11/22/63 下 (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (2016年10月7日発売)
4.12
  • (57)
  • (57)
  • (31)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 608
感想 : 44
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167907235

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 下巻は一気読みでした。

    もしケネディ暗殺がなかったら...から
    始まった物語ですが
    ただひたすらに主人公ジェイクと
    セイディーの壮大なラブストーリー
    だったんだなと。

    読後が切なくて。
    たまらない気持ちになりました。

    切ない感じは、グリーンマイルに似てます。
    キングはこういう作品もよいですよね。

  • 中巻の最後で「ええーーっ?!」という事件が起き、下巻はもう、転がりおちるようにサクサク読むだけだなと思っていましたが、そうはいきませんでした…。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    主人公のジョージ・アンバースン(本名はジェイク・エピング)は、過去の世界で出会ったセイディーと、恋に落ちた。

    しかし、過去のある出来事を変えようとするジョージの前に、そしてセイディーの身に、「過去からの脅威」が勢いを増して襲いかかってくる。

    過去は変わるのか、そしてその先に見えるものとは…
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    登場人物たちや、状況がある程度は頭に入っているため、上巻ほど時間はかからなかったものの、ある出来事をひっくりかえそうとするくだりは、「この描写、いるかな」と思うところがやはり多々ありました。

    他の方の感想にもあるように、そもそもアルから依頼された「ある出来事を変えてくれ」という約束を、ジョージが守る必要性はどこにもありません。
    その出来事を変えれば良い未来がやってくるはずだ、というのは、所詮アルの考えにすぎないし、それを命をかけてまでジョージが遂行する必要は、まったくないのです。

    にも関わらず、ある出来事を変えようとジョージは必死に過去に抵抗しつづけます。
    まるでアルからなにか暗示をかけられたように、その道しか見えていないのです。
    その盲目的なジョージの行動が、わたしにはだんだんと怖くなりました。

    「過去のある出来事さえ変えられれば、幸せを必ずつかめたはずだ」
    うまくいかない現実を目の前にしたとき、人はそう思うことがあります。

    でも運命の分岐点へもどり、選択を変えたとして、その先には幸せが待っているかどうかは、誰にもわかりません。
    なぜなら、ずっと平坦で、谷も山もない人生なんて、地球上のだれひとりとして歩むことはできないのですから。

    タイムトンネルをくぐった先に、いつも存在していた「イエロー・カード・マン」の正体について、その一部が最終章で明かされています。
    「イエロー・カード・マン」、いえ最後の章では「グリーン・カード・マン」ですが、彼らの存在に、人間の英知のおよばない、なにか「大いなるもの」の力を感じざるを得ません。

    ☆は3をつけましたが、限りなく2に近い3です。
    このラストをよしとするかどうかは、意見がわかれるだろうなと思いましたが、ひとまず物語が締めくくられたことは、よかったと思いました。

  • 見事にキングらしい小説でした。
    続きが気になってぐんぐん読み進められる、論理的に説明できないことはそのままスルー、大きな世界を書いているようで実は人の心が一番大きい。

    世界平和を実現するためにケネディ暗殺を阻止しようとするジェイク。
    しかし過去は改変されることに抵抗する。
    改変が大きくなればなるほど、抵抗も大きくなる。
    ケネディ暗殺を阻止することは、ジェイクの命がけのミッションとなる。

    さて、読者である私は、ケネディが暗殺された世界に生きている。
    だからキングが本格的なSF作家でも歴史小説家でもないのだから、多分ケネディは暗殺されると予想。
    そのうえで、多くの試練を乗り越えてきているジェイクとセイディーの恋はハッピーエンドで終わると想像し、落としどころを考える。

    結末は、ものすごく納得。
    実はラストを考えたのは息子さんらしいけど、これ以外のラストなら、私はきっと文句を言っていたと思う。
    自分では考えつかなかったけれど。

    ただ、ここがキングらしくスルーされているけれど、ジェイクには過去を変える義務はないはずなのに、なぜああも暗殺阻止に全力を尽くすのか。
    本人も阻止するためにオズワルドを殺さなければならないことに十分なためらいを持っているのに、後戻りできなくなっている。
    どういう生い立ちの持ち主が、そのような思考の持ち主になるのかと疑問に思ったけれど、ジェイクの過去についてはアル中の妻と最近離婚したことくらいしかない。
    ジェイクの過去は、ストーリーを動かすのには無関係ということだ。

    ではなぜ、気の向かない義務でもないことにジェイクは関わっていこうとするのか。
    このあいだ読んだ伊坂幸太郎の小説に、詐欺師の手口が書いてあった。
    自分の選ぶ道は気の向かない選択肢2つしかないと思わせ、ならばこっちを選ぶしかないと誘導するのだそうだ。
    ケネディ暗殺を阻止するか、自分の恋愛を優先するか。
    2択しかないと思われたジェイクの選んだ道は…。

    作品本編も面白かったけど、岐路に立つたびにジェイクが選ばなかった未来を想像するのも楽しかった。(必ずしもハッピーエンドではないけれど)
    タイムトラベル物って、そういうところがすごく好き。
    ああ、楽しかった。

  • 暴行を受けて瀕死の重態になるなど様々な困難に会いながら、しかも最愛の女性セイディーの命と引き換えに、何とかケネディ暗殺を直前に阻止することができた、主人公ジョージ(ジェイク)。しかし、それによって得たものは一体何だったのか??? ヴェトナム戦争での数千人の犠牲者は救えても、11/22/63直後にロサンジェルス大地震が勃発して七千人を超える死者が生じ、その後約30コもの原子爆弾が使用され、至るところで地震が頻発し、なんと北海道は海の底へ沈んでしまった。結局、過去を大きく変えると、未来に壊滅的な結果をもたらす、ということを実証しただけだったではないか!

    ジョージ(ジェイク)をここまでケネディ暗殺阻止に掻き立てたものは一体何だったのか。アルとの約束などとっとと反故にして、セイディーとの楽しい生活を謳歌しまえばいいのに! 読んでいてジョージ(ジェイク)の気持ちは理解できなかった。まあ、一度でも兎の穴を通ってしまうと、安住の地は永遠に失われてしまう、というのが著者の描くタイムトラベル・ワールドなのだと言ってしまえばそれまでなのだが・・・。

    分かったようでよく分からない、謎の言葉の数々も気にはなった。「すべてはひとつながり、分割できないんだ」、「これは谺」、「共鳴現象・時間旅行の副産物」、「〈イエローテンプルトンカード・マン〉は、強情な過去を擬人化した存在」、「一回の旅をするたびに、新しい゛紐゛がつくりだされる。その数が一定以上になると、おたがいにもつれはじめる。」???

    本作は、ケネディ暗殺の謎解きをテーマとした作品ではないが、あとがきによれば、著者はオズワルド単独犯行説を採っているとのこと。何れにしても、思いの外長編で、読みごたえはたっぷりだった。大作には違いない

  • よくあるタイムスリップものであるが、過去に行ってケネディを助けるといった発想が面白かった。
    前半から中盤までは盛り上がりにかけた。

  • 下巻まで読んでこそ、物語の素晴らしさがわかりました。過去を変えること、果たしてそれが良い未来を作るのかということ。人を愛することとは何なのか。今を生きるとはどういうことなのか。ドラマも見てみたいです。

  • 面白かった!
    ケネディ大統領の暗殺を阻止するために過去へ行き生活する男の話。
    最後は泣けます。
    歴史を変えるとは・・・・予想外のラスト。
    そしてケネディの暗殺について詳しく知りたくなった。

  • 繰り返し現れる不気味なキーワードや懐かしいあの子たちの登場など、キングファンに嬉しい仕掛けが。
    自分がアメリカ史やアメリカの政治に詳しければ、もっとノスタルジーを強く感じられ、ラストシーンの切なさも増したのではないかと思うと惜しいが、久々に次のページを捲る手がもどかしいようなワクワク感を味わえた。

  • 3冊を読み終え正直、大作には違いないのですが長すぎました。途中中弛みがあり、3冊目に至ってようやく先が見え始め、加速度が付いて読み終えた感じです。この小説は最後まで読まないと意味がありません。読後感は良かったです。作者の構想は40年あったということですから、膨大な資料に基づき作り上げた歴史的事実に沿った内容であるようです。(勿論、ケネディ暗殺の犯人は未だ謎ですが…)その時代の様子もかなり詳しく描写されています。それこそ古き良きアメリカ合衆国と言うべきなのでしょう。
    タイムスリップする場所、兎の穴に立つイエローカードマンとグリーンカードマンの存在。バタフライ効果、過去を変えることが意味するものは…地球規模での様々な変動が始まっている今を照らし合わせると不気味な感じがしました。

  • ディークの電話の叫びに所構わず泣きそうになった。どうしてもタイムトラベル、ケネディ暗殺をどう料理するのか意識して読んでたけど、キングの小説は人なんだと再確認しました。

  • 感涙? ふーん。

  • 上中下とあって、やっぱりキングの長編は長い。
    描かれている古き良きアメリカの空気感は肌で感じられるほどだったし、この規模のプロットを制御できるキングはやっぱり凄いと思った。
    個人的には『スタンド・バイ・ミー』や『リーシーの物語』のほうが登場人物の心情が練られていて好きだけど、最後のシーンでちゃんと感動させられたので好きな小説にはなった。


  • 読了。ストーリー、もといプロットはシンプルながらも、ケネディ暗殺という当該事件の5年前へのタイムトラベルで固定される設定の妙味がしっかりと効いており、何度もリセットできる設定でありながらも、向こうで過ごす5年という歳月は非常に重く、巻数を重ねるごとに読者にも実感できる構図になっているのが面白い。それぐらいセイディーとのロマンスや向こうの生活はノスタルジーに溢れながらもキラキラと輝いており、全てが悲劇的結末で幕を閉じたとしても、35歳の最後の青春が40歳になってはそう簡単にやり直しができないというのがたまらなく切ない。運命を変えようとした場合の強烈な抵抗も相まって、やはり時のルールは重いんだなと感じてしまう。この5年縛りの設定があるからこそ、過ごせば過ごすほど安易なリセットで失いたくない気持ちが募るし、それを捨ててでもやるべき決意の重さとその選択権が主人公の決断に委ねられる。

    もう一つ、過去の共鳴現象も面白く、リセットされても加えようとした変化の残滓は残るため、歴史改変を諦めても今までの行動が無駄ではないという風に報われるのがとても良かった。どれだけ死ぬ気で頑張っても、普通の人間にできるのは大それたことではなく、せいぜい愛する人の運命をささやかながら変える程度のものであり、それを思えば妻との離婚で喪失感しかなかった男が再び愛によって蘇るまでの時を超えた壮大なラブストーリーだったんだなと思う。結局、ジェイク・エピングことジョージ・アンバースンが欲しかったのは何よりも「使命」であり、人生の生きる目的と言っても過言ではない。それがアルとの約束だったのが、セイディーを救うことへと変化しただけの話なのだ。最後のダンスのシーンは本当に素晴らしいシーンだった。傑作。

  • いやー、さすがキング!!面白かった!

    この物語は2011年から1958年に通じるタイムトンネルを通り、ケネディ暗殺を阻止するといあもの。

    ラストは

    なるほどー!こう終わるのか!!

    って感動もある!

    さすがです!キング先生!!

  • 2025.3.26

  •  過去を変えることができたら――。個人的なことであれ、社会的なことであれ、たぶん、多くのひとが一度は考えたことがあるのではないかと思います。だからこそフィクションは数多くの時を超える物語を生んできたのではないか、とも。ケネディ暗殺を阻止しろ、と死期の迫った友人から想いを託された主人公が過去に戻って奔走する本作も、過去を変えようとする物語。

     様々なジャンルの要素を内包する長大な(文庫本にして1400ページを越える)物語は、中盤以降は恋愛小説としての大きな魅力を持って進んでいき、あぁ最後までこの物語に付き合って良かった、と心から思えるような結末を迎えます。時を超える壮大な冒険と恋の物語、ぜひおすすめです。

  • 自分のためのあらすじメモ。結末あり。

    ■概要
    ・教師の主人公、ジェイク。行きつけのハンバーガーショップのオーナー、アルから1950年代にタイムトラベルできる穴があることを打ち明けられる。
    ・アルは、歴史をいい方に変えるためにケネディ暗殺を阻止しようとしていたが、病気になりジェイクに代わりを依頼する。
    ・引き受けたジェイクは、過去の1950年代でも教師になる。そこでセイディーという女性と恋に落ちる。

    ■ハリーを救う
    ・現代で父親に家族を皆殺しにされたハリーの運命を救うために、父親ダニングを殺害。長男は間に合わなかったが、他のハリーと母親、兄弟の命を救う。しかし現代に戻るとハリーは結局ベトナム戦争で亡くなっていた。

    ■ケネディ暗殺の阻止
    ・☆一度現代に戻ると、過去であったことは全てリセットされてまたはじめからになる。いつも過去の同じ時点にしか戻れないというルールあり。過去の続きには戻れない。逆に言えば過去を変えても一度現代に戻ってまた過去に行くと全てなかったこと、元通りになっている。
    ・ケネディを守ることはベトナム戦争の発生を阻止できると考えたため、犯人オズワルドを盗聴したり監視したりし、動機や共犯者の有無をつきとめていく。

    ■セイディーとのラブストーリー
    ・同時にセイディーとの仲を深め、学校でも演劇の監督などをつとめ、生徒からも慕われる。ジェイクは徐々に過去こそ自分の生きるところだと思うようになっていく。
    ・過去改変をしようとすると、事故にあったり、改変を阻止するような出来事が起こる。過去は改変を望んでいないという世界のルールがある。
    ・セイディーは元夫(精神的におかしいところあり)に頬を包丁で切り裂かれてしまう。頬に跡が生涯残ってしまう。

    ■セイディーとともにケネディ暗殺阻止へ
    ・ジェイクは賭け事で、セイディーの頬の手術費用などのための収入を得ていたが、ギャングに暴行を受け、大怪我。記憶をなくしてしまう。
    ・記憶を取り戻したときには、すでにケネディ暗殺の数日前になっていた。
    ・セイディーには、未来からきたことや、ケネディ暗殺阻止のことを話す。しかしジェイクはセイディーを危険に巻き込まないように核心は話さなかった。
    ・ジェイクは手紙を残して一人でオズワルドに挑もうとする。しかしセイディーは一人でオズワルドに挑もうとしたジェイクを探し当てる。二人でケネディ暗殺を阻止しようと決意する。
    ・ケネディ暗殺の当日、何度も死ぬような危険な目にあいながら、ジェイクとセイディーは辛くもオズワルドを止める。しかしセイディーはオズワルドに撃たれて亡くなってしまう。
    ・ケネディは生き残り、改変された未来が実現。

    ■ケネディを守り抜いたあとの世界
    ・ケネディを守り、現代に戻るとそこは良い世界ではなく、とても悪い世界になっていた。治安はかなり悪化、食料不足、電気不足、断続的な地震、家には何重にもかけられる鍵。鼻のない若者(なにかの感染?)、外出許可証の携行、怯える通行人、パキスタン人は出ていけ!というような差別的な落書き、窓がわれているコンビニ、ヘイトスピーチ、食糧計画という建物(たぶん食糧が足りず自由に買えない世界)。
    ケネディを守ったにもかかわらず、そこは最初よりも荒廃した世界になっていた。
    ・その時代のハリーに出会い、きくと、ケネディは大統領をつとめあげたものの、その後北ベトナムが発展し(ベトナム戦争が回避されたためか)、世界の共産化を恐れた当時のアメリカ大統領はハノイに28発もの原爆を落としたという。
    ・また多発する地震により、数十年後に地球は割れ、全員死ぬとのこと。すでにいくつかな島は沈んだ。日本のいくつかの島も。
    ・他の国でも戦争が多発する世界になっていた。

    ■もう一度、過去へ
    ・セイディーを生かすため、また悪化した現代をみたジェイクは、もう一度過去に戻った。
    ・過去は改変を望まない。改変するとより悪いことが起こる‥。ジェイクの心はもう決まっていた。もう改変は行わないと。しかしセイディーにも会えないのか?会わないほうがいいのか?それぐらいの改変なら可能なのか?わからない。悩むジェイク。
    ・結末、ジェイクはセイディーには会わなかった。自分と出会わず、セイディーが生き残る方を望んだ。

    ■そして現代へ
    ・戻った現代は当初のような世界になっていた。インターネットでセイディーを調べると、独身のまま、まだ生きており、80歳になっていた。
    ・ラスト、セイディーをダンスに誘う。セイディーはどこかであなたにあったことがあるような気がする、という。ジェイクは違う時代でね、と答える。


    ■別エンド
    このラストには別エンドがある。上記がキングの息子が考えたラスト。こちらのほうがいいと考えて差し替えたらしい。元々のキングのエンドはキングのホームページがら読むことができる。

    別エンドは、
    ・新聞社がセイディー(80歳ぐらい)を取材している。セイディーの誕生日パーティーがひらかれている。その記事をジェイクが目にする。セイディーは別の人と結婚し、5人の子供とまご、たくさんのひ孫がいる。インタビューではセイディーは夫を愛していると話す。写真のセイディーにも頬に傷があるものの、すでに傷は古くなっており、気にならなくなっている。
    写真のセイディーのえくぼは、相変わらず美しいものだった、というもの。

    ■感想
    久しぶりに3冊とも夢中になって読んだ。中弛みあるものの面白かった。タイムトラベルの設定がいい。現代に戻るとより悪くなっていた場面はかなりひきこまれた。
    上巻の最初が読みにくさはあった。

    別エンドの場合、過去改変をまるっきりだれも覚えておらず、結局ジェイクのやったことは全て無意味に思える。でも切なさがのこり、これもスッキリ行くエンド。セイディーに子供たちもたくさんいるのがいいなと。

    一方で本のエンディングは、セイディーがすこし記憶を持っており、救いが少しだけある。ただセイディーがずっと独身なのは少し気になったかな。
    総じて面白かった。ケネディ暗殺についてはまったく詳しくなかったがそれでも読めた。

  • ケネディよりもオズワルドよりもセイディーなんよ。
    この女性のまぁ、魅力のあること。
    S.キングの作品に登場する女性はどれも魅力的。
    その中でも1,2を争うぐらいのキャラクターでした。

    エンディングはオリジナルも読みましたがやっぱりこっちがいい!
    オリジナルだと第六部は丸ごとなかったってことやろか?


    キングが褒めるジャック・フィニィの「ふりだしに戻る」はぜひ読んでみたい。

    大大大満足です。

  • 最初なかなか進まないな〜と思っていましたが後半は一気に読みました。
    初めて読んだスティーヴン・キング作品。悪くないです。

  • 中巻でダレたのが嘘のようにあっという間の下巻でした。
    いくつかのパターンでの結末を想像しながら読み進めたけど、ちょっとキングらしからぬ終わり方だった。
    小さく綺麗にまとまりすぎたなと思いつつあとがきを読んだら、どうも息子のアイデアを取り入れたらしい。
    キングだったらもっと荒々しさと若干のイタズラ心が残る結末だったんじゃないかな。あともっと、いやかなり蛇足ぎみに書いてたと思う。
    HPでキング版エンディングが読めるらしいので気が向いたらチェックしよう。
    ただ、結末にいたるまでの過程、終盤ラッシュは文句なしに面白かった。
    いつも以上にエンタメ性が出てて、長大な小説だけどほぼこのまま脚本なしでもハリウッド映画にできそうだなと思ってたら、すでにドラマ化されてましたね。
    そして本作もダークタワーシリーズの1つだと思われるので、あわせて読むと"紐"理論への理解が深まるのではないでしょうか。
    奇しくも主人公の名前がジェイクというところも共鳴現象でしょうね。

全40件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・キングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×