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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167907167
作品紹介・あらすじ
嫌なことがあって疲れ切った日も、会社を辞めようと決めた時も、30歳の誕生日も。いつも向かう先は「北」でした。北海道、青森、宮城、新潟など日本の北からグリーンランドまで、旅をしながら「北」に惹かれてしまう理由を探っているうちに、自らのルーツを巡るアレコレが見えてきて……。北を求めつづける10年間を描いた「逃北」エッセイ!
巻末に俳優・千葉雄大との特別対談を収録。
みんなの感想まとめ
旅を通じて自らのルーツを探るこのエッセイは、著者が「北」に惹かれる理由を深く掘り下げています。北海道や東北の町々を舞台に、観光地ではなく地元の人々とのふれあいや、寂れた街並みを楽しむ姿勢が描かれ、読者...
感想・レビュー・書評
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再読。東北へ旅した話聞いたら読みたくて。ちょっと前の話だけど能町さんの旅の姿勢(観光地を見ない、地元民に溶け込むなど)はとても好き。鉄道好きだし北へ行きたくなる理由も何となくわかる。落ち着いたらこんな旅をしたいと妄想する。
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北志向、南志向の人確かにいますよね。僕はどちらでもないのですが、まあどちらかというと北かな?という程度ですが、妻はバリバリの北方原理主義者なので、基本南の島へ行きたいなどとはまかり間違っても言いません。とにかく北。
著者の能町みね子さんは何かあると北に逃避する人のようです。しかも観光地ではなく普通の寂れ気味の街並みがお好きのようで、正直我ら夫婦の趣向とめちゃめちゃ似ています。
その町に溶け込んで、出来れば地元の人だと思われたいくらいの感覚。とても理解できるし、むしろ理解者を見つけた位の感覚です。
能町さんも本書内で何度か言っていますが、本人は褒めているつもりでも受け取り手は馬鹿にされていると感じる可能性があります。
僕らも何の変哲もない古びた町(そういう事言うと川越や谷根千を思い浮かべる人居ますがちがうから)を歩いて、なんて事は無い民家や寂れた商店街に胸を躍らせるわけなんです。そして町の古い定食屋、ラーメン屋、居酒屋なんかを訪れ、古い喫茶店あれば入り、地元の図書館でくつろぐ。全く観光要素無いのにめちゃ楽しい。地元の人から不審な目で見られるなんて日常茶飯事です。分かるわけないよねえ。
この本を読んでワクワク出来る人とは話が合いそうです。 -
北に住むものとして、北に逃げて来たい なんて言われたら嬉しいなと思いました
雪のミルフィーユや、とんがり などの面白表現、北で出会った人々と日常 とても面白かったし、私も北は好きなので是非また逃北してほしい!違う逃北のエッセイ書いてください!楽しみにしてます! -
旅先に住むつもりで各所をまわる、生活者目線、地元に溶け込むといった感覚はとってもよくわかります。自分も旅先ではいかにも旅行者的な振る舞いをするのではなく、さも地元に住んでいるかのような振る舞いにあこがれますし、観光名所でもなんでもないところでそこに住む人々の生活感を感じることを楽しんでいます。
著者は北を目指すとのことでしたが、自分の場合(逃げるわけではありませんが)なんとなく「西」に目がいってしまいます。 -
とにかく驚いた。自分もかなり北好きではあるが、何故か?というのが自分でもよくわからずにいたのだが、それを見事に言語化して頂き、また趣味嗜好も全く同じでグリーンランドのヌークに至っては惹かれた理由も同じで読みながらニヤニヤしてしまったくらい。
その地で暮らす妄想とかわかりすぎて。
自分は能町さんほどのフットワークの軽さがないので、できるならお会いして北の地のお話をしたい!
とりあえず稚内と夕張は行ってみたいなぁ -
逃げたい!という一心で手に取りました。
仕事から逃げたいわけですが、
世の中はなかなか旅行に行かせてくれません。
北に逃げることが好きな筆者の
いろんな北の旅を紹介してくれる本でした。
私も「北」が好きになるかはまだわかりませんが、
自分はどこに逃げたいのか?
というのはしっかり考えてみたいと思いました。
とにかく旅行に行きたくなる本です。 -
やっぱり能町さんは面白いわ〜!
ひとり旅がしたくなったな。 -
最北端エリアに住む人間からすると、そんなに良いのかしら?という気持ちと、私自身元々道北在住なのにさらに北へ移住しているので、わかる気持ちと半々。
能町さんの文章は、冷静なのに温かく、ふざけ過ぎず読みやすく大好きです。 -
観光ではないと思う。逃北して、その地域の住民になりきりながら旅をしている。
→私も一人旅する時はやってみたい
東京の自分と北の自分を乖離させているようだ。疲れた時に第二の自分がいる北へ逃げて、そこで気持ちを入れ替えているんだと思った。
最後の章で「本来は自分は封建的な人間」と言っていたが、普段生きる中で自分の中の(封建的な)軸がブレたとき、その軸を矯正するために北に行っているのではないか。
能町さんは自分の故郷が北海道なのか茨城なのか定まらない、自信を持って故郷と言える場所が欲しいと言っていたが、だんだん親戚のルーツを辿るようになったのは、北が自分の故郷である証拠をみつけたかったからなのでは。
もう1人の自分がいるところって一体どこだろう。多分自分にもこういうのは必要。
考えさせられる。 -
陰鬱でどこまでもだだっ広くてだいたい曇りで人も明るくないけど惹かれる景色。故郷である石川県は中途半端な場所だと本書で書かれたけど、その情景は私にとっても懐かしい風景だ。とりあえず旅とか楽しいことは南!南ったら南!!と思っていたけど、描かれていたような情景をみに北にいくのも悪くないと思えた。あー旅したい。
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草野さんの最近読んだ本で、興味を持つ。
旅中に読むにふさわしい。まさに逃北できた。逃北の気持ちはよく分かる、わたしにはルーツ探りという面はないけれど。
ラジオで聴いてからずっと尻屋崎に行きたい。 -
旅と言うより、故郷への逃避。
その向かうべき先は、楽園の如きリゾート地にお客様として迎えてくれる南国。ではなく、何もない北こそ相応しい。北海道、青森、新潟、長野、宮城、そしてグリーンランド。観光とは少し違うココロの癒し方。北の出身である身としては、シンパシーを感じ得ない。
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能町みね子さんのエッセイ。
北国(定義は著者参照)のとがったところとか、少しさみしいかんじのところとか、旅をしているところが魅力的。
北国へ惹かれる気持ち、わかる。
なにか、こう、惹きつけるものがある。
しかし、何より、観光を目的とした旅ではなく、「そこの住民として」行動するという、能町さんの感覚に頷く。
「ヴァーチャル地元民生活」。
グリーンランド、訪れたい。
「でも、私はそういうところよりも、『ここで暮らしてたら行くであろうところ』が好きなのです。」
「街をうろうろ散歩したり、ただ喫茶店などえダラダラしたり、したい。」
こういう旅、素敵。 -
これも好きやね。ギッザギザのリアス式海岸を私も体感したい!電車の貼り紙の件が好き。私は寒いのは苦手なのですが、最近岩手辺りの温泉に行きたいとモヤモヤ思っている。逃北?
千葉雄大君の対談が誠実で素敵です。 -
そうそう、だから私は北から逃げてきたのです。でも、北の気性は変わらない…。
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とても面白かったです。北へ行きたくなりました。能町さんは特に名所には行かれてないのですが、訪れている土地が素敵で心惹かれました。さみしくていいな。恥ずかしながら、北上したのが国内で、しかも長野くらいまでなので、もっと北へ行ってみたいです。寒いのは苦手ですが、雪景色や冷たく澄んだ空気は好きです。チームひとり旅いいなぁ。。
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能町さんにとって「逃北」とは、自分のルーツへの希求であり、人生のリセット行為ないしセーブ行為なのかも。
なんか分かるかも。
「旅先住んだつもり設定」はすごい共感 笑。 -
あ〜わかる〜〜すごくわかる〜〜と終始思いながら読んだ。私も祖父母のルーツまで辿らないと東京を出られず、自意識を持て余していた頃、つねにどこかへ「帰りたい」と願い、その想像上の故郷はいつも北国でした。夏の青空より雪が降りそうな真冬の空が好き。読んでる間中、つめたい風を身体に受けているような心地良さの中にいるようだった。「ひとり旅ごはん困るよ問題」もぜひいつの日か能町さんに掘り下げてもらいたい。
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グリーンランドの話が面白かった。
北の気性のことを、ちょっと内向きで、本音を言わず耐えがちで、プライドと卑屈さがないまぜになったような性質、と書いてあった。
ほんとにその通りと思う… -
東北に行こうと思ったときに
出会ってしまった「逃北」。
ああ、もしかしたら私もそんな気分なのかもしれない。
と、読み進むと、なんともいえぬおかしみが
あって、北へ行くこと。寒さの中に飛び込んでいく
ことが、こんなにもワクワクと愉しいことなのか
と、能町さんに教えられた。
旅の途中の視点が、さらにおもしろいものは
ないか…と、探したり、発見して一人笑ったり。
東北旅の前に出会えて、ほんとによかった。
楽しさ増量に感謝。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
能町みね子の作品
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感想 :

東北ならぬ、逃北ですか?!
旅の姿勢いいですね~
観光地はちゃっかり行ってしまいますがお土産はス...
東北ならぬ、逃北ですか?!
旅の姿勢いいですね~
観光地はちゃっかり行ってしまいますがお土産はスーパーで物色します。地元民に溶け込む感じって興味あります。
表紙がコミカル悲壮感漂う感じで魅かれます~
読みたい本リストに入れておきます♪
能町さんの手書き地図やイラストもあって、旅の行程がわかりやすくなってます。
「コミカル悲壮感」もコ...
能町さんの手書き地図やイラストもあって、旅の行程がわかりやすくなってます。
「コミカル悲壮感」もコミカル度かなり高めで全編にわたって漂ってますよ。
おすすめしま〜す!