運命に、似た恋 (文春文庫) (文春文庫 き 42-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 413
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167907020

作品紹介・あらすじ

クリーニング店で働くバツイチ子持ちのカスミは、新進気鋭の若手デザイナー、ユーリと出逢う。彼は、幼い頃に再会を約束した少年であった。 長い時を越えて、ふたりは恋に落ちる。しかし、やがて明らかになる真実。彼はあの時の少年ではないのか……?。 だとすれば、なぜカスミの前に現われたのか? 「ラブストーリーの神様」北川悦吏子が贈る、大人の純愛物語。 NHKで話題沸騰の連続ドラマ「運命に、似た恋」(主演:原田知世、斎藤工。毎週金曜日22時放送中)の完全ノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • 脚本家のせいが、無駄な場面展開とキャラクターが多い。
    元夫はいなくても良かったよね。
    まぁ、主人公の不幸は際立つけど。結局、子どもを早晩大人にして、好きな男のとこに行くなら、子どもの設定もいらないのでは❓
    年代が違いすぎて、理解及ばず、大人になりきれない人達の恋愛模様という感じで痛かった。
    マホは敵なのか味方なのか微妙だし。もう少し丁寧に描けば良いのに。

  • 「恋愛の神様」と呼ばれる北川悦吏子さん!
    ドラマは見ていなかったのですが、映像がどんどん頭に浮かんできて続きが気になって一気読みでした!!
    ドラマのノベライズなので細かい心情描写とかは物足りない部分がありますが、設定、展開、結末でお腹いっぱいです!

  • 思い出の男の子に再会するバツイチ子(高校生)もちの女性が主人公。
    人と人との関係性がさまざま描かれているけれど、この主人公親子の関係が良かった。幸不幸入り乱れる中、親子の絆は揺るがない。
    思い出の男の子(仮)をはじめとするデザイナーの産みの苦しみの描かれ方、元夫とのどうしても切りきれない関係などなど苦しくなるシーンもあり、起承転結の結部分が特に良かった。

  • ステキなストーリーでとても好きです。
    ドラマも好きで、読みながら映像と音楽が浮かびながら、楽しい時間を過ごすことができました。

  • 大好きです。
    北川悦吏子の作品は何を読んでも‼️
    自分の過去に、こんな場面あったな〜なんて、思い出と重なる所があったりして。
    今回も、続きが読みたくて、仕事にならなかった〜

  • クリーニング屋の店員と顧客として出会った二人が、少しずつ距離を縮めていく様子は、もどかしくも微笑ましくて。
    きっともっと若い頃に出会っていれば、勢いだけで上手くいったんだと思います。
    年齢を重ねると、恋愛ひとつも怖くなったりするんでしょうね。
    抱えてるものがあるなら尚更。
    幸せになってほしいと思う二人でした。

  • 20181120読了。ドラマを途中までみたことを読んでいる最中に思い出した。文章がすごく読みやすい。

  • 小説って結末までつまらないものだと思って我慢して読む時があるけど、これはちゃんと前半から読んでて楽しかった。ドキドキした。結構ぶ厚めだけど一日で読み終わっちゃった。恋愛話。

  • わたしもこういう運命的な、少女マンガみたいな恋がしたかった。ユーリにきれいだよって言われたいし、ツグミみたいな息子が欲しい。マホのことはいい気味だと思ってしまう。憧れが詰まってるのかな。悲劇のヒロイン感。最終的にはハッピーエンド。お伽話みたい。
    でも残念ながらわたしにはカスミとアムロのような想い出はないし、カスミのように結婚したこともないし子供もいない。こんなことがあったらドラマチックだけど、なんかうまくいきすぎて悔しいなという感じがしてしまいます。自分が惨めになりそう。あとカメ子が美少女っていうのも、ずるい。そんなスペックがあればヲタクだろうがストーカー行為してようがチャラになっちゃう気がする。美容コンプレックスなので、なんだか、羨ましいなあいいなあわたしとは違うなあ悲しい辛いっていう思いでした。

  • こ…これは…。一昔前の少女漫画のネタを詰め込んだかのような、ベタベタな展開に驚き。北川悦吏子といえば名作ドラマを多数手がけてるはずなのに、これは如何に…!
    なかでも中盤に、ユーリがカスミに告白する場面の「あなた、僕の、お姫さまなんで。運命の人なんで」ってセリフはどうなの、コレ。30代が聞いたらゾワッとするけど、40代なら一周回って嬉しいの?それともユーリのようなイケメンから言われるなら嬉しいの?
    ぬーん、ちょっと残念な一冊だったわ…。

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北川悦吏子の作品

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