人工知能の見る夢は AIショートショート集 (文春文庫)

制作 : 人工知能学会  JSAI= 
  • 文藝春秋
3.23
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本棚登録 : 307
感想 : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167908508

作品紹介・あらすじ

SF作家と人工知能学会がコラボレーション! この一冊で、「人工知能の現在と未来」が丸わかり。日本を代表するSF作家たちが、人工知能をテーマにショートショートを競作。それをテーマ別に編集し、それぞれのテーマについて第一線の研究者たちがわかりやすい解説エッセイを書き下ろしました。名古屋大学・佐藤理史先生プロデュースの〈AI作家の小説〉も掲載!研究者の最新の知見と作家のイマジネーションが火花を散らす画期的コラボ企画が、文庫オリジナルで登場です。【テーマ一覧】◎対話システム ◎自動運転 ◎環境知能 ◎ゲームA I◎神経科学 ◎人工知能と法律 ◎人工知能と哲学 ◎人工知能と創作【執筆者一覧】《作家》若木未生、忍澤勉、宮内悠介、森深紅、渡邊利道、森岡浩之、図子慧、矢崎存美、江坂遊、田中啓文、林譲治、山口優、井上雅彦、橋元淳一郎、堀晃、山之口洋、高井信、新井素子、高野史緒、三島浩司、神坂一、かんべむさし、森下一仁、樺山三英《研究者》大澤博隆、稲葉通将、加藤真平、小林亮太、伊藤毅志、原田悦子、赤坂亮太、佐藤理史、久木田水生、松山諒平

感想・レビュー・書評

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  • 【この一冊で、「人工知能の現在と未来」が丸わかり!】SF作家たちが人工知能をテーマにショートショートを競作&第一線の研究者たちが解説を書き下し。〈AIが書いた小説〉も特別掲載。

  • かなり斜め読みしてしまったが、なかなか面白いのもあった。特に宮内氏の、会話だけで読ませるのが、さすが秀逸。世にも奇妙な物語とかでそのまま使われそうな感じだ。AIを姉さんと呼ぶトラック運転手も面白かった。

  • 人工知能の研究者たちが、SF作家にショートショートを依頼する、という形でできた作品。
    現在 どのような研究が行われているのか、どこが注目すべき点なのか、などが 章末の解説で解り、その解説に沿って作品を眺めると、非常に「なるほど」となる。

  • 2021.1.9市立図書館
    人工知能学会誌に連載されたSFショートショート作品をまとめた一冊。「対話システム」「自動運転」「環境に在る知能」「ゲームAI」「神経科学」「人工知能と法律」「人工知能と哲学」「人工知能と創作」といったテーマごとにその道の専門家の解説付。一編一編はみじかいのに、あれこれ考えさせられたり、読み返したりするので、ずいぶん時間をかけてやっと読み終えた。知的におもしろい。

    「対話システム」ぜんぶ、「自動運転」の「姉さん」、「環境に在る知能」ぜんぶ、「人工知能と哲学」ぜんぶ、それに「人工知能と創作」ぜんぶおもしろかった。人間的なロボットとロボット的な人間の境界について考えずにいられない「夜間飛行」(宮内悠介)、「習うより、教えてみて初めてものごとがわかる」から出発して子どもの成長の伴走ロボットを開発する「ダッシュ」(森下一仁)、音楽や文学の創作以上に受容/鑑賞/評価もまた人間にしかできない能力ではないかということに気づかされる「舟歌」(高野史緒)がとくに心に残る。新井素子「お片づけロボット」は共感しかない。最後に置かれた第4回星新一賞応募作品、プロットと文章の生成を機械化して制作された「人狼知能能力測定テスト」をみて、もうここまで書けるのか、とおどろかされた。

    まあそれにしても、SFショートショートの世界はみんな濃淡はあれ星新一の子ども/弟子なんだなぁ。そして、機械が書いたのだけは、星新一の匂いがしないのだった。

  • 8つに大きく分類された、AIを題材にしたショートショート集。結果的に、昔大量に読んだ星新一のショートショートと似た雰囲気の作品が多く懐かしさを感じた。
    最後にAIで作成したショートショートが掲載されているのが結構気が効いているな、と思った。

  • まあまあかなぁ

  • 人工知能の各分野をテーマとした短編に第一線の研究者が解説を付す。未来が垣間見られる意欲作。ラストにはAIが執筆した星新一賞応募作も掲載されている。

  • ショートショート27篇。もちろん各々オチがあるのだが、最後まで読んで小気味よく忘却の棚に片付けるでにショートコースとは言え途中の景色、結末への推測憶測妄想が小説の構成要素である。
    8つのテーマに分けられ、各々のテーマについて解説が入る。
    【ゲーム】では、人間とは異質のアプローチで〈棋力〉を獲得するに至った将棋や囲碁のA I の手が人間プロ棋士の参考になる事例から、将来の創造的分野での協働を予測する。

    人工知能は〈自己保存〉を〈本能〉として組み込まれれば、その究極の理想社会ではホモサピエンスを奴隷にして機械のボディをメインテナンスさせ、AI 同士でゲームなど嗜むだろうか。、文明を持った知性として地球で孤独な存在だった人類に伍して、将棋の形勢判断や詰み有無判定にPC活用されるように、AIが友達として文明維持発展に協力するだろうか

  • 人工知能学会誌で連載されていたAIショートショート集。AI専門家の解説がついているのが面白い。ロボットや自動運転、AIに心はあるか?といったテーマのなかで、新井素子さんの「お片付けロボット」が好き。お掃除じゃなくてお片付けね。共感。

  • 人工知能をテーマとした、SFショートショート集。人工知能学会が編集しているのがミソで、各章末に、研究者による解説が付いている。ショートショートは玉石混淆といったところ。

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著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2021年 『ゆっくり十まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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