応えろ生きてる星 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2017年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167908447

みんなの感想まとめ

生きることの意味や命の大切さがテーマとなっている作品で、星が瞬くことが「進め」の合図であると示唆されています。間違いや失敗を恐れずに前に進むことの重要性が、エネルギー豊かに描かれており、読み手に心地良...

感想・レビュー・書評

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  • まるがほしい。でもバツがつく。バツがつく。
    バツってことは不正解?価値のないもの?ゴミ?
    じゃあどうしたらまるがもらえるの...?

    1人の生ある動物として。
    生きること、命を燃やすことと"星"が瞬くことが同義なら、星が瞬けばそれはすなわち「進め」の合図。
    間違えてもいい、進め。
    間違いは失敗じゃない。
    まるだとかバツだとか、気にするな。
    そんなもんかなぐり捨ててとにかく進め。

    その簡単でいて、なかなか気づけない些事を
    こんなにエネルギー豊かに美しく膨らませて頂き、
    読み手冥利に尽きます。
    心地良い読後感とタイトルの放つ光に改めてハッとさせられながら、本を閉じることができました。

  • 朔も廉次も自分が原因で諦めざるを得なかった夢と中途半端に別れてしまったことによって、自分が純粋に選ばれるわけがないと思っている。
    だから朔は純悟に執着するし、廉次は満優に全ての選択権を委ねる。
    そこにあの運命の夜に死んだ星だった自分を拾い上げてくれる存在に出会う。
    出会いのバー、泣く廉次を朔が抱えた部屋、廉次を追いかけて朔が叫ぶ朔の実家、再会するバーと印象的な場面が多かった。

  • やっぱり正体と目的が分からないといったサスペンス要素?のある物語は続きが気になってしまう
    朔の自由奔放なキャラクターもすごく魅力的で、朔と廉次の関係性も、2人が一緒にいてすごく楽しいのが伝わってきた
    だからこそ、ハッピーエンドで終わってくれたことが嬉しい!

  • 桃白白のせいでいいとこで笑った。

  • 面白かった!!泣けたよー!!

  • 今作も楽しいモノローグのおかげでイメージがつかみやすくあっという間に読み終えました。予定調和ではあるものの、圧倒的な熱量が会話にあってそれが羨ましく感じました。相手を想っての感情のぶつけ合いっていいですね。ないものねだりなだけかもですが

  • 2020/1/8
    いきなり衝撃的な展開からスタートして、スピード感に乗って一気に読んでしまいました。
    とらドラ!の作者ということで以前から小説が気になっていました。読んでみると感情の起伏が激しい人たちが織りなす物語だけどそれぞれのキャラの憎めなさというかそれぞれが持ち合わせている面白さがいい感じにミックスされているなと思います。
    いきなりのスタートが主人公の久田廉次が結婚パーティーで嫁さんになるはずだった満優に逃げられ、バーで飲んでいれば突然キスされて、みたいなわけ分かんない出だしに内容が後から追いついてくるといったところでしょうか。
    この廉次と朔のもつ物語内での勢いはどことなくとらドラ!のりゅうじと大河にも似ているものがあるなと思います。
    ふつうにこの話でアニメ化とかまたできるんじゃないかなと思います。

  • 相変わらず、ゆゆ子さんの書くキャラクターは、喜怒哀楽の激しい、エキセントリックな性格だなあ。
    そして怒涛の力業展開。
    正直所々置いてきぼりを食らった。
    うーん、自分が年をとったと言うことなのかなあ。それはそれでちょっと悲しい。

    クライマックスの主人公の咆哮から再会場面までは、これぞゆゆ子節という感じで、やっぱりいい。
    最近の物語では珍しく素直にハッピイエンドなのも良かった。

  • 「桃白白を知ってるか?」

    久しぶりの竹宮ゆゆこは、俺の好きな竹宮ゆゆこだった。
    甘くて苦くて身も蓋もなく空を見上げる、竹宮ゆゆこだった。

    前回が「知らない映画のサントラを聴く」だったから4年ぶり・・・内容を覚えていないごめんなさい。
    今回は、突然婚約者に逃げられた元マンガ家の元に正体不明の美女が現れて、仮面カップルを演じて婚約者を取り戻そう!とするお話。
    離島での一幕がよかった。ばらかもんの背景が再生された。

    行きつけの隠れ家バー欲しい。
    トラどら・田村君で高校生やってゴールデンタイムで大学生やってた頃が懐かしいけど、そのまま大人になって、夢破れて社会人やって結婚しちゃうような大人になって、でもがんばってる、そういう感じのお話だった。

    たぶんこれは忘れないと思う。でも忘れたらもう一回読みたいと思う。

    ちょっと遡ってゆゆぽ読もう。藤井太洋と並行して読もう。ギャップが楽しそうだ。

  • 衝撃的な場面から始まり最後まで一気読み。ふとした瞬間に気付く。こういう恋の始まりも良いものだ。
    あらすじ(背表紙より)
    結婚直前の会社員・廉次の前に現れた女は、突然のキスと、謎の言葉を残して消える。直後に、婚約者に目の前で別の男と駆け落ちをされた廉次は謎の女と再会。婚約者の行方をある手段で探し出そうとする。奪われて、失った、その先にあるものは―。過去と向き合い、抱え続けた痛みからの再生を描く書き下ろし長篇小説。

  • 廉次と朔 ともに人生で大きな失敗を
    犯したけれど まだ心の熱量は
    空に戻れるくらい持っている
    生きろ! 生きろ!
    竹宮ゆゆこ節にのれる人なら
    とても楽しめるパワフルな小説でした
    私は とても大好きです

  • 後味、よくはない。
    感情移入先が誰になるかというところでしょう。

  •  終始もってまわった言い回しで、これはいけません。

  • 相変わらずの男女のハチャメチャなゆゆこ節。   
    直情直球ど真ん中をひた走る。    
    しかしまぁよく飽きもせず毎回毎回こんな話を書けるもんだ。感心する。読むほうも読むほうだが(笑)。

  • 愛は雨のように、じゃなくて星のように?、注いでいる

  • 結婚式の前日に、見ず知らずの女性にバーで、突然のキス。そして結婚式で花嫁に逃げられと言う展開。

    「間違ってみなければ、わたしにはその大きさすら、きっと永遠にわからなかった。」

    出会いと別れは表裏一体。別れがあるから、出会いがある。大切なのは前を向いて歩けるかどうか。自分は絶対に幸せになる。夢を叶える。ふたりのベクトルが同じなら、別れすらもプラスなのかなと思う。

  • 【奪われて、失って。そして見つけたもの】結婚直前に現れた謎の女。突然のキスは不吉な予兆だった? 婚約者の逃亡、女との再会。めくるめく展開のなか男が見つけたものとは。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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