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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167907235
感想・レビュー・書評
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下巻は一気読みでした。
もしケネディ暗殺がなかったら...から
始まった物語ですが
ただひたすらに主人公ジェイクと
セイディーの壮大なラブストーリー
だったんだなと。
読後が切なくて。
たまらない気持ちになりました。
切ない感じは、グリーンマイルに似てます。
キングはこういう作品もよいですよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中巻の最後で「ええーーっ?!」という事件が起き、下巻はもう、転がりおちるようにサクサク読むだけだなと思っていましたが、そうはいきませんでした…。
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主人公のジョージ・アンバースン(本名はジェイク・エピング)は、過去の世界で出会ったセイディーと、恋に落ちた。
しかし、過去のある出来事を変えようとするジョージの前に、そしてセイディーの身に、「過去からの脅威」が勢いを増して襲いかかってくる。
過去は変わるのか、そしてその先に見えるものとは…
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登場人物たちや、状況がある程度は頭に入っているため、上巻ほど時間はかからなかったものの、ある出来事をひっくりかえそうとするくだりは、「この描写、いるかな」と思うところがやはり多々ありました。
他の方の感想にもあるように、そもそもアルから依頼された「ある出来事を変えてくれ」という約束を、ジョージが守る必要性はどこにもありません。
その出来事を変えれば良い未来がやってくるはずだ、というのは、所詮アルの考えにすぎないし、それを命をかけてまでジョージが遂行する必要は、まったくないのです。
にも関わらず、ある出来事を変えようとジョージは必死に過去に抵抗しつづけます。
まるでアルからなにか暗示をかけられたように、その道しか見えていないのです。
その盲目的なジョージの行動が、わたしにはだんだんと怖くなりました。
「過去のある出来事さえ変えられれば、幸せを必ずつかめたはずだ」
うまくいかない現実を目の前にしたとき、人はそう思うことがあります。
でも運命の分岐点へもどり、選択を変えたとして、その先には幸せが待っているかどうかは、誰にもわかりません。
なぜなら、ずっと平坦で、谷も山もない人生なんて、地球上のだれひとりとして歩むことはできないのですから。
タイムトンネルをくぐった先に、いつも存在していた「イエロー・カード・マン」の正体について、その一部が最終章で明かされています。
「イエロー・カード・マン」、いえ最後の章では「グリーン・カード・マン」ですが、彼らの存在に、人間の英知のおよばない、なにか「大いなるもの」の力を感じざるを得ません。
☆は3をつけましたが、限りなく2に近い3です。
このラストをよしとするかどうかは、意見がわかれるだろうなと思いましたが、ひとまず物語が締めくくられたことは、よかったと思いました。
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よくあるタイムスリップものであるが、過去に行ってケネディを助けるといった発想が面白かった。
前半から中盤までは盛り上がりにかけた。 -
下巻まで読んでこそ、物語の素晴らしさがわかりました。過去を変えること、果たしてそれが良い未来を作るのかということ。人を愛することとは何なのか。今を生きるとはどういうことなのか。ドラマも見てみたいです。
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面白かった!
ケネディ大統領の暗殺を阻止するために過去へ行き生活する男の話。
最後は泣けます。
歴史を変えるとは・・・・予想外のラスト。
そしてケネディの暗殺について詳しく知りたくなった。 -
繰り返し現れる不気味なキーワードや懐かしいあの子たちの登場など、キングファンに嬉しい仕掛けが。
自分がアメリカ史やアメリカの政治に詳しければ、もっとノスタルジーを強く感じられ、ラストシーンの切なさも増したのではないかと思うと惜しいが、久々に次のページを捲る手がもどかしいようなワクワク感を味わえた。 -
3冊を読み終え正直、大作には違いないのですが長すぎました。途中中弛みがあり、3冊目に至ってようやく先が見え始め、加速度が付いて読み終えた感じです。この小説は最後まで読まないと意味がありません。読後感は良かったです。作者の構想は40年あったということですから、膨大な資料に基づき作り上げた歴史的事実に沿った内容であるようです。(勿論、ケネディ暗殺の犯人は未だ謎ですが…)その時代の様子もかなり詳しく描写されています。それこそ古き良きアメリカ合衆国と言うべきなのでしょう。
タイムスリップする場所、兎の穴に立つイエローカードマンとグリーンカードマンの存在。バタフライ効果、過去を変えることが意味するものは…地球規模での様々な変動が始まっている今を照らし合わせると不気味な感じがしました。 -
ディークの電話の叫びに所構わず泣きそうになった。どうしてもタイムトラベル、ケネディ暗殺をどう料理するのか意識して読んでたけど、キングの小説は人なんだと再確認しました。
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感涙? ふーん。
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上中下とあって、やっぱりキングの長編は長い。
描かれている古き良きアメリカの空気感は肌で感じられるほどだったし、この規模のプロットを制御できるキングはやっぱり凄いと思った。
個人的には『スタンド・バイ・ミー』や『リーシーの物語』のほうが登場人物の心情が練られていて好きだけど、最後のシーンでちゃんと感動させられたので好きな小説にはなった。 -
いやー、さすがキング!!面白かった!
この物語は2011年から1958年に通じるタイムトンネルを通り、ケネディ暗殺を阻止するといあもの。
ラストは
なるほどー!こう終わるのか!!
って感動もある!
さすがです!キング先生!! -
2025.3.26
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過去を変えることができたら――。個人的なことであれ、社会的なことであれ、たぶん、多くのひとが一度は考えたことがあるのではないかと思います。だからこそフィクションは数多くの時を超える物語を生んできたのではないか、とも。ケネディ暗殺を阻止しろ、と死期の迫った友人から想いを託された主人公が過去に戻って奔走する本作も、過去を変えようとする物語。
様々なジャンルの要素を内包する長大な(文庫本にして1400ページを越える)物語は、中盤以降は恋愛小説としての大きな魅力を持って進んでいき、あぁ最後までこの物語に付き合って良かった、と心から思えるような結末を迎えます。時を超える壮大な冒険と恋の物語、ぜひおすすめです。 -
最初なかなか進まないな〜と思っていましたが後半は一気に読みました。
初めて読んだスティーヴン・キング作品。悪くないです。
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