- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167907860
感想・レビュー・書評
-
幕末のダヴィンチと言われた鉄砲鍛冶、国友一貫斉の職人としての生き方を感じられる作品。この世界の不思議なことにはすべて理があるのだと、世界の本質に迫りたいという熱意や眼差しが素晴らしい。日本人は陽が上ることに感謝はすれど、何故なのか追求はしなかったが、西洋ではちゃんと世界の不思議を理解しようとしていたという見方が好きだった。今、途上国で働いてるんですが、こういう先人の思いが分かる人、この国にいるのかなぁとか思ってしまい、それすら傲慢なのかと思ったり。精進。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国友一貫斎藤兵衛、江戸出張と発明の日々。
山本兼一氏のエンジニア・職人への敬意が随所に感じられる。丁寧な口調ながら決して真人間とはいえない主人公も面白い。 -
後世において幕末のダビンチと言われた鉄砲鍛冶の人生を描いたもの。空気砲や無尽灯、万年筆、天体望遠鏡などを次々と製品化し、実現はしなかったが、潜水艦や気球なども発想している。なんと言っても職人気質・諦めない・細部に渡る丁寧な仕事、他人への感謝など、起業家に必須の思考や行動をぶれずにやり通す。作者の山本さんは「利久にたずねよ」も書いた方であり、他の著作も読みたくなった。
-
人生は他人と同じ歩幅で歩かなくてもよい。自分で考え、自分の歩幅で歩かなければ。
-
レビューは下巻にて
-
いいセリフはたくさんあったが、さらっとしすぎててものたりなかった。
-
一貫斎すごい!
-
25