パンダを自宅で飼う方法 珍獣ペット化シミュレーション (文春文庫 し 59-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906863

作品紹介・あらすじ

珍獣飼育マニュアルの仮面をかぶった動物ウンチク本パンダ、ライオン、ゾウ――。買ったらいくらする? えさ代はいくらかかる? いやそもそも入手できる? そんな疑問に答えます。

感想・レビュー・書評

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  • ちょと 息抜きに読みました。

    パンダって 飼えるのかなぁ~って 思いつつ手にとりました。
    レンタル料一年で1億円と書かれていましたので
    個人では全く無理ですね~~(笑)

    この本では パンダをはじめ 個人では全く飼えないと思える 動物の寿命 入手難易度 飼育難易度 危険度 なつきやすさ などが 記載されているので 実際に飼ってみたいと思う動物の目安になりますね。

    今回 カピバラちゃんが 意外と飼い易いと描かれてあって ブリーダーやってみたいなぁ~~(笑)
    なんて 一瞬 思っちゃいました。

    珍獣を飼ってみたいと思われる人も多くいると思いますが
    (珍獣だけではなく ワン・ニャンも含めて)
    命あるものですので きちんと 最後まで飼えるという 自信が無い方は 手を出さないでもらいたいですね~~

    ですので 勿論 私は カピバラちゃんは 飼えません。
    動物園でのお楽しみにしておきます。

  • なにこれ!!めちゃくちゃ面白い!!動物好きにはたまらんやつ!!
    元々行ってみたいと思ってたiZooの園長さんが書いた本だった。ますます行きたくなった。
    チーターとかキリン、象、レッサーパンダからコモドドラゴン、シロナガスクジラ等々…入手方法から飼い方、餌代など…飼えるなら飼えば?スタンスで書いてある。
    めちゃくちゃ面白い。これは購入予定本に入った。

  • 珍獣自体の値段から、餌代や飼育の方法まで。

    ここまで書かれると、飼うのは止めておいた方が…と
    思えるものから、いけるかも? と思えるものまで。
    とはいえ、危ないので話を聞くだけでいい、というものも。
    パンダの金額もすごいですが、餌代を含めると
    クジラの方が大変そうです。

  • 今月は空いた時間をすべて劇場での映画鑑賞に当てているため、本を読む時間がないんです。でも10冊に満たないのも寂しくて、本屋で目に入ったいちばん薄い本がこれでした。そんな不純な動機で読み始めたら、お、オモロイやんか。入手難易度、飼育難易度、飼育危険度、なつきやすさを5段階で示し、その比較対象が犬だったりするのも可笑しい。スベリ気味のおやじギャグ的一文も時に見受けられますが、それも含めて軽妙かつ真面目。キリンを散歩させるときには毎度許可が要るとかいろいろ驚かされました。手元に置いてたまに読み返したくなりそう。

    そして意外な収穫は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』中のフレディの台詞、「フルーフライ」と聞こえるけど、「ハエ」がどないしたんやろかと思っていたところ、この本を読んでたまたま「フルーツフライ」(=ショウジョウバエ)と言っていたのだとわかったことです。

  • 本編は雑学的な感じだけどあとがきこそ大事な気がする。

  • 珍獣、猛獣の飼いやすさ、飼いにくさを並べた一冊。“飼う”という視点のみから動物を見ていて、自分の生活に当てはめてみるせいか、絶対飼えないという結論になるにもかかわらず、そららの動物を身近に感じさせる不思議な本。

    飼えそうなのはハリネズミぐらいかな?

  • 様々な動物を実際に飼育したら...のシミュレーションが書かれた1冊。理論的に書かれている部分もありますが、作者さんの経験や知識を元に書かれている部分も多く、読みやすかったです。

    「珍獣」を買う/飼うフィクションとして面白く読めました。

  • 【珍獣飼育マニュアルの仮面をかぶった動物ウンチク本】パンダ、ライオン、ゾウ――。買ったらいくらする? えさ代はいくらかかる? いやそもそも入手できる? そんな疑問に答えます。

  • 動物商として活躍する著者が経験を元にした珍獣飼育のための指南書。入手難易度、飼育難易度、飼育危険度、なつきやすさをランク付けし、珍獣を飼うためのアドバイスをきちんとしてくれている。のはいいのだが、文章にところどころお遊びのセンテンスを含めているのがマイナス。イラストもあるのだしコラムコーナーを設けているのだからそこでやればいいのだ(イラストは可愛いのだが誤字が目立つ)。そこは徹底的にペット化シミュレーションをしてほしかった。

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著者プロフィール

静岡県生まれ。子どものころからの「は虫類」好きで、専門知識を独学。趣味が高じ、は虫類輸入卸商、書籍執筆、講演、テレビ出演と多方面に活躍。2012年、iZoo(体感型動物園イズー)を開園し園長に就任。日本爬虫類両生類協会の代表理事。

「2023年 『どっちが強い!? アフリカウシガエルvsオオムカデ 恐怖のゾロゾロ大行進』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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