燦 鷹の刃 (8) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2016年8月4日発売)
3.73
  • (20)
  • (46)
  • (42)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 390
感想 : 47
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784167906795

作品紹介・あらすじ

燦・伊月・圭寿――三人の運命やいかに?

本気で政を変えようとする圭寿を不意に闇神波が襲う。そのとき燦、そして伊月は――。少年達が闘う大好評シリーズ、ついに最終巻。

みんなの感想まとめ

運命に翻弄される少年たちの物語が、ついに最終巻を迎えます。圭寿が政を変えるために闘う中、闇神波の襲撃が彼を脅かし、燦と伊月の運命も大きく揺れ動きます。ラストでは、思いもよらぬ秘密が明かされ、人の怨念の...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ最終巻。あわてて終わった感じ。最後の秘密までは思い至らなかったが、2組が幸せに終わってなんとか挽回したようだ。

  • ついに最終完。
    怒濤のラスト、そんな重大な秘密が明かされるとは…人の怨念の恐ろしさ、それによって二人の人生が大きく変わることになるなんて…真実を知っても、それでも伊月は圭寿を支えて生きていこうと決めたのだ。

  • まさかのみんな大集合!?からの、残りこのページ数でこの急展開!?どう終わるつもり?と勝手に焦ってしまうくらいドタバタっとしてシュッと終わりました。
    あと話をややこしくしてたのは、結局あのおじさんじゃない…?要らんことしすぎ…
    最終巻ということで急に終わらせに来た感じがした。

  • 面白かった。もう少しゆっくり物語が展開して欲しかった。まだまだ読みたかった。

  • 内容(ブックデータベースより)

    おれが必ず産に逢わせてやる・・・
    遊女に堕ちた身を恥じながらも燦への想いを
    募らせる篠音に、伊月は誓う。
    遊里からの帰り道、星月夜に轟く鳥の鳴き声に
    不吉な騒ぎがし、城へと急ぐ。
    正に刺客が藩主・圭寿に放たれていた。
    其の頃、静門院とお吉は田鶴に向かって
    道を急いでいたが・・・

    文庫オリジナルシリーズ,ついに感動の最終巻!

    令和7年1月8日~9日

  • メインの3人と吉倉家、篠音と與次、於よう、お吉。主要メンバーが勢揃いの最終巻。

    闇神波の存在、神波の「宝」、藩の財政、襲撃された篠音と與次、お吉とこどもたち…。問題にきちんと決着がつき「ハッピーエンド」と言える結末だとは思うけど、主人公の伊月が不憫!!

    慕ってきた父に運命を弄ばれていたことが発覚し、想いを通じ合わせた於ようとは結ばれないどころかその手で最期を迎えさせることになり、強い信頼関係で結ばれていた圭寿との間に大きな秘密を抱え、その後を影として過ごした生涯。

    燦も圭寿も、ほかのみんなが愛する人と幸せな結末を迎え、自分の願いを叶えただけに、真面目で優しい伊月だけが報われなさすぎて悲しい。

    圭寿に仕えて、田鶴の人たちの暮らしを守った生涯は、幸せだったと伊月は言いそうな気がするけど、伊月個人も幸せであってほしかった。育ての母の八重が伊月を我が子以上に愛してくれていたのがせめてもの救い。

  • 第八弾の最終編
    主人公の兄として描かれてきた伊月が藩主の子、散々ダメな藩主に翻弄された親としての意地の取り換え、同じく翻弄された清門院も思い人の名残を感じさせる男の妹の身代わりに、本当は違うのだが
    神波の秘宝は薬草の記述?

  • 最後は結構駆け足感が否めませんが、まさかの展開で一気読みしてしまいました!これで終わりだなんて信じられませんが悪くはなかったです

  • シリーズラスト。

    タイトルが燦の理由が最後までモヤモヤ。
    燦に込められた意味なのか、人物としての燦なのか。
    みんな思いのまま生きたってことで前者なのかな。

    八重の煮込みもちは美味しそうでした。

    あんなに浅はかな人が次席家老って、どれだけ人材不足してるのって話で、そんなんで十五万石の藩が藩として成立してるのか?なんて余計なことを考えてしまう。

    伊左衛門の犯した罪はシリーズ序盤で予測できただけに、ラストも物足りなかったです。

    期待値が大きすぎたのかもしれません。

  •  シリーズ最終巻。
     遂に圭寿を襲った事件の黒幕が明らかになる。そこには、藩政を左右する陰謀が渦巻いていた。そして、伊月の父、伊左衛門の不穏な動きも明らかとなり、そこには恐るべき秘密が隠されていた。
     ほとんどの主要人物が田鶴藩に集結し、クライマックスを迎える。「誰々はこうすべきもの」という価値観に縛られない生き方というのは、いつの時代も切り拓く力となる。そういったことも、このシリーズでは伝えているように思う。ただ、政治の世界において全てにおいて清廉潔白というのは難しいのではないかという疑問もやはり持ち得てしまう。

  • 最後の最後にさらっと終わってしまった…もう1冊分くらい深めて欲しかった…

  • #読了 駆け足感は否めないけれど、衝撃の結末だった。
    大団円!になると思いきや、あまりにも伊月がかわいそうすぎる。
    もう1巻くらい出して、ゆっくり終わりにしてほしかったなぁ。けれど、全体を通してサクサク読めて面白かったので、○!

  • 最後の最後でびっくりした。伊佐衛門があんな人だと思わなかった。
    色々あったけど、結局伊月が一番かわいそう。
    最後は少し悲しくなった。

  • 読み終わって、これまでの伏線はこれだったかー…と放心状態になった。これからも伊月は変わらず仕えていくんだろうけど…でも、かわいそうすぎない?父だと思ってた人は自分の息子に付き従うのを見て満足を得てたクソ野郎で、自分の父親はもういない。双子だと思ってた人は違うし、母もいない。好きになった人は死んじゃうとか…。
    主従について何だかんだ言ってた燦ですら、伊月が何も言わず変わらずにいることを『尊い』と言っていたけど、伊月に残ってるのは圭寿だけだったのかもよ…涙

  • おれが必ず燦に逢わせてやる。
    遊女に堕ちた身を恥じながらも燦への想いを募らせる篠音に、伊月は誓う。
    遊里からの帰り道、星月夜に轟く鳥の声に不吉な胸騒ぎがし、城へと急ぐ。
    正に刺客が藩主・圭寿に放たれていた。

    その頃、静門院とお吉は田鶴に向かって道を急いでいたが…。
    文庫オリジナルシリーズ、ついに感動の最終巻!
    (背表紙より抜粋)

    背表紙を読んで驚愕しました。
    えええ!? これ、終われる!?
    いろいろと中途半端になりすぎていて、本の厚さを確認しても、全く予想もできなかったのですが…。
    やっぱり、全部が全部、幸せな方向には行きませんでした。

    だいたいまあ、予想通りの展開で、最後に何かどんでん返し的な事実があるのだろうなと思っていたその予想は見事に当たりました。
    伊月と圭寿、燦の関係。
    伊佐衛門の復讐かあ…。なんか、考えさせられる事実でした。

    ネタばれにチェックをつけていますが、備忘記録なので、自分が思い出せればよいので、キイワードしか乗せません。

    田鶴藩て、あるのですね。
    架空の藩かと思ってました。

  • 最終巻と知らずに読んでどうなるかと思っていたら、怒濤の展開!
    息つく間もありませんでした。

    もっともっと読みたかったけれど、無駄なことがなくて良かったのかも。
    面白かった。

  • 今回も燦、伊月、圭寿、於よう(静門院)らの個性は爆発している。
    最後の30ページの展開が想像を絶する事となり次回が楽しみになってくる。

  • ああ、面白かった・・。
    途中で感想書くよりも先を読みたくて最後は一気読み。
    かなりストーリーが入り組んでいたが、最後になって大団円。ちょっと最後はバタバタした感じがしたし、これでは伊月がちょっとかわいそうすぎるのではと思った。
    でもあさのあつこさんの時代小説がこんなに面白いなんて驚いた。他にも時代小説があるようなので続けて読んでみたいと思った。

  • 最後、一気に読んでしまった。
    都合いいな‼と思ったとこも含めて面白かったです。

  • 少々最後がバタバタと急展開すぎるが、それぞれの生き様がしっかりと出ている。

全43件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あさのあつこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×