夢をまことに (下) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2017年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167907877

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは、夢を追い求める過程とその苦労、そして人間の想像力の広がりです。作中では、天体望遠鏡の完成に至るまでの手作業の苦労が描かれ、現代の便利さとは対照的な挑戦が強調されています。読者は、単なる道具の...

感想・レビュー・書評

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  • ついに天体望遠鏡を完成させる。
    現代ではありふれているネジや鏡も、イチから手作業で作るとなると果てしない苦労があると分かる。
    潜水艦や飛行船まで夢想してしまう人間の想像力。

  • 上巻に記載

  • 2018/5/23
    下巻。
    上巻であまりにも長期間村をほっといたので心配していたのだけど、村の家族もできた人で何の問題もなかった。
    やはりできた人にはできた人が集まるのか。
    ずっとやり続けて楽しいと思えること、情熱を傾け続けられることが羨ましい。
    だいたいなんでも5年ぐらいで飽きちゃうんだけど、資質の問題かしら。
    5年で極めるわけではなく、5年ぐらいでぶち当たる大きさの壁を越えられてないような気がする。
    中途半端やねんなぁ、何やっても。

  • 江戸時代のダ・ヴィンチと呼ばれた国友一貫斎の半生記。もともとは火縄銃職人なのだが、創意工夫が好きな発明家気質で、空気銃、天体望遠鏡、灯油ランプ、万年筆などをほぼ独力で発明した実在の人らしい。
    エジソンもそうだが、とにかく失敗してもメゲない。失敗作の山を築きながら改善点を治しさらなる工夫を重ねて少しでも完成品に近づける、そのモチベーションが素晴らしい。

    ただ残念ながら、損得勘定の観点から考えれば、必ずしも良いものでもないだろう。実際作品中でも「それをなんぼで売りまんの?」と突っ込まれるシーンも再々出てくる。夢をまことにするなら、現実(まこと)のツラさも克服しなければならないわけで…。

    それでも、モノづくりに一意専心こだわり続け、空気が読めなくなって周りが見えなく、周囲から「変人」呼ばわりされても、気にせず自分の生き方を貫く姿勢。それでいて弱気な時は人の忠告に青ざめてうなだれる素直さ。こういう人物の生き方は読んでいて心地よい。下手な自己啓発本より勇気もやる気も沸いてくる。

    「工夫し改善していくことの楽しさ」ならモノづくりじゃなくても、マラソンでもクライミングでも、仕事だけでなく趣味や生活の中でいっぱい味わえるやないか!
    そう思えてきて、無性にソワソワとなってくる作品である。

  • いいセリフはたくさんあったが、さらっとしすぎててものたりなかった。

  • 26

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著者プロフィール

歴史・時代小説作家。1956年京都生まれ。同志社大学文学部を卒業後、出版社勤務を経てフリーのライターとなる。88年「信長を撃つ」で作家デビュー。99年「弾正の鷹」で小説NON短編時代小説賞、2001年『火天の城』で松本清張賞、09年『利休にたずねよ』で第140回直木賞を受賞。

「2022年 『夫婦商売 時代小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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