虹の家のアリス (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2016年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167907136

作品紹介・あらすじ

心優しき新米探偵・仁木順平と聡明な助手の美少女・安梨沙。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をこよなく愛する二人が営む小さな探偵事務所には今日も奇妙な事件が持ちこまれる。

・ママ友の集う育児サークル〈虹の会〉に部屋の予約取り消し、脅迫状などの嫌がらせが続く。犯人の目的とは?…「虹の家のアリス」

・産院から生まれたばかりの赤ちゃんが消え、両親の若いカップルは病院を訴えると息巻くが…「牢の家のアリス」

・猫好き掲示板サイトに、飼い猫が殺されたという書き込みが相次ぐ。猫の名前はABC順になっていた。…「猫の家のアリス」

・安梨沙の実家を用事で訪れた仁木は、家庭教師をしていたという女性に、安梨沙が自分に冷たくなった理由を知りたいと頼まれる。…「幻の家のアリス」

・仁木の息子の恋人に元カノがストーカー行為をしているというのだが。…「鏡の家のアリス」

・複数の依頼人から、花泥棒が相次いでいると聞いた二人は…「夢の家のアリス」

六つの事件の後で、安梨沙が心に決めた決意とは――。



解説・大矢博子

みんなの感想まとめ

心優しき新米探偵と聡明な助手が繰り広げる日常ミステリ短編集で、懐かしさと温かさが漂います。仁木と安梨沙のコンビが、育児サークルの嫌がらせ事件や消えた赤ちゃんの謎、猫の殺害事件など、様々な小さな事件を解...

感想・レビュー・書評

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  • 読んだことあったかな?と思いながら読んでみた。「螺旋階段のアリス」の続編らしい。中年の探偵・仁木と美少女・安梨沙コンビの日常ミステリ短編集。初出が2001年だから、20年以上も前の話になる。その時代を懐かしく思いつつ読んだ。底意地の悪い、悪意の固まりのような人は、ほとんど出てこないので、ホッとするし読みやすい。

  • オール讀物2001年4月号虹の家のアリス、10月号牢の家のアリス、2002年1月号幻の家のアリス、5月号(改作)鏡の家のアリス、8月号夢の家のアリス、2001年11月講談社文庫「ABC」殺人事件に収録された猫の家のアリス、の6つの連作短編を2002年10月文藝春秋本格ミステリ・マスターズから刊行。2005年12月文春文庫化。2016年10月新装版文春文庫化。アリスシリーズ2作目。警察では扱って貰えないような事件なのは前作と同じで、それなりの面白さ、楽しさがありました。探偵助手の安梨紗がより悪魔的になっていて、二木さんが可哀想になります。安梨紗そのものの謎解きというのもありますが、ここは「ふーんそうかもね」でした。

  • 私には合わなかった…
    主人公が女性や若者を偏見の目で見ている感じがして、「そういう偏見を持った悪人」として描かれているわけでもないので、引っかかるところやもやもやが多く肝心のストーリーを楽しめなかった。

  • これで生計をたてていくのは難しそう。

  • 前編に続いて、私立探偵の仁木と亜里沙が街中にある小さな事件を解決していく、という話だった。
    でも、今度は仁木の立ち回りが大きくなり、亜里沙の役回りはちょっと小さくなった感じで、
    むしろバランスが取れたのかもしれない。
    あと、今回は家族がテーマという感じが全編を通してあったと思う。
    こういったテーマで探偵ものを扱っていく、というのはいいものだなぁ、と思ったりする。

  • 10年以上前に単行本で読んだのを忘れて、また買って読んでしまった。とはいえ、好きな加納さんの好きなシリーズなので再読もまた楽しかったです。

  • 前作で家出した案梨沙はまだ仁木娘と同居しているけど、仁木の家族がみんな出てきて、事件だけではなく、人間関係も動きが。 ほっこり日常系かと思いきや、割とブラックなところがあって、 産院から盗まれた赤ちゃんに、ネットで話題になったABC殺猫。解決するだけじゃなくて、裏の動きが怖い。弟がフラれて、ちゃんと相談料ふっかけられて、とかちゃんとバチは当たってるけど。やっぱり悪いことしたら傷つけたらこうなる。 でも、案梨沙は? 面白くて読みやすくて、息子婚約者のところはハラハラしたけど、少しだけモヤっとが残る。続編期待

  • 3

  • 面白かった!

  • 私には合わなかった…

  • 2018/10/2 Amazonより届く。
    2025/10/6〜10/9

    アリスシリーズの第2弾。
    早期退職後に始めた流行らない探偵、仁木順平と助手の安梨沙が主役の日常の謎を取り扱う連作短編集。
    ルイス・キャロルのアリスを読んだことがないないので、よくわからない例えがあったりするが、良い味を出している。続編が出ていないようだが、是非お願いしたい。

  • 2017.12.8-99

  • 2016/10/30

  • 【謎めいた美少女探偵の最後の決意とは?】新米探偵の仁木と助手の美少女・安梨沙が営む小さな事務所には今日も奇妙な事件が持ちこまれる。6つの事件の後、安梨沙の決意とは?

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著者プロフィール

1966年福岡県生まれ。’92年『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。’95年に『ガラスの麒麟』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)、2008年『レインレイン・ボウ』で第1回京都水無月大賞を受賞。著書に『掌の中の小鳥』『ささら さや』『モノレールねこ』『ぐるぐる猿と歌う鳥』『少年少女飛行倶楽部』『七人の敵がいる』『トオリヌケ キンシ』『カーテンコール!』『いつかの岸辺に跳ねていく』『二百十番館にようこそ』などがある。

「2021年 『ガラスの麒麟 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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