検察側の罪人 上 (文春文庫 し 60-1)

著者 :
  • 文藝春秋
3.61
  • (74)
  • (202)
  • (210)
  • (24)
  • (6)
本棚登録 : 2148
感想 : 122
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167907846

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久しぶりの王道な警察(検察)もの!!
    上巻ほぼ一気読み。

    これからどうなっていくのか・・・
    下巻を読むのがコワイけど、早速読んじゃおう。

    電車の映画の広告で見て、読んでみた!!
    役者さんは誰だったのかなw

    • きーちゃんさん
      映画は木村拓哉さんが三上、二宮和也さんが沖野役をしていますよ。
      下巻、ぜひぜひ読んでください!下巻も一気読みできますよ(笑)私は読んでいる...
      映画は木村拓哉さんが三上、二宮和也さんが沖野役をしていますよ。
      下巻、ぜひぜひ読んでください!下巻も一気読みできますよ(笑)私は読んでいる内に沖野が憑依したらしく(決して怪しい者ではないです;;;)読後しばらく、涙が止まりませんでした。読後ロスなんて殆どないのですが、この作品はロスになりました。
      2019/02/10
  • 警察組織が、裏で画策する話は今まで沢山読みましたが、検察は初めてでしたので新鮮でした。
    検察の仕事をよく知らなかったのでとても興味深かったです。自白ではなく状況証拠を積み上げてなんとか立件しようとする執念、冤罪を作り上げることができる権力がとても恐ろしかったです。

  • 雫井修介さんの著作は今までもかなり読んできたけど、これはその中でも本当に面白い。時間を忘れて読んでしまった。上巻を読んですぐに下巻に手を伸ばしてしまうくらい、次の展開が気になって気になって。映画にもなったくらいなので、かなり面白いだろうと思っていたけど、思っていた以上の面白さ。

  • 上巻の割と序盤で、あっこれは!と思いながら下巻まで読みました。予想通りではあったけど上下巻で構成されて長いお話でしたが読み応えありました

  • 面白い!面白すぎる!!
    二宮とキムタクが映画をするから
    読み始めたけど面白すぎる!!
    最上さんのキムタク感すごいし
    沖野の二宮感もすごい。役柄ピッタリ。
    映画の予告で二宮が松倉に罵声を浴びせてるシーンが
    あったけど、原作と同じ。
    p.272の
    「俺は人殺しと同じ空気吸って、反吐が出る思いでやってるんだよ!」ってところ、血の気引いた。
    早く映画が見たい!というか下巻を早く読みたい。
    最上は一線を超えた。これからどうするのか。
    とても気になる。

  • 下巻に感想。

  • フィクション・ノンフィクション取り混ぜて、刑事弁護人の話・警察の話・冤罪の話と色々読んできているので、もうこれは「小説」と割り切って読むことにした。

    しかし、それにしても、えーっ!
    それはないよな…で下巻に続く。

    ★検事も解剖に立ち合うらしいことは知っていたが、警察と一緒に最初からここまで捜査に関わったり(むしろ指揮してる)、警察と交代で同時期に取り調べをするとは知らなかった。
    ★松倉は鬼畜だが、沖野検事の最初の取り調べで、ちゃんと自分から余罪を話そうとしたのに、沖野に聞いてもらえなかった(勾留延長の理由として必要な為)時点で、弁護士に言った方が良かったんじゃないの?
    ★根津の事件捜査に関わっていた田名部係長、最上検事が松倉に入れ込み過ぎでちょっとおかしいな?と思って、調べないものかな?
    最上検事が北海道出身ということと出身大学はすぐにわかるだろうから、そうしたら、根津の寮のことをよく知っている田名部だったら、アレ?と思うだろうに。

  • とても面白く、興味のひかれる内容でした。
    検事と警察のやりとり他、会話等が興味深いです。
    早く先を読みたくてたまりませんでした。途中、先が見えてつまんない…と思ってましたが、まさかのことになり、楽しみました。

  • さすが雫井脩介。あっという間に読んでしまう。上巻の終わりがまた凄まじく…。
    下巻に続く。

  • 上巻読了。
    映画を公開日に見てから、書籍を読み始めました。

    物語が、大きく動き始めたところで、下巻に。
    コメントは、下巻と合わせて...

  • 数回挫折していて今度こそ!の再読。後半に掛けて一気読みせざるえを得ませんでした。最上検事がとった行動が下巻でどのような結末に結びつくのか。沖野検事はどうやってこの状況を乗り切るのか!?いよいよ、下巻です。

  • 雫井脩介さんの本を初読。
    今年読んだ本の中でもベスト3に入る秀作。
    女子中学生を殺したが、逃げ延びた男が凶悪殺人事件の捜査線上に浮上。担当検事の最上は、かつて女子中学生の両親が管理人をしていた寮の学生だった。当時、重要参考人であった男は時効が成立し、罪に問えない…。正義とは何か?法とは何か?
    ストーリーの設定が秀逸。身勝手な男への怒りに共感を覚えつつ、読み進める。驚愕の展開から、下巻へ!

著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で小説家デビュー。04年に刊行した『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞。他の作品に、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『殺気!』『つばさものがたり』『銀色の絆』『途中の一歩』『仮面同窓会』『検察側の罪人』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『望み』などがある。

「2021年 『霧をはらう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

雫井脩介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
雫井 脩介
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×