逢沢りく 上 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2016年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167906955

みんなの感想まとめ

繊細な心を持つ14歳の少女が、厳しい家庭環境の中で自らを守るために固い殻をかぶる姿が描かれています。母親の都合で関西に移り住むことになった彼女は、周囲の人々との交流を通じて少しずつ変わっていきます。特...

感想・レビュー・書評

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  • NHKラジオの「青春アドベンチャー」で聴きました。
    父親の浮気、母からの母娘関係拒 否など繊細な年頃の娘さんにはなかなか厳しい環境の中で彼女は固いからを被って自分を守る手段を取って生きる。
    その殻を破ってくれたのは彼女を手放しでそのまま受け入れてくれた遠い親戚であり友。
    無条件でうるさい事を言わず世間体を気にしないで付き合ってくれる人々がいるって幸せだなあ。
    回り道をしたけれどこれからの彼女の行き先は明るい事だろうな。

  • 友達がオススメで貸してくれた本。オススメで読むと新しい出会いがあっていいですよね。感情の起伏がなく自然に泣けない14才の少女。母親の勝手な都合で関西にしばらく行かさせる。関西が大嫌い、関西弁を聞くと気分が悪くなる少女がどう変わっていくのか?心の葛藤を描いてる。

  • 考えられさせる話。

  • 思春期の少女の物語。漫画だけど小説的。

  • 完璧な管理のもと育てられ、悲しくないのに泣くことができる、特別な存在のりくを、あくまで「普通〜」に受け入れる関西の人々。
    母親の影響や刷り込みってすごいよなあと共感しつつ、まわりの環境が変われば、そちらのほうにも間違いなく影響される。
    ラストはこう描くのね!という驚きもありつつ、多感な時期にたくさんの人とかかわることがどんなに素敵なことかと泣いてしまった。

  • 東京のねこむーらんどに行きたい!

  • 父親の不倫と、娘への配慮のなさに嫌気がさしました。浮気相手の女性って自分は1番じゃなくても平気なのって物分かりのいい女でいるくせに、結局は自己顕示欲の塊で家庭クラッシャーになるんだなって改めて思いました。りくが人を信じれなくなったり、感情が分からなくなるのも理解できる気がします。

  • 上下巻まとめて読了。

    猫村さんのタッチで描かれた
    ナイーヴ中学生女子と、
    それを取り巻く人々の物語。

    「りく」は特別で、
    彼女は潔癖で。
    でも、若さゆえの弱さがある。

    何より母親がメンへラ。
    それが、毒。

    りくの刺は母の毒。

    関西ディスりもすごい。

    女の私から見ると、
    りくが同級生にいたら鬱陶しいし、
    りくの母が同級生にいたら、胸くそ悪い。
    りくの父が会社の社長ならば、毎日死ねと思う。

    さて。

    ラストでりくが自分のためにはじめて?
    泣くシーンは、
    いじらしくてかわいい。

    そんな話。

  • いつでも泣けちゃうとか、見た目が美しいとか、その性格とかかなり珍しいのかもしれないけど、それ以外の部分に、周りを惹きつける魅力があるのかなとも思います。可愛げない印象だけど、お母さんへの意地みたいな、プライドみたいなものもこの年齢少しはあると思うし憎めなくて魅力的な主人公。

  • 嘘泣きできるりくが羨ましい

  • 少女漫画というより、もはや文学。
    わたしもむかしはこんなガラス細工のような繊細なこころをもった少女だった、はず。
    いまはただの経産婦になりました。
    女子高校生におすすめのマンガです。
    感性がにぶらないうちに読んでください。
    でも、中年女子が読んでも、むっちゃ泣ける~

  • 好きな人が私にくれた本。おもしろかった。
    文庫本で漫画って、あるんですね。

    猫村さんが好きだったわけではなく、あの絵も特に好きというわけではないけど、なんだかりくちゃんとそのお母さんの美女具合が伝わってきました。
    そして、関西のおばちゃん達は本当におもしろい。腹を抱えて笑いながら、読みました。
    ほしよりこさんが関西ご出身なのですね、そうじゃなきゃこのリアルな面白さはなかなか出せないと思いました。

  • 逢沢りくは14歳。
    おしゃれなパパとカンペキなママと暮らす。
    ママは食べ物や飲み物(水)や生活全般に気を遣い、関西人や関西弁が嫌い。
    りくはママの希望通りに育ち、言われた通りに行動することができる。
    また美人なりくは、人前で涙をこぼすのが得意。
    パパは実は会社のアルバイトの女性と付き合ってる。
    りくはそれも知っている。
    パパの誕生日に彼女は鳥を買って家で飼うことを強要する。
    ある日、りくはママから、関西のおばさんのうちへ行くことになったと告げられ、パパに付き添われ、おばさんのうちへ行く。鳥を連れて。

  • 猫村さんは以前から大好きでしたが、
    他にもこんな素敵な漫画を書かれていらっしゃったんですね〜

    石田ゆり子さんの帯に惹かれて、手に取りました。

    サラサラとら読めてしまうのに、この切なくて
    優しくて、あたたかい感情はなんだろう。。

    りくちゃんから、いつかポロっと出てしまう関西弁を
    聞くことができたら、幸せだなぁなんて思いました。

    りくちゃんの心をあたたかくほぐしてくれた、
    関西人。関西に住んでるので、少し嬉しかった。

    いつか、コテコテな関西ネタを聞いて
    笑っているりくちゃんが見たい!

  • お母さんにイラッとする。
    弱いお母さん

  • ものすごい共感してしまいました。
    感情を押し殺し、誰かの顔見て勝手にこうした方がいいのかなと考える中学生と、似た様な親。そして、親戚は関西人…。
    私の小さい頃過ぎて、なんだこれは…と思いました。ま、違うのはそんなになんでも出来る子ではなかったあたり。笑
    でも、きっと誰もがこんな時あったと思うんです。
    簡単にいうと反抗期。
    このあとのりくが気になる。

  • きょんきょんのおすすめ。
    私も泣けた。笑えた。
    私とは重ならないけど、きょんきょんとは重なったらしく、書評も見事。
    「逢沢りくがべたな関西ネタに涙を流すほど大笑いする日はきっと近い。頑張れ十四歳!」
    本当に変わったコミックなのに、絵がよい。
    関西弁もうけたうけた。
    ああいうおおらかさが欲しかったなあ。つっこみとか、かまえかた。きょんきょんありがとう!

  • 母親にコントロールされている自分を演じる少女。演じている自分が自分であると思い込もうとしているが,無理が出始める。

  • 猫村さんのほしさんの漫画。
    以前から単行本での購入を考えていたが、文庫が出て書店で全部読んでしまった!
    読んでから買えば良かったと後悔。
    絵はラフ、もしくは下書きの様な鉛筆で書かれた素朴な物。
    完璧な両親の元に生まれたなんだかオーラがあるりく。
    まだ中学生なのに達観しているところもあれば、何の知らない幼子みたいなところがあり、目が離せない。
    憧れる部分もあるけど、きっとしんどいだろうな。

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著者プロフィール

1974年生まれ。関西在住。2003年7月より、「きょうの猫村さん」をネット上で連載。2005年7月に初の単行本『きょうの猫村さん 1』を出版し、日本中の老若男女を虜に。2015年には『逢沢りく』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。著書に『きょうの猫村さん』『カーサの猫村さん』シリーズのほか、『僕とポーク』『山とそば』『B&D』がある。

「2017年 『2018年「きょうの猫村さん」卓上カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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