公としてこれで成り立つのか??と思うくらいである。
史実と彼女の著作から分かり得ることだけを丹念にまとめ上げた印象だが、個人的にはもう少し、フィクションを盛って起伏を作ってくれたほうが楽しめた気もする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【江戸時代にも清少納言がいた!】藩医の娘だったあや子、後の只野真葛。離婚、家の没落などを経て自由で個性的な随筆を書くに至った生涯を生き生きと描いた歴史長篇。
著者プロフィール
永井路子の作品
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